FRONTEO、徳島大学臨床薬理学分野と論文探索AIシステムにかかわるライセンス契約を締結

2020 年9月 30 日
報道資料
株式会社 FRONTEO



FRONTEO、徳島大学臨床薬理学分野と
論文探索 AI システムにかかわるライセンス契約を締結

株式会社FRONTEO(本社:東京都港区、代表取締役社長:守本 正宏、以下 FRONTEO)は、徳
島大学大学院 医歯薬学研究部 臨床薬理学分野 (徳島県徳島市、教授:石澤 啓介)と、論文探索AIシ
ステム「Amanogawa」の教育・研究機関向けアカデミックプランの利用について、ライセンス契約
を締結しました。

「Amanogawa」は、PubMed*に掲載されている論文の中から、入力した単語や文章と関連性
の高い論文を最大3000報、約10秒という短時間で検出できるシステムで、検出した情報をマッ
プ上で可視化することにより、論文探索の大幅な効率化に役立ちます。

大学等の教育・研究機関においては、論文検索が必要となる場面が多々存在しています(例:専門
領域における最新の知見の把握、研究・論文執筆のための周辺情報の調査、附属病院などにおける診
断・治療・投薬の参考とする情報・症例の参照など)。この度、毎年数多くの研究成果を発表し、実
績を積み上げている徳島大学臨床薬理学分野において、「Amanogawa」が新たな研究の発想をもた
らす検索ツールとして評価され、導入に至りました。研究者や次世代を担う学生の皆様に活用いただ
くことで、「Amanogawa」自身も大きく成長できるものと考えています。

* PubMed:生物医学領域の論文を検索できるデータベース。NLM(米国国立医学図書館)内のNCBI(国立
生物科学情報センター)が作成。



■Amanogawaについて URL: https://lifescience.fronteo.com/aidiscovery/amanogawa/
「Amanogawa(商標・特許出願中)」は、FRONTEO独自のAIエンジン「Concept Encoder
(登録商標:conceptencoder®、読み:コンセプト・エンコーダー)」を搭載した論文探索AIシ
ステムです。研究者が興味のある単語や仮説などの文章を入力すると、PubMedに掲載されてい
る大量の論文から、「Concept Encoder」が入力内容に関連する論文を瞬時に検出します。
検索結果は論文同士の類似度によってマップ状にプロットされるため、一目で関連性を確認で
き、マップ上に検出された論文情報をドラッグして絞り込み検索をするなど、今までになかった
視覚的な論文探索が行えます。さらに、検索結果を関連性の高い順に並べ、それらのアブストラ
クト(概要)を一覧表示することができるため、論文探索が大幅に効率化されます。これによ
り、人では気付きづらい視点からの事象や新薬ターゲットなどの発見が可能となります。


■FRONTEO について URL: http://www.fronteo.com/
FRONTEOは、自然言語処理に特化した自社開発AIエンジン「KIBIT®」と「conceptencoder®」を用
いて膨大な量のテキストデータの中から意味のある重要な情報を抽出し、企業のビジネスを支援す
る、データ解析企業です。2003年8月の創業以来、企業の国際訴訟を支援する「eディスカバリ(電子




証拠開示)」や「デジタルフォレンジック調査」などのリーガルテック事業をメインに、日本、米
国、韓国、台湾とグローバルに事業を展開してきました。2014年より、リーガルテック事業で培った
AI技術を基に、ライフサイエンス分野やビジネスインテリジェンス分野に事業のフィールドを拡大
し、AIを用いて「テキストデータを知見に変える」ことで、創薬支援、認知症診断支援、金融・人
事・営業支援など、様々な企業の課題解決に貢献しています。2007年6月26日東証マザーズ上場。資
本金2,568,651千円(2020年3月31日現在)。




<報道関係者のお問合せ先>
株式会社 FRONTEO 広報担当 瀬川・村山
FAX:03-5463-6345 Email:pr_contact@fronteo.com


<ライフサイエンス AI 事業に関するお問合せ先>
株式会社 FRONTEO ライフサイエンス AI 事業本部
https://lifescience.fronteo.com/contact





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