電流情報量診断システムの利便性向上へ【VFC-1】を開発・商品化

令和3年 9月 24 日

各 位

株式会社 高田工業所
代表取締役社長 髙田 寿一郎
〒806-8567 北九州市八幡西区築地町1番1号
コード番号 1966(東証第 2 部、福証)

―TM-CLOUD®と連動したインターフェースー
ブイエフシー ワン

電流情報量診断システムの利便性向上へ 【VFC-1 】を開発・商品化

株式会社高田工業所は、平成 28 年 4 月に電流信号を用いて回転機械を状態監視・診断
する電流情報量診断システム「T-MCMA※1」を、平成 31 年 1 月には T-MCMA をクラウド
上で使えるネットワーク「TM-CLOUD®」を発売し、遠隔での回転機械の状態監視・診断
を可能にしました。お客様の操業、設備管理の DX 化を効率的にサポートするシステムと
して高評価を頂いております。
この度、TM-CLOUD®による回転機械の状態監視・傾向管理の利便性の向上を目的に、
TM-CLOUD®と連動したインターフェース【VFC-1】を新たにサービスに加えました。
この【VFC-1】は 6 つの機能を搭載し、T-MCMA の解析データをより見やすく・わかり
やすくお客様にご覧いただける使いやすい GUI※2 になっております。





■主な機能

① 8種類のパラメータ※3の傾向管理グラフから任意に選択し、
そのグラフを重ねて表示
② 異なる回転機械の解析グラフを重ねて表示
③ 最大 10 個の複数のグラフを同一画面に表示
④ 9 つあるパラメータを同一画面で確認可能
⑤ 停止している回転機械を「停止中」と表示
⑥ 回転機械の状態の判断基準であるしきい値に達した状況になれば、
注意レベル(黄色)および危険レベル(赤色)を表示
■主な効果
 色々なデータのグラフを重ね、同一画面で確認することで、傾向管理を容易に
できます。
 全てのパラメータの一画面表示で、データを見やすく手軽に確認できます。

今後も【VFC-1】を使用し、T-MCMA の状態監視をより効率よく活用できるように改良
を進めてまいります。更に、AI 技術も取り入れ、より高度化し、お客様の設備管理に貢献
したいと考えております。



※1 T-MCMA…電気盤にセンサを設置し、モータなどの回転機器に流れている電流を
計測することで、モータおよびポンプ等の負荷側の状態を診断・解析
する電流情報量診断システム。
電気盤内で計測するため、設備の設置現場に左右されることなく状態
を診断できます。また、診断結果が数値やグラフで表示されるため、
解析が容易となり、製造業における人材不足や技能伝承の問題の解決
にも有効です。

※2 GUI…Graphical User Interface(グラフィカル・ユーザ・インターフェース)

※3 パラメータ…機械的異常、電気的異常を表す指標




本件に関する問い合わせ先 :株 式 会 社 高 田 工 業 所 総務部長 副島 淳一

電 話 : (093)632-2631


以 上




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