AIを活用したスライド審査システムが大塚製薬株式会社で導入

2023 年 2 月 27 日
報道資料
株式会社 FRONTEO




AI を活用したスライド審査システムが
大塚製薬株式会社で導入


株式会社FRONTEO(本社:東京都港区、代表取締役社長:守本 正宏、以下:FRONTEO)
は、大塚製薬株式会社(所在地:東京都、以下:大塚製薬)のメディカル・アフェアーズ部にお
いて、スライド審査AIシステムが導入されたことをお知らせします。


本システムは、FRONTEO自社開発の自然言語解析AIを用い、製薬企業が医療関係者向けに開
催する講演会等において使用される演者発表用スライドの審査を行うものです。こうしたスライ
ドについては、医療用医薬品の適正使用情報提供などの観点から様々なルールが設けられてお
り、製薬企業にはその確実な順守が求められています。このルールは年々厳格化しており、さら
に新型コロナウィルス感染症拡大などに伴う製薬企業主催のオンラインセミナーの増加などを背
景に、製薬企業におけるスライド審査業務の負担は増大しています。


本システムは、AIがスライドに記載された情報を解析し、適正使用の観点からあらかじめ設定
した注視すべきポイントが含まれるスライドについてアラームを発し、確実な検証と適切な資料
作成を支援します。


FRONTEOは、自然言語処理に強みを持つ自社開発AIを用いた高度なシステムの研究開発・提
供を通して、製薬企業の業務の効率化と質の向上に貢献してまいります。


本件単独による当期業績への影響については軽微ですが、開示すべき事項が生じた場合には速
やかにお知らせいたします。



■FRONTEO について URL: https://www.fronteo.com/
FRONTEO は、自然言語処理に特化した自社開発 AI エンジン「KIBIT(読み:キビット)」と
「Concept Encoder(商標:conceptencoder、読み:コンセプトエンコーダー)」、「Looca Cross
(読み:ルーカクロス)」を用いて膨大な量のテキストデータの中から意味のある重要な情報を抽出
し、企業のビジネスを支援する、データ解析企業です。2003 年 8 月の創業以来、企業の国際訴訟を
支援する「e ディスカバリ(電子証拠開示)」や「デジタルフォレンジック調査」などのリーガルテッ
ク事業をメインに、日本、米国、韓国、台湾とグローバルに事業を展開してきました。同事業で培っ



た AI 技術をもとに、2014 年よりライフサイエンス分野、ビジネスインテリジェンス分野、経済安全
保障へと事業のフィールドを拡大し、AI を用いて「テキストデータを知見に変える」ことで、創薬支
援、認知症診断支援、金融・人事・営業支援など、様々な企業の課題解決に貢献しています。2007
年 6 月 26 日東証マザーズ(現:東証グロース)上場。2021 年 1 月第一種医療機器製造販売業許可を
取得(許可番号:13B1X10350)、同 9 月管理医療機器販売業を届出(届出番号:3 港み生機器第
120 号)。資本金 3,034,846 千円(2022 年 3 月 31 日現在)。


※FRONTEO、KIBIT、conceptencoder、Looca CrossはFRONTEOの日本における登録商標です。



<報道関係者のお問い合わせ先>
株式会社 FRONTEO 広報担当
Email:pr_contact@fronteo.com


<ライフサイエンス AI 事業に関するお問い合わせ先>
株式会社 FRONTEO ライフサイエンス AI 事業本部
https://lifescience.fronteo.com/contact





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