転倒転落予測AIシステム「KIBIT Coroban」の単独販売を開始

2024 年 4 月 1 日
報道資料
株式会社 FRONTEO



転倒転落予測 AI システム「KIBIT Coroban」の
単独販売を開始


株式会社FRONTEO(本社:東京都港区、代表取締役社長:守本 正宏、以下 FRONTEO)
は、4月1日、転倒転落予測AIシステム「KIBIT Coroban」の単独販売を開始したことをお知ら
せします。




「KIBIT Coroban」は、電子カルテに記載された看護記録を、FRONTEOの自社開発AI
「KIBIT(キビット)」が解析し、入院患者の転倒転落リスクを予測して、転倒・転落の発生す
る可能性のある患者についてアラートを発報するシステムです。医療スタッフの負担を増やすこ
となく、従来の転倒・転落リスクアセスメントシートと同等の精度での予測が可能である点が評
価され、中規模病院から大学病院まで多様な医療機関で導入されています。2015年よりNTT東
日本関東病院と開発に向けた共同研究を行い、2019年9月に「Coroban」としてエーザイ株式会
社とともに医療機関への販売を開始。2020年1月に特許庁より特許権を取得(特許登録番号
6652986号)、同3月に日本転倒予防学会より推奨品として認定されています。


このたび、エーザイ株式会社との業務提携契約の終了に伴い、単独販売を行います。併せて、
システム名を「Coroban」から「KIBIT Coroban」、また介護記録の解析を活用した介護施設
向けAIシステム「Coroban Care」を「KIBIT Coroban Care」に改称いたします。


高齢者の転倒・転落は、要介護状態・寝たきり状態や認知症の進行、さらには死亡に至る危険
性もあることから、その発生予防に向けたリスク管理は医療機関・介護施設における重要課題の
一つです。FRONTEOは、この課題の解決への一助となるAIシステムの研究開発・ソリューショ
ン提供を通じ、医療・介護現場の課題解決とスッタフの業務負担軽減、ケアの質ならびに高齢者
のQOL向上に貢献してまいります。


本件単独による業績への影響は軽微です。


*本システムは医療機器ではありません。本システムは転倒・転落のリスクを予測するものであ
り、医師・看護師の判断を意図するものではありません。


■FRONTEO について URL:https://www.fronteo.com/
FRONTEO は、自社開発 AI エンジン「KIBIT(キビット)」を用いた多様な AI ソリューションとサー
ビスを提供するデータ解析企業です。「記録に埋もれたリスクとチャンスを見逃さないソリューション
を提供し、情報社会のフェアネスを実現する」ことを理念とし、膨大な量のテキストデータや複雑な
ネットワークの中から意味のある重要な情報を抽出して、エキスパートの高度な判断を支援する自然
言語処理ならびにネットワーク解析技術を強みとしています。リーガルテック AI、ビジネスインテリ
ジェンス、ライフサイエンス AI、経済安全保障の各領域で事業を展開し、さまざまな企業の課題や社
会課題の解決に貢献しています。2003 年 8 月創業、2007 年 6 月 26 日東証マザーズ(現:東証グ
ロース)上場。日本、米国、韓国、台湾で事業を展開。第一種医療機器製造販売業許可取得、管理医
療機器販売業届出。資本金 3,042,317 千円(2023 年 3 月 31 日時点)。


※FRONTEO、KIBIT、CorobanはFRONTEOの日本における登録商標です。




<報道関係者のお問い合わせ先>
株式会社 FRONTEO 広報担当
Email: pr_contact@fronteo.com

<FRONTEO ライフサイエンス AI 事業に関するお問い合わせ先>
株式会社 FRONTEO ライフサイエンス AI 事業本部
https://lifescience.fronteo.com/contact





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