2020年3月期第1四半期 決算概要資料

UT Group Press Release

2019年8月8日
各位
UTグループ株式会社
(証券コード:2146)



2020年3月期第1四半期連結決算
売上高は前年同期比8.5%増の257億円
~低迷する輸出分野での需要を内需関連分野への注力でカバー~



2020年3月期第1四半期連結累計期間の業績は、売上高257億円(前年同期比8.5%増)、営業利益16億円(前年
同期比0.3%増)、四半期純利益3億円(前年同期比72.0%減)、一株当たり四半期純利益7.5円(前年同期比
72.0%減)、技術職社員数20,640名(前年同期比3.9%増)となりました。

主力のマニュファクチャリング事業では、半導体・電子部品分野の一部半導体製造装置関連顧客などで生産調
整局面が継続しておりますが、自動車関連分野・住宅関連分野などで人材需要は底堅く推移しております。またソ
リューション事業では大口需要に対する先行費用計上、エンジニアリング事業では昨年比約2倍の新卒入社受入に
よる稼働率の低下などにより一時的に減益とはなりましたが、増収を確保し、引き続き順調に規模を拡大しており
ます。



主な業績指標の推移 売上高推移 [百万円]




営業利益推移 [百万円] 一株当たり四半期純利益推移 [円]




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セグメント別業績



マニュファクチャリング事業

前年同期比 [百万円] 前四半期比 [百万円]




・海外需要の多い半導体・電子部品分野では米中貿易摩擦の影響を ・半導体製造装置関連の顧客における生産調整が継続
受け大きく減少
・自動車関連分野への注力、エリア戦略等で前年同期比では増収を
・自動車関連分野では期間工から派遣への切替えが進む 確保するものの、前四半期比では減収




分野別売上高推移

半導体・電子部品分野 [百万円] 自動車関連分野 [百万円]




住宅分野 [百万円] その他分野 [百万円]




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ソリューション事業

前年同期比 [百万円] 前四半期比 [百万円]




・顧客企業の事業再編、生産拡大等により売上高が増加 ・顧客企業からの転籍が進み社員数が増加したことにより、売上高
が増加
・EV用電池の生産調整、大口の派遣受注に伴う先行費用の計上によ
り、営業利益率は低下




エンジニアリング事業

前年同期比 [百万円] 前四半期比 [百万円]




・新卒採用、グループ内転職制度「One UT」により技術職社員数が ・大手製造業を中心に、フィールドエンジニア、設備保全業務、自
増加し増収 動車関連での設計・開発業務の需要増に対応し売上高が増加
・前年比約2倍にあたる900名超の新卒社員の初期教育の実施により ・当第1四半期は新卒入社者の初期研修にかかるコスト負担が大き
利益率は一時的に低下 かったため、営業利益率は一時的に減少




今後の見通し

主力のマニュファクチャリング事業では、半導体・電子部品分野において、スマートフォン需要の減退や米中
貿易摩擦等による一部顧客の生産調整の影響が年内いっぱい継続すると想定しており、引き続き不透明な事業環境
が継続することが予想されます。一方で、自動車関連分野・住宅分野においては消費増税を控えた買い替え需要や
国内建設需要等で、人材需要は引き続き底堅く推移するものと見込まれます。ソリューション事業においては、一
部で生産調整等の影響はあるものの引き続き技術職社員数、売上高の増加を見込んでおります。エンジニアリング
事業においては、強い人材需要環境が継続するなか、初期教育を修了した新卒社員の稼働が第2四半期以降の売上
高の牽引に寄与することで、売上高の増加、利益の改善を見込んでおります。

なお、決算の詳細については当社ホームページに掲載の「決算短信」をご覧ください。
https://www.ut-g.co.jp/ir/library/index.html

以上




本件に関するお問い合わせ先 経営・人材管理部門 IRユニット 倉嶋 TEL: 03-5447-1710



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