株式会社津軽バイオマスエナジー「ふるさと企業大賞(総務大臣賞)」受賞のお知らせ

2019 年 11 月 26 日
各 位
会 社 名 株 式 会 社 タ ケ エ イ
代表者名 代表取締役社長 阿部 光男
(コード: 2151 東証第1部)
問合せ先 取締役常務執行役員 上川 毅
(TEL 03-6361-6871)


株式会社津軽バイオマスエナジー
「ふるさと企業大賞(総務大臣賞)」受賞のお知らせ

当社子会社「株式会社津軽バイオマスエナジー」(青森県平川市、以下「津軽バイオマスエ
ナジー」)は、一般財団法人地域総合整備財団(ふるさと財団)より「令和元年度ふるさと企
業大賞(総務大臣賞)
」を受賞いたしましたので、以下の通りお知らせいたします。



1. 津軽バイオマスエナジーについて
津軽バイオマスエナジーは、タケエイグループ1か所目の木質バイオマス発電事業者です。
2013(平成25)年4月に設立し、発電設備工事・試運転を経て2015(平成27)年12月より売電を開
始しました。地元特産のりんごを栽培する過程で大量に発生する剪定枝や、津軽地方の豊かな
森林に由来する間伐材を主な燃料とし、化石燃料に依らない電気を生み出しています。発電し
た電気は、地元平川市の全小・中学校や公共施設等のほか、今年4月からは東京都港区へも供
給しています。
また、農地所有適格法人株式会社津軽エネベジでは、津軽バイオマスエナジーの発電用ター
ビンで使用した蒸気冷却用の余熱を活用し、アイメック®(フィルム農法)※により高糖度ト
マト「アイコ」の通年栽培を成功させています。津軽地方は従来、積雪荷重と温度管理の問題
から、冬季の農業ハウス経営が困難とされてきました。一般的なトマトの糖度は6%ほどであ
るのに対しアイコは10%前後にもなり、抗酸化物質リコピンの含有量も約2倍と、美味しくて健
康にも良いトマトとして近年人気を集めている品種です。
※アイメック®(フィルム農法)・・・メビオール株式会社が開発した新技術。ハイドロゲルで出来た薄いフィルムの

上で植物を栽培する。植物はハイドロゲル中の吸い難い水を吸おうとして沢山の糖分、アミノ酸などを作り出し、

高糖度と高栄養価が実現する。




岩木山を望む津軽バイオマスエナジー 平川発電所 高糖度トマト「アイコ」


2. ふるさと企業大賞(総務大臣賞)について
一般財団法人地域総合整備財団(ふるさと財団)が、地域振興に資する事業を展開する民間
事業者を顕彰し、その活動を全国に広く周知することにより、地域の振興、地域経済の活性化
と魅力あるふるさとづくりの推進に資することを目的とするものです。
津軽バイオマスエナジーは、地元産の燃料材を利用した発電事業により電力の地産地消を実
現し、発電事業やトマト栽培において地元の雇用創出にも寄与したとのご評価をいただき、こ
のたび受賞の栄に浴することとなりました。
津軽バイオマスエナジー及びタケエイグループの木質バイオマス発電事業におきましては、
これからも地域に根差した発電事業運営に努め、地域経済の振興ならびに森林保全、ひいては
脱炭素社会の実現に貢献できるよう一丸となって邁進いたします。




長谷川総務副大臣より表彰状を授与される津軽バイオマスエナジー代表取締役 奈良進




表彰状




以上





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