AI医療機器「重度転倒予測AIプログラム」の医薬品医療機器総合機構との対面助言準備面談が終了

2023 年 1 月 30 日
報道資料
株式会社 FRONTEO




AI 医療機器「重度転倒予測 AI プログラム」の
医薬品医療機器総合機構との対面助言準備面談が終了


株式会社FRONTEO(本社:東京都港区、代表取締役社長:守本 正宏、以下 FRONTEO)は、
AI医療機器「重度転倒予測AIプログラム」の独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)との
対面助言準備面談が終了したことをお知らせします。対面助言準備面談は、医療機器開発におけ
るプロセスの1つであり、この度の面談終了を踏まえ、今後、臨床試験に向けた具体的な相談等が
進められます。


本医療機器は、電子カルテに記載されたテキストをAIを用いて解析し、個々の入院患者につい
て、重度の医療事故につながる転倒*のリスクをアセスメントするものです。


超高齢社会の到来を背景に、医療機関においては患者の高齢化が急速に進み、入院中の転倒リス
クへの対応が大きな課題となっています。高齢者の転倒・転落は、要介護状態・寝たきり状態や認
知症の進行につながるだけでなく、死亡に至る危険性もあるため、発生予防に向けたさまざまな対
策が講じられていますが、医療従事者の業務が繁忙化する中、対応には限界があるのが実状です。


FRONTEOは、自然言語処理に強みを持つ自社開発AIを活用して医療現場の課題解決を図り、
医療の質と患者のQOL向上に貢献してまいります。


本件単独による当期業績への影響については軽微ですが、開示すべき事項が生じた場合には速
やかにお知らせいたします。


*重度の医療事故につながる転倒:当該の転倒により患者に生じる変化が、骨折など、予定外の処置や
治療、入院、入院期間延長などを必要とするレベルであるもの



■FRONTEO について URL: https://www.fronteo.com/
FRONTEO は、自然言語処理に特化した自社開発 AI エンジン「KIBIT(読み:キビット)」と
「Concept Encoder(商標:conceptencoder、読み:コンセプトエンコーダー)」、「Looca
Cross(読み:ルーカクロス)」を用いて膨大な量のテキストデータの中から意味のある重要な情報
を抽出し、企業のビジネスを支援する、データ解析企業です。2003 年 8 月の創業以来、企業の国際



訴訟を支援する「e ディスカバリ(電子証拠開示)」や「デジタルフォレンジック調査」などのリーガ
ルテック事業をメインに、日本、米国、韓国、台湾とグローバルに事業を展開してきました。同事業
で培った AI 技術をもとに、2014 年よりライフサイエンス分野、ビジネスインテリジェンス分野、経
済安全保障へと事業のフィールドを拡大し、AI を用いて「テキストデータを知見に変える」ことで、
創薬支援、認知症診断支援、金融・人事・営業支援など、様々な企業の課題解決に貢献しています。
2007 年 6 月 26 日東証マザーズ(現:東証グロース)上場。2021 年 1 月第一種医療機器製造販売
業許可を取得(許可番号:13B1X10350)、同 9 月管理医療機器販売業を届出(届出番号:3 港み生
機器第 120 号)。資本金 3,034,846 千円(2022 年 3 月 31 日現在)。


※FRONTEO、KIBIT、conceptencoder、Looca CrossはFRONTEOの日本における登録商標です。



<報道関係者のお問い合わせ先>
株式会社 FRONTEO 広報担当
Email:pr_contact@fronteo.com


<ライフサイエンス AI 事業に関するお問い合わせ先>
株式会社 FRONTEO ライフサイエンス AI 事業本部
https://lifescience.fronteo.com/contact





4303