UBIC、特許調査・分析システム「PATENT EXPLORER」に約900万件の米国の特許データを追加

2016 年 6 月 28 日
報道資料
株式会社UBIC
(コード番号:2158、東証マザーズ)
(ティッカーシンボル:UBIC、NASDAQ)




UBIC、特許調査・分析システム「PATENT EXPLORER」に
約 900 万件の米国の特許データを追加
お客様の要望に対応した機能強化により、文献データの登録速度が
最大10倍も早くなり、作業時の操作性、使い勝手も向上



米ナスダックと東証マザーズに上場し、人工知能を駆使したビッグデータ解析事業を手が
けるUBIC(本社:東京都港区、代表取締役社長:守本正宏)は、独自開発の人工知能
「KIBIT」を用いた特許調査・分析システム「Lit i View PATENT EXPLORER」(リット・
アイ・ビュー パテントエクスプローラー、以下、PATENT EXPLORER)の機能を強化し、
約900万件以上の米国の特許をデータベースに収録、検索が可能となった他、特許データの
登録速度が最大10倍も早くなり、さらに調査分析業務を行う際の操作性や使い勝手を大幅に
向上したと発表しました。

PATENT EXPLORERは、2015年10月に提供を開始し、先行技術調査や無効資料調査など
の特許の分析業務を、従来の調査手法に比べて大幅に効率化し、精度や網羅性にも優れた点
が評価され、企業への導入が進んでいます。2016年3月には、国内の特許データベースから
公開特許広報など文献の検索、対象データの取得が行える機能を追加*1するなど、機能強化
に取り組んできました。

今回の機能強化は、提供開始以来、PATENT EXPLOERを利用されているお客様の要望を
反映し、更に使いやすさを強化したものです。主なポイントは以下の通りです。

・特許データベースに米国特許を追加、2001年以降の公開特許(種別コード:A1、A2、
A9)、1976年以降の登録特許(同:A、B1、B2、E1)の約900万件以上の文献の検索が
可能
・調査対象の特許文献や自社の特許などデータ登録の速度を最大で10倍の早さに向上し、
早期の調査作業の着手が可能
・特許データベース検索の機能増加と、同一データでの複数の調査の同時実施、作業時の
画面表示の見やすさなどの調査時の操作性や使い勝手を向上

PATENT EXPLORERは、見つけたい文書(発明提案書、無効化したい特許資料等)の内
容を“教師データ”として人工知能「KIBIT」に学ばせ、“Landscaping(ランドスケイピン
グ)”という独自の機械学習の手法を用いて、少量の教師データをもとに膨大なデータを解
析し、短時間でスコアリング(点数付け)による文書の仕分けができます。




人間の目視による調査と比べ、約330倍※2の調査効率の向上を達成し、従来の調査手法で
あるキーワード検索や類似検索、概念検索などに比べて、調査効率を向上できる点が評価さ
れています。今後もさらにお客様の要望や使い勝手の向上を目指した改善、強化を行ってい
きます。

新しいPATENT EXPLORERの作業画面

特許データベースで
日本と米国を選択可能




複数の調査を同時に実施




※1:対象期間は1993年から2016年5月発行分まで(6/28現在)
※2:開発時における平均データ

■ Lit i View PATENT EXPLORER サイト
https://www.ubicliv.com/products/patent-explorer/


【UBIC について】URL: http://www.ubic.co.jp/
株式会社 UBIC は、独自開発の人工知能エンジン「KIBIT」により、ビッグデータなどの情報解析
を支援するデータ解析企業です。国際訴訟などに必要な電子データの証拠保全と調査・分析を行
う e ディスカバリ(電子証拠開示)や、コンピュータフォレンジック調査を支援する企業として
2003 年に創業。自社開発のデータ解析プラットフォーム「Lit i View®(リット・アイ・ビュー)、 」
アジア言語に対応した「Predictive Coding (プレディクティブ・コーディング)
® 」技術などを駆使
し、企業に訴訟対策支援を提供しています。訴訟対策支援で培った UBIC 独自の人工知能は、専
門家の経験や勘などの「暗黙知」を学び、人の思考の解析から、未来の行動の予測を実現、最近
では医療やビジネスインテリジェンス、マーケティングなどの領域に人工知能を活用し、事業の
拡大を進めています。2003 年 8 月 8 日設立。2007 年 6 月 26 日東証マザーズ上場。2013 年 5 月
16 日 NASDAQ 上場。資本金 1,705,931 千円(2016 年 3 月 31 日現在) 2016 年 6 月 29 日開催予

定の第 13 期定時株主総会での定款変更が承認されることを条件に 2016 年 7 月 1 日に付けにて、
社名を「株式会社 FRONTEO(フロンテオ) 」に変更することを発表しております。

<本件に関するお問合せ先>
株式会社 UBIC 広報担当 池内
TEL: 03-5463-6380 FAX: 03-5463-6345





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