100%子会社株式会社トラベルオンラインを「CROOZ TRAVELIST株式会社」に社名変更 格安航空券販売サイト『TRAVELIST by CROOZ』をリニューアルオープン

平成 29 年 8 月 7 日
各位
会 社 名 ク ル ー ズ 株 式 会 社
(コード番号 2138:東証 JASDAQ スタンダード)
所 在 地 東京都港区六本木六丁目 10 番1号
六 本 木 ヒ ル ズ 森 タ ワ ー
代 表 者 代表取締役社長 小 渕 宏 二
問 合 せ 先 経営戦略本部担当取締役 稲 垣 佑 介
電 話 番 号 (03)5786-7080



オンライントラベル事業を展開する 100%子会社
株式会社トラベルオンラインを「CROOZ TRAVELIST 株式会社」に社名変更
格安航空券販売サイト『TRAVELIST by CROOZ』をリニューアルオープン




クルーズ株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:小渕 宏二)は、オンライント
ラベル事業を展開する 100%子会社の株式会社トラベルオンライン(本社:東京都港区 代
表取締 役社長:福元 健之)が 、社名を「 CROOZ TRAVELIST 株式会社 」(以下 、CROOZ
TRAVELIST)に変更し、それに伴い同社が運営する格安航空券販売サイト「airtown」を
『TRAVELIST by CROOZ』としてリニューアルオープンしたことをお知らせします。

前身である株式会社トラベルオンライン(現 CROOZ TRAVELIST)では、オンライン航空
券販売、ホテル予約の「旅行前」のサービスを中心に提供してまいりましたが、今後は
「旅行中」「旅行後」のニーズも含め「旅行」に関わるすべてを「旅行(トラベル)のス
ペシャリスト」=「TRAVELIST(トラベリスト)」としてサポートしたいという想いから、
商号、サービス名を変更しました。

新しく生まれ変わった『TRAVELIST by CROOZ』では、最安値航空券の比較購入がよりス
ムーズにご利用いただけるよう「手軽」で「分かり易く」 「簡単」をコンセプトに、UI、
UX を考慮したシンプルなデザインを採用しています。
また、リニューアルに合わせて、航空券やホテルの案内に留まらず、お勧めの観光スポ
ットやレストラン、レンタカーやアクティビティ、更には各国の治安情報など、多岐にわ
たる旅行についての相談を『TRAVELIST by CROOZ』の公式 LINE@にて無料で受け付ける
「チャット型接客サービス」もテスト導入します。それにより、旅行の日程や内容が具体
的に決まっていない方や、忙しくてなかなか窓口へ直接相談に行けない方でも、移動中や
休憩時間などの隙間時間で気軽に相談ができるようになります。

クルーズグループでは、ファッション EC 市場約 1.4 兆円(*1)(2015 年度)の約 2 倍、
約 2.9 兆円(*2)(2015 年度)という国内市場規模を持つオンライントラベル市場に参入
することで、グループ業績の最大化を目指してまいります。

*1 矢野経済研究所「ダイレクトセリング市場 2016」
*2 経済産業省 Euromonitor International の調査より

■TRAVELIST by CROOZ について
『TRAVELIST by CROOZ』は、「手軽」で「分かり易く」「簡単」に格安航空券の比較購入
が可能なオンライン航空券販売サイトです。

≪サービス概要≫

サービス名称 『TRAVELIST by CROOZ』
Web サイト https://travelist.jp

iOS:
アプリダウンロード https://itunes.apple.com/jp/app/id1003665476?mt=8
URL Android:
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.mic9.airtown&hl=ja

iOS:iOS7.0 以上(推奨 iPhone5 以上)
アプリ推奨端末
Android:Android バージョン 4.0.3 以上
企画制作・運営 CROOZ TRAVELIST 株式会社



≪会社概要≫

社 名 :クルーズ株式会社
所 在 地 :東京都港区六本木 6-10-1 六本木ヒルズ森タワー
設 立 :2001 年 5 月 24 日
資 本 金 :4 億 4,148 万円
事 業 内 容:ファッション通販【SHOPLIST.com byCROOZ】を中心とした EC 事業




≪会社概要≫

社 名 :CROOZ TRAVELIST 株式会社
所 在 地 :東京都港区赤坂 7 丁目 10−8 赤坂江戸清ビル
設 立 :2009 年 4 月 10 日
資 本 金 :5,000 万円
事 業 内 容:航空券販売サイト【TRAVELIST by CROOZ】を中心とした
オンライントラベル事業
2017 年 8 月 7 日
クルーズ株式会社



本日のリリースに関する補足説明資料

本資料は、今回の取り組みの意図をより分かりやすくご理解いただくため、
Q&A 方式にて、補足説明をさせていただくための資料です



今回の取り組みの位置づけ

クルーズグループの永続的な成長及び企業価値向上のため
下記の3つを重点戦略として掲げています

① SHOPLIST をファストファッション EC 分野を代表するブランドへ
② SHOPLIST に続く第2、第3の柱を創出すべく新規事業へ投資
③ 機動的に可能性のある新規チャレンジを数多く生み出し続ける

今回の取り組みは、これら重点戦略のひとつとして
②に該当する「オンライントラベル事業」に関するものとなります




Q:今回のリリースはつまり、どういうことなのか?
A:オンライントラベル事業を展開するクルーズの 100%子会社の株式会社トラベルオンラ
イン(本社:東京都港区 代表取締役:福元 健之)の社名を「CROOZ TRAVELIST 株式会社」
に変更、それに伴い同社が運営する格安航空券販売サイト 「airtown」 『TRAVELIST by CROOZ』

としてリニューアルオープンをしたというものです。

Q:オンライントラベル事業及び株式会社トラベルオンラインについて振り返りをしてもら
えませんか?
A:クルーズは 2017 年 4 月 25 日に、 「SHOPLIST に続く第 2、第 3 の柱を創出すべく新規事
業へ投資」の一環として、クルーズグループの新たなチャレンジとして、航空券手配を主
としたインターネットビジネスへ新たに参入することを決定し、すでにこの分野で実績の
あるオンライン格安航空券販売の「airtown」を運営する株式会社トラベルオンライン(現
CROOZ TRAVELIST 株式会社)の M&A を実施し、事業をスタートさせました。 *1) (
また、CROOZ TRAVELIST の代表取締役には 2003 年に株式会社サイバーエージェントに新卒
で入社、同社子会社社長として中古アパレル専門オークション事業を立ち上げ、同社を株
式会社スタートトゥデイに売却、その後、株式会社モブキャストにて取締役としてゲーム
事業全般を管掌していた福元健之氏が就任しています。
*1 当社 2017 年 4 月 25 日付プレスリリース 参照
http://crooz.co.jp/wp-content/uploads/2017/04/0406887e94500e6db2cbf062c0cb6879.pdf
http://crooz.co.jp/wp-content/uploads/2017/04/4d1fdde3b41fa6566a23b8513df713b6.pdf


Q:なぜクルーズは CROOZ TRAVELIST を通じてオンライントラベル事業に参入したのか?
A:クルーズの EC 運営を中心としたオンライン販売の経験と Web マーケティングのノウハ
ウを活かし、事業を成長させられると考えたためです。

Q:『TRAVELIST by CROOZ』は、どんなサービスなのか?
A:『TRAVELIST by CROOZ』とは、オンライン上で航空券やホテルの価格を比較、購入がで
きる格安航空券販売サイトです。
また、今回のリニューアルに合わせて、航空券やホテルの案内に留まらず、お勧めの観光
スポットやレストラン、レンタカーやアクティビティ、更には各国の治安情報など、多岐
にわたる旅行についての相談を『TRAVELIST by CROOZ』の公式 LINE@にて無料で受け付ける
「チャット型接客サービス」もテスト導入します。それにより、旅行の日程や内容が具体
的に決まっていない方や、忙しくてなかなか窓口へ直接相談に行けない方でも、移動中や
休憩時間などの隙間時間で気軽に相談が可能となっています。

Q:オンライントラベル市場は、どのくらいの市場規模なのか?
A:オンライントラベルの国内市場規模は、ファッション EC 市場約 1.4 兆円(*2) (2015 年
度)のおよそ 2 倍、2015 年度には約 2.9 兆円(*3)にまで成長しています。
Web サイトやアプリを通じた消費者向けのオンラインでの旅行販売に関する国内の市場規
模は 2013 年から 2015 年にかけて約 2.4 兆円から約 2.9 兆円へと拡大しており、また世界
市場においても、約 7,000 億ドルから約 8,000 億ドルへと右肩上がりの状況が続いていま
す。
*2:矢野経済研究所「ダイレクトセリング市場 2016」
*3:経済産業省、Euromonitor International の調査より


Q:『TRAVELIST by CROOZ』の成長性をどう見ているのか?
A:今回の取り組みは、市場の規模、成長速度を踏まえ、今後うまくいった時に業績へ大き
なインパクトを与える可能性があると現時点では考えています。

Q:このリリースは直近で業績に大きな影響を与える取組みなのか?
A:いいえ、直近での影響はありません。
『SHOPLIST.com by CROOZ』の売上、利益と比較す
ると、極めて軽微なものとなります。

Q:では、どうしてリリースを出したのか?
A:現時点での成功確度は分かりませんが、事業を取り巻く環境の様々な点を鑑みて、うま
くいった時に業績へ大きなインパクトを与える可能性のある取り組みと判断したためです。
Q:リスクとしては、どんなことが考えられるのか?
A: 今のところ、特別大きなリスクはありません。投資金額については、全体の業績に影
響ない範囲で、一定の割合に応じて金額を決定しています。ですので、今回の新規チャレ
ンジだけで見ると特別大きなリスクは無いと判断していますが、もし仮に今後グループが
取り組む複数の新規チャレンジが失敗し続け、その損失が重なった場合、全体の業績に影
響を及ぼす可能性はあります。

Q:売上、利益が業績貢献するのはどのくらいの時間軸なのか?
A:本件に限らず新規チャレンジの業績貢献は 3~5 年後を想定しています。社内の事実デ
ータを見ても、2008 年~2012 年の間、当社コマース事業では売上、利益が横ばいで思うよ
うに収益の上がらない期間が続きました。そのような 4 年の苦節を経て、試行錯誤を重ね
た結果、サービスのリニューアルに成功し『SHOPLIST.com by CROOZ』が誕生。その後の急
成長へとつながりました。
また、これはゲーム業界の一般論ですが、ゲーム開発ではタイトルのリリースまで収益が
発生しない投資期間が 1~2 年あり、業績に寄与するのは 3 年目以降です。したがって、当
社では業績貢献まで 3~5 年の期間が妥当だと考えています。

Q: 1~2 年で大きく業績貢献するケースもあると思いますが?
A:はい、確かに稀にリリース間もなく大ヒットするゲームやメディアもありますが、それ
は非常に低確率で発生していることで、例えば日本のゲームアプリ市場において、業績に
大きな影響を与えるラインを TOP30 だとすれば、2016 年にリリースされたタイトル約 200
本(*4)のうち、年間売上で TOP30 入りをしたタイトルは全体の 1%しかありません。もち
ろん、1%になることを目指していますが、新規事業が 1~2 年で大きく業績貢献するケー
スは稀であり極めて難しいことだと、この事実データが物語っています。
*4 当社調べ(AppAnnie より参照) 調査対象期間:2016 年 1 月 1 日~2016 年 12 月 31 日


Q:どのくらいの時間軸でこの投資の成功、失敗を判断するのか?
A:クルーズでは 3 か月に一度、「状態異常の回復」を目的とした経営合宿をやっており、
今回の投資に関してもその場で、3 か月毎に判断をしていきます。少額であれば仮に赤字で
あったとしてもそのリスクを許容し、将来的な期待感から継続を判断する可能性もありま
す。とはいえ、グループの中の財務状況に応じて適時適切に意思決定をしていきます。
■この取り組みに関する今後の IR またはリリースについて
当社グループでは、新規チャレンジの継続的な IR またはリリースの方針について 3 つの基
準を定めています。

継続的にその状況を報告する取り組み
① 売上 10%以上の影響があると自信が持てた取り組み
② 現時点での成功確度は分からないが、事業を取り巻く環境の様々な点を鑑みて、うまく
いった時に業績へ大きなインパクトを与える可能性のある取り組み

現時点では継続的な状況報告を行わない取り組み
③ うまくいった時に業績へ大きなインパクトを与える期待はあるものの、
現時点でインパクトの大きさも成功確度もあまりにも未知数な取り組み

今回の取り組みにつきましては、複数あるチャレンジのうちのひとつであり、 現時点では、
②に該当すると考えているため、進捗があれば、IR 掲示板やリリース、決算説明資料など
適切な方法を通じて、ご報告してまいります。



以上

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