高校生のSDGs学習を支援する「SB Student Ambassador Program」を博展主催のサステナブル・ブランド国際会議内で開催

PRESS RELEASE
株式会社 博展
報道関係者各位
2021 年 1 月 14 日


高校生の SDGs 学習を支援する「SB Student Ambassador Program」を
博展主催のサステナブル・ブランド国際会議内で開催
~全国からの論文選考による招待校 10 校が決定~

国内で 5 回目の開催となる「サステナブル・ブランド国際会議 2021 横浜」(2021 年 2 月 24 日・
25 日 開催)を主催する株式会社 博展は、株式会社日本旅行と連携し特別企画として「次世代育成」を
テーマに、高校生の SDGs 学習を支援する「SB Student Ambassador Program」を開催いたします。
特設サイト:https://www.sustainablebrands.jp/event/sb2021/special-student.html




本プログラムでは、ご応募をいただいた全国 40 校より厳正な論文選考によって 10 校を選抜し、横
浜特別招待枠の 2 校を加えた合計 12 校、高校生 48 名、先生 12 名を“SB Student Ambassador”とし
てお迎えいたします。


参加 12 校には、2 日間にわたる同会議のプログラムを通して持続可能性への知見を深めていただく
と同時に、多様なステークホルダーの方とのネットワークキングによりサステナブルな社会の実現に向
かい共創を始める機会をご提供いたします。


■招待校と各学校のテーマ(五十音順)
招待校 テーマ
大阪学芸中等教育学校 (大阪府) 「森と水、木材活用」
大谷高等学校(京都府) 「ツーリズム、アプリ開発~旅行アプリを舞台に~」
滝川第二高等学校(兵庫県) 「気候変動、海藻バイオマス」
玉川学園高等部(東京都) 「環境、プラスチック、ものづくり」
奈良女子大学附属中等教育学校(奈良県) 「ツーリズム、マイクロ観光マップ」
雲雀丘学園高等学校(兵庫県) 「気候変動、マイボトル専用自販機」
文化学園大学杉並高等学校(東京都) 「森と水、サーバー式自販機による意識改革」
三田国際学園高等学校(東京都) 「気候変動、ウォーターフットプリント」
横浜清風高等学校(神奈川県) 「森と水、マイボトル向け自販機」
立命館高等学校(京都府) 「ツーリズム、サスポイキャンペーン」




PRESS RELEASE

■選考方法
4つのテーマ(教育/森と水の保全/気候変動/ツーリズム)のうち1つを選択し、選択テーマに関連した
「SDGs 目標達成のために私たちが取り組めること」を 800 字以内の論文として提案。
審査委員会を設置し、①SDGs への理解度、②提案内容 ③提案力の 3 つの審査基準に加え、熱意や
革新性などの面から総合的に評価しました。


■SB Student Ambassador 全国大会(事前学習プログラム)について




本プログラムの選考に先駆けて、全国の高校生が SDGs の基礎知識や実際の取り組みを学ぶ「SB
Student Ambassador 全国大会」を東日本ブロック(2020 年 10 月 17 日、会場:日本大学経済学部)
オンラインブロック(2020 年 10 月 17 日)・西日本ブロック(2020 年 10 月 24 日、会場: 関西大学
千里山キャンパス)で実施し、合計 75 校にご参加いただきました。


参加者らは最先端の活動に取り組むオピニオンリーダーによる「SDGs 基礎講座」を聴講し、実際に
各業界でサステナブルな社会の実現に向けて活躍する企業の担当者らを交え、これからの社会にどう
SDGs を取り入れるかを考えるワークショップに取り組みました。
今回の論文選考にも、事前学習プログラム参加学校から多数のご応募をいただきました。


▼開催レポート記事はこちら
https://www.sustainablebrands.jp/news/jp/detail/1198848_1501.html
https://www.sustainablebrands.jp/news/jp/detail/1198899_1501.html


■当社が本会議を開催する背景・目指していること
2030 年に向けて SDGs(Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標))達成への機運が
高まる中、イベント業界にある当社は、イベントやメディアを通じて日本市場にサステナビリティの考
え方を広めることが企業責任であると捉え、2015 年より米国サステナブル・ライフ・メディア社(以
下、
「SLM 社」
)と提携し、日本におけるサステナブル・ブランド(以下 SB) コミュニティ活動をスタ
ートいたしました。SB とは、経営の根幹に「サステナビリティ(持続可能性)
」を取り入れ、自社の競
争力とブランド価値を高め、持続可能な社会を目指すコミュニティを形成する取り組みです。


一企業、一団体では達成困難な SDGs に対して、組織の枠、企業の垣根、そして国境を越えた交流の
場を提供し、参加者同士が次なるイノベーションを生み出すプラットフォームの創出を目指しています。





PRESS RELEASE

▼ 株式会社 博展
代表者 代表取締役社長 田口 徳久
所在地 〒104-0045 東京都中央区築地 1-13-14 NBF 東銀座スクエア 9 階
設立 1970 年 3 月
事業内容 「Communication Design®」の提供を通じて、人と人が出会う“場“と、そこで生みださ
れる感動や経験の“体験“をより価値あるものにするために、企業のマーケティング活動に
感動や経験という体験価値を提供するパートナーとして、
「Experience Marketing」を事
業領域とした、コンタクトポイントにおけるコミュニケーション開発及び統合型マーケ
ティングソリューションの提供を行っています。
公式サイト コーポレートサイト https://www.hakuten.co.jp/
クリエイティブサイト https://www.hakuten.co.jp/content/creative/
サステナブル・ブランド ジャパン https://www.sustainablebrands.jp/


以 上




▼ 本件に関するお問い合わせ先

<取材・メディアパートナーのご希望について>
株式会社 博展 経営企画部 担当:村松(むらまつ)
Mail: sb-press@hakuten.co.jp

<協賛プログラムについて>
「SB 2021 YOKOHAMA」高校生特別ご招待プログラム特設サイト:
https://www.sustainablebrands.jp/event/sb2021/special-student.html

「SB 2021 YOKOHAMA」 特設サイト:
https://www.sustainablebrands.jp/event/sb2021/

「サステナブル・ブランド ジャパン」サイト:https://www.sustainablebrands.jp





PRESS RELEASE

<参考資料>
■招待校と各学校のテーマおよび決定理由(五十音順)
・大阪学芸中等教育学校 (大阪府)
「森と水、木材活用」
ブロック大会のテーマ講演「森と水の保全」を理解し、Z世代である高校生の得意分野を活かしながら、企業と連携した
ビジネスを通して、長期的な目線で取り組むことができる提案を行った。
・大谷高等学校(京都府)
「ツーリズム、アプリ開発~旅行アプリを舞台に~」
”アプリの利用”、”消費者リテラシーの向上”、”受入側の変化”の 3 つの循環を生み出す仕組みが評価された。また、その
概念を自作の図やイメージ図でうまく表現できていた。
・滝川第二高等学校(兵庫県)
「気候変動、海藻バイオマス」
自分たちで考えた「海藻を用いた循環型社会」についてメリット、デメリットを整理し、さらに気候変動に具体的な対策
を行うため、様々な機関と連携した取組提案があった。
・玉川学園高等部(東京都)
「環境、プラスチック、ものづくり」
SDGs に対する理解度が非常に高かった。具体的提案には至っていないものの、企業との関わりの中から、新しいアイデ
アの芽が出ることを期待して選出。
・奈良女子大学附属中等教育学校(奈良県)
「ツーリズム、マイクロ観光マップ」
奈良県の課題を認識し、奈良県の良さを再発見し、発信するというプロセスで、地域の振興と学びを結び付けた取組を評
価。本会議で SDGs を学び、企業の意見を取り入れることで奈良県の観光振興に寄与していただきたい。
・雲雀丘学園高等学校(兵庫県)
「気候変動、マイボトル専用自販機」
高校生らしい独創的な発想で、高校生の有り余るエネルギーを活用して、社会課題にチャレンジしようという姿勢が見ら
れたと共に、高校生からムーブメントを起こしたいという意思が感じられた。
・文化学園大学杉並高等学校(東京都)
「森と水、サーバー式自販機による意識改革」
SDGs を知っているが、具体的な取組に至っていない人が多い現状を認識した上で、サーバー式自販機を利用すること
で、プラスチックの消費を減らすだけでなく、利用者の意識を変えることまでを目的とし、実践者を増やす提案が高く評
価された。
・三田国際学園高等学校(東京都)
「気候変動、ウォーターフットプリント」
フットプリントの概念を広め、日ごろ見えにくい水の使用量を可視化しようという取組について、ターゲット設定や周囲
の巻き込み方まで具体的な提案があった。
・横浜清風高等学校(神奈川県)
「森と水、マイボトル向け自販機」
消費者目線での”エコ”としての提案で終始せず、企業側のメリットが十分考えられており、サステナブル・ブランド国際
会議において企業側の意見を聞くことで、提案のさらなるブラッシュアップを期待したい。
・立命館高等学校(京都府)
「ツーリズム、サスポイキャンペーン」
”良い”旅行の価値基準に「持続可能であること」を加えようという視点で、旅行者と受入側の win-win の関係性を検討
できていた。また、自らアンケートを実施し、サステナブル・ツーリズムのロゴを製作するなど、熱意も感じられた。





11885