F351に関する研究論文発表

2023 年9月1日

各 位
会 社 名 株 式 会 社 ジ ー エ ヌ ア イ グ ル ー プ
代表者名 取締役代表執行役社長兼CEO イン・ルオ
(コード番号: 2160 東証グロース)
問合せ先 執行役最高戦略責任者 北川 智哉
(TEL. 03-6214-3600)


F351 に関する研究論文発表

株式会社ジーエヌアイグループ(以下「当社」
)は、当社の主要子会社である北京コンチネント薬業有限
公司(以下「北京コンチネント」)が中国にて第Ⅲ相臨床試験を行っているF351(ヒドロニドン)に関し
て、肝線維症改善作用のメカニズムに関する新しい研究論文「Hydronidone ameliorates liver fibrosis
by inhibiting activation of hepatic stellate cells via Smad7-mediated degradation of TGFβRI」
(仮訳:「ヒドロニンのSmad7によるTGFβRIの分解を介した肝星状細胞の活性化抑制による肝線維症の改
善」)が肝臓学においてグローバルで有力なLiver International誌に掲載されましたので、お知らせいた
します。


本論文の筆頭著者は、F351の第Ⅲ相臨床試験の治験統括医師であり、北京コンチネントのイン・ルオ博
士とイェン・ヤンピン博士も共著者です。この論文は、ヒドロニドンが肝線維症治療のための潜在的な薬
剤候補であると結論づけております。


詳細は、下記のLiver International誌オンライン版にある本論文のリンクをご参照ください。


https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/liv.15715


中国国家薬品監督管理局は2021年にF351を「画期的治療薬」に指定しており、F351は当社グループの将
来の医薬品パイプラインの中核を形成しています。


F351(一般名:ヒドロニドン)について
F351は、アイスーリュイの誘導体である新規開発化合物であり、内臓の線維化に重要な役割を果たす、
肝星細胞の増殖及びTGF-β伝達経路を阻害します。北京コンチネントは中国本土におけるF351の主要な特
許権を保有し、その他の国々に関しては、当社の持分法適用会社であるCatalyst Biosciences, Inc.がそ
の権利を保有しています。


以上


株式会社ジーエヌアイグループについて
株式会社ジーエヌアイグループは、東京証券取引所グロース市場に上場し、創薬、医薬品および生体材


料の開発、臨床試験、製造、販売、医療機器の日本導入を支援するコンサルティング等を米国、中国、
日本にて展開するグローバルヘルスケア企業です。詳細は以下の当社ホームページをご覧ください。
https://www.gnipharma.com/


北京コンチネント薬業有限公司について
北京コンチネントは、臓器線維症市場に焦点を当てた、収益性の高い完全統合型の専門的な医薬品企業
です。グローバルな研究開発能力、商業規模の製造施設、中国全土に広がる深い流通網、300人の営
業・マーケティングチームを有する北京コンチネントは、基幹薬アイスーリュイを抱え、中国における
特発性肺線維症(idiopathic pulmonary fibrosis, IPF)治療薬の中国におけるリーディング・カンパ
ニーです。また、中国で第Ⅲ相臨床試験中のB型肝炎に起因する肝線維症治療薬F351など、豊富なパイ
プラインを持つ潜在的資産も有しています。詳細は以下の北京コンチネントのホームページをご覧くだ
さい。
https://www.bjcontinent.com/





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