ガリバーインターナショナルとUBICの子会社Rappaが協業

2016 年 6 月 15 日
報道資料
株式会社ガリバーインターナショナル
株式会社UBIC
Rappa 株式会社



ガリバーインターナショナルと UBIC の子会社 Rappa が協業
人工知能によるオンライン型接客サービス「クルマコネクト」での
自動接客支援を共同開発。9 月の提供開始を目指す

株式会社ガリバーインターナショナル(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:羽鳥由
宇介、以下:ガリバー)と株式会社UBIC(本社:東京都港区、代表取締役社長:守本正宏)
子会社で人工知能によるデジタルマーケティング事業を展開するRappa(ラッパ)株式会社
(本社:東京都港区、代表取締役社長:斎藤匠)は、UBICが独自開発した人工知能KIBIT(キ
ビット)※を、ガリバーのオンライン型接客サービス「クルマコネクト」に活用し、お客様の
クルマ選びにおいて自動接客支援を行うための共同開発を開始します。

ガリバーの「クルマコネクト」は、ガリバーの最大の強みである「リアルの営業現場」と
「デジタルマーケティング」の融合をはかるため、2016年1月より提供が開始されている新
しいO2Oによるオンライン接客型サービスです。豊富な車両情報や写真を見ながら、チャッ
トでアドバイザーに相談でき、在庫の中から希望にぴったりのクルマを提案、購入意思があ
るお客様には近くのガリバーの店舗を案内し、クルマの購入につなげることができるサービ
スです。

両社が開発を進める自動接客支援は、チャット機能の一部を「人の好みを学ぶ」人工知能
KIBITが担うことにより、お客様に質の高いレコメンド(おすすめ)を自動で提供することを
目指しています。KIBITは「クルマコネクト」において、初期対応を担当し、チャットを通じ
た接客を行いながら、お客様の好みや関心を尋ね、ガリバーが持つ約2,200種類のクルマのレ
ビューを元に「デザイン」や「燃費」「使い勝手」「パワー」などお客様の意向や嗜好を学
習し、その選択理由も含めた納得感のあるレコメンドを実現します。人工知能による自動応
答を行うことにより、これまで人が行ってきたチャットでのやりとりでお待たせすることな
く、かつ気軽に車種選びを行ってもらうことができます。※別紙図参照

両社では、2016年3月より本件を進めるためのPoC(概念実証)を行ってきました。KIBIT
がクルマのレビューからお客様の嗜好に関連する部分を抽出し、その嗜好にあったレコメン
ドが得られる有用性が確認できたため、より幅広い車種の大規模なデータを用いた開発やイ
ンターフェイスのデザインなどに取り組んでいきます。「クルマコネクト」での自動接客支
援サービスの提供は2016年9月を目指しています。

今後さらに、KIBITを用いた自動の対話応答システムの共同研究など、クルマ選びがより楽
しく、お客様にピッタリなレコメンドができるサービスの開発に取り組んでいきます。




■「クルマコネクト」http://221616.com/agent/kurumaconnect/001/




■「クルマコネクト」におけるレコメンド例




※KIBITについて
人工知能「KIBIT」は人工知能関連技術のLandscapingと行動情報科学を組み合わせ、UBICが独自
開発した日本発の人工知能エンジンで、人間の心の「機微」 (KIBI)と、情報量の単位である「ビ
ット」(BIT)を組み合わせ、「人間の機微を理解する人工知能」を意味しています。

【ガリバーインターナショナルについて】URL: http://221616.com/
株式会社ガリバーインターナショナルは、1994 年にクルマの買取専門店として、福島県郡山市に
創業。自動車業界に流通革命を起こすために常識にとらわれない発想で、1996 年に通信衛星を使
った画像販売システム「ドルフィネット」の開発に着手。1998 年に本格運用を開始し、現在では
年間 7 万台の販売台数実績があります。2003 年に当時は独立起業で最短の東証一部へ上場。2009
年には業界初となる 10 年保証や返品サービスといった中古車を安心して購入してもらう独自の
サービスを開始しました。2012 年にはクルマ選びを変えるこれまでにない新しいコンセプトの販
売店をオープンし、今ではさまざまなチャネルを展開しており、現在は日本国内では 510 店舗、


海外では 14 店舗出店しています。IT インフラも基幹業務システムのクラウド化とモバイル化を
いち早く進めており、MacBook と iPhone を社員全員に支給し、業務の効率とパフォーマンスを高
めています。中古車小売事業を拡大させ、新車ディーラー事業や海外事業など、自動車流通を軸
とした事業拡大を図っており、ブランドや事業が多岐に渡ることを想定し、2016 年 7 月 15 日付
けで、社名を「IDOM(イドム) 」に変更することを発表しています。

【UBIC について】URL: http://www.ubic.co.jp/
株式会社 UBIC は、独自開発の人工知能エンジン「KIBIT」により、ビッグデータなどの情報解析
を支援するデータ解析企業です。国際訴訟などに必要な電子データの証拠保全と調査・分析を行
う e ディスカバリ(電子証拠開示)や、コンピュータフォレンジック調査を支援する企業として
2003 年に創業。自社開発のデータ解析プラットフォーム「Lit i View®(リット・アイ・ビュー)、 」
アジア言語に対応した「Predictive Coding ®(プレディクティブ・コーディング)
」技術などを駆
使し、企業に訴訟対策支援を提供しています。訴訟対策支援で培った UBIC 独自の人工知能は、
専門家の経験や勘などの「暗黙知」を学び、人の思考の解析から、未来の行動の予測を実現、最
近では医療やビジネスインテリジェンス、マーケティングなどの領域に人工知能を活用し、事業
の拡大を進めています。2003 年 8 月 8 日設立。2007 年 6 月 26 日東証マザーズ上場。2013 年 5
月 16 日 NASDAQ 上場。資本金 1,705,931 千円(2016 年 3 月 31 日現在) 2016 年 6 月 29 日開

催予定の第 13 期定時株主総会での定款変更が承認されることを条件に 2016 年 7 月 1 日に付けに
て、社名を「株式会社 FRONTEO(フロンテオ) 」に変更することを発表しております。

【Rappa について】 URL: http://www.rappa.com/
Rappa 株式会社は、株式会社 UBIC が独自開発し提供する「人間の感覚や暗黙知を学ぶ人工
知能技術」をデジタルマーケティング事業に応用することで、デジタルキュレーションサービ
スやコミュニティサイトの運営等の事業を展開する企業です。 人工知能技術を使って人間の趣
味や嗜好を学び取り、ウェブ上の膨大な情報の中から必要な情報を素早く入手することで、
「一人ひとりが自分にとって価値ある情報に出会う」ことを実現し人間の豊かな創造力を支援す
ることで、社会の発展に貢献することを目指します。2015 年 9 月 1 日株式会社 UBIC の 100%
子会社として設立。資本金 1,000 万円(2016 年 3 月 31 日現在) 2016 年 7 月 1 日に付けにて、

社名を「株式会社 FRONTEO コミュニケーションズ」に変更することを発表しております。



【報道関係者のお問い合わせ先】
株式会社ガリバーインターナショナル
〒100-6425 東京都千代田区丸の内 2-7-3 東京ビル 25 階
広報担当:小林
TEL:03-5208-5501 FAX:03-5208-5511
MAIL:pr@glv.co.jp
Facebook:http://www.facebook.com/Gulliver.intl


株式会社 UBIC
〒108-0075 東京都港区港南 2-12-23 明産高浜ビル
コーポレートコミュニケーション部 池内
TEL:03-5463-6380 FAX:03-5463-6345
MAIL:u-contact@ubic.co.jp



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