FRONTEO、ディスカバリー業界の今が分かる「デジタルフォレンジック・ディスカバリーAI白書2020」を刊行

2020 年 8 月 17 日
報道資料
株式会社 FRONTEO



FRONTEO、ディスカバリー業界の今が分かる
「デジタルフォレンジック・ディスカバリーAI 白書 2020」を刊行
米国のディスカバリー業界における AI 活用の現況を編纂



株式会社 FRONTEO(本社:東京都港区、代表取締役社長:守本 正宏、以下 FRONTEO)はこの
度、「デジタルフォレンジック・ディスカバリー AI 白書 2020 ―有事対応・予防策のリーガルテック」
と題しまして、米国のディスカバリー業界の現況と、AI 活用に関する法務関係者へのアンケート調
査の結果をまとめました。

昨年編纂した「リーガルテック AI 白書 2019」が好評を博したことをうけ、2 年目となる今年は米国の
ディスカバリー業界における AI 活用の現況を紹介するとともに、全米の大規模企業、中小規模企
業のシニアカウンセル、企業法務部、法律事務所、政府機関で法務に携わる法務関係者およびリ
ーガルサービスプロバイダを対象に AI 活用に関するアンケート調査を行い、その結果を白書にまと
めました。また、米国ですでに AI を活用して成果をあげるにとどまらず、成果の質を問う段階に進
んでいる大手法律事務所の弁護士やリーガルカウンセルに「今ディスカバリーの現場で起こってい
ること」「グローバルに事業を展開している日本企業が知っておくべき訴訟手続きと心構え」、「法務
関係者が持つべき視点」などについて行ったインタビューの内容と、そこから得られたインサイトに
ついても紹介しています。

本白書の目次と、それぞれの記事で扱われている内容は以下のとおりです。

巻頭特集 「AI 活用の New Normal」
AI を使うこと自体が挑戦だった時代から、AI の成果の大きさに挑戦する時代へ。AI 活用のニ
ューノーマルの実態を、証拠発見における AI の活用において豊富な経験を有する、米国大手
法律事務所パートナー弁護士が語ります。

ていだん
スペシャル 鼎談 「国際訴訟証拠開示の AI-Ready に向けて」
海外市場でビジネスを手掛ける日本企業の法務担当 2 名を招き、グローバル法務対応におけ
る課題と、日々の挑戦についてディスカッションを行いました。AI を活用した国際訴訟証拠開
示に詳しい米国大手法律事務所パートナー弁護士がナビゲーターを務めます。

スペシャルインタビュー「AI 活用のレジェンド、歴史と未来を語る」
TAR(Technology Assisted Review)の使用を裁判所が初めて承認した歴史的裁判の判事
(当時)に、TAR が米国の法曹界でどのように使われてきたか、その変遷と、あるべき姿につい
て語ってもらいました。

インタビュー 「異なる専門家たちの対話の先に」
AI のようなテクノロジーの活用が浸透していく過程において、異なる専門家たちの対話が非常
に重要である、と説く大学准教授に、AI の活用が真に新しい日常になるために大切なことを語


ってもらいます。

ケーススタディ 「AI 活用という日常の中で」
AI というテクノロジーがもたらすメリットを熟知しており、AI を普通に使い「新しい日常」を送る企
業のゼネラルカウンセルを務める弁護士に、弁護士事務所とテクノロジーベンダーという異な
る種類の専門家たちとのコラボレーションについて話してもらいました。

文献調査 「米国におけるリーガルテック ~AI 活用状況の概説~」
米国におけるリーガルテックの現況を、 1. リーガルセクターにおける自動化と人工知能(AI)、
2. AI を活用する e ディスカバリー、 3. 米国におけるリーガル AI 活用状況の 3 章立てで解
説します。

アンケート 「AI の活用状況について」(全 11 問)




【アンケート調査概要】
 調査手法:インターネット調査
 調査対象:企業において法務業務に従事する方
 調査期間:2020 年 6 月
 サンプル数:101



株式会社 FRONTEO 代表取締役社長 守本 正宏のコメント
「国際訴訟の場において、不慣れであるがゆえに苦戦を強いられる日本企業を救いたいという思い
を胸に起業してからはや 17 年。FRONTEO は日本におけるリーガルテックのパイオニアとして、日
米はもとよりアジア各国でも証拠開示手続き(ディスカバリー)の支援実績を積み上げてきました。
FRONTEO は、昨年に続き本年も、このような調査を実施し、結果を皆さまにお伝えできることを喜
ばしく思っております。今後も引き続き、日本企業への AI を含む最新リーガルテック技術の普及に
努めてまいります。」




「デジタルフォレンジック・ディスカバリー AI 白書 2020 ―有事対応・予防策のリーガルテック」の詳
細は、こちらの URL をご覧ください。
http://legal.fronteo.com/fllp/aiwp2020



■ FRONTEO について URL: https://www.fronteo.com/
FRONTEO は、自然言語処理に特化した自社開発 AI エンジン「KIBIT®」と「conceptencoder®」を
用いて膨大な量のテキストデータの中から意味のある重要な情報を抽出し、企業のビジネスを支援
する、データ解析企業です。2003 年 8 月の創業以来、企業の国際訴訟を支援する「e ディスカバリ
(電子証拠開示)」や、「デジタルフォレンジック調査」というリーガルテック事業をメインに、日本、米
国、韓国、台湾とグローバルに事業を展開してきました。リーガルテック事業で培った AI 技術をもと
に、2014 年よりライフサイエンス分野、ビジネスインテリジェンス分野へと事業のフィールドを拡大し、
AI を用いて「テキストデータを知見に変える」ことで、創薬支援、認知症診断支援、金融・人事・営業
支援など、様々な企業の課題解決に貢献しています。2007 年 6 月 26 日東証マザーズ上場。資本
金 2,568,651 千円(2020 年 3 月 31 日現在)。



<本件に関するお問い合わせ先>

株式会社 FRONTEO 広報担当 瀧川
Fax: 03-5463-6345 Email: pr_contact@fronteo.com





7258