令和4年度 臨海副都心における自動運転技術を活用したサービスの構築に関するプロジェクトが決定

News Release
2022 年 10 月 11 日
日本工営株式会社



令和4年度 臨海副都心における自動運転技術を活用した
サービスの構築に関するプロジェクトが決定

日本工営株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:新屋浩明 以下「日本工営」)は、東京
都より「令和4年度臨海副都心における自動運転技術を活用したサービス構築に関する業務委託」を受託し、自
動運転移動サービスの実証支援や事業化に向けた検証等を行う事業プロモーター業務を務めています。この度、
臨海副都心エリア(都有地・公道)において募集していた、自動運転の実証実験プロジェクトが決定いたしました。

東京都では「未来の東京」戦略において、2025 年の無人自動運転による移動サービスの実現を政策目標とし
て掲げているとともに、「スマート東京実施戦略」においても、自動運転の実用化により、都の課題解決を目指して
います。臨海副都心エリアでは、自動運転技術を活用して地域の課題である回遊性の向上や、賑わいの創出につ
なげることを目指し、昨年度(2021 年度)より実証実験を行っています。
日本工営では、本プロジェクトを通じて自動運転移動サービスの事業化に向けた課題抽出、採算性やニーズの
分析等により自動運転移動サービスの早期実用化の促進を目指します。

1.概要
事業プロモーター(日本工営)が、自動運転技術と様々なコンテンツを組み合わせたプロジェクトを募集し、優れ
た取り組みを 2 件程度選定して、プロジェクトの実施に係る支援を行うとともに、実証を通じて得られた結果をもとに
法的課題や採算性等を検証します。

事業プロモーター 連携・ プロジェクト実施者
委託 支援 利用
東京都 日本工営株式会社 ・アドバイス プロジェクト 利用者


2.選定結果(詳細は別紙 1 の通り)
都有地:
【テーマ】 周辺施設と連携した賑わい創出コンテンツと自動運転の移動サービスの掛け合わせによる、
シティバリュー向上プロジェクト
【プロジェクト実施者】 WILLER 株式会社 BOLDLY 株式会社


公道:
【テーマ】 自動運転バスによる臨海副都心回遊性の向上プロジェクト
【プロジェクト実施者】 先進モビリティ株式会社

3.実施時期(予定)
2023 年 1 月下旬から 2 月上旬

4.その他
各プロジェクトの情報は、以下の特設 HP に掲載します。
URL : https://autonomouscar-tokyo.jp/



―お問合せ先―
日本工営株式会社 コーポレートコミュニケーション室
TEL :03-5276-2454 Email: c-com@n-koei.co.jp ホームページ:https://www.n-koei.co.jp/
別紙1

選定プロジェクト(臨海副都心・都有地/公道)
【テーマ】 周辺施設と連携した賑わい創出コンテンツと自動運転の
都有地 移動サービスの掛け合わせによる、シティバリュー向上プロジェクト
【プロジェクト実施者】 WILLER株式会社 BOLDLY株式会社
【主な実施概要】
自動運転車両を活用した臨海副都心エリアにおける新たな
モビリティサービスの実用性等について、協力会社と連携
し、実環境を想定した実証を行う。
【実験車両概要】
・NAVYA社(フランス)のARMAを使用
・自動運転専用に開発された完全電気自動車
・自動運転モード/手動運転モード(コントローラー)での走行が可能
実験車両イメージ(ARMA)
【検証内容】
・「まち全体のにぎわい創出」の検証 ・データ運用ビジネスを見越した技術導入検証
・歩車混在空間での社会受容性向上の検証 ・周辺施設から収益を得るビジネスモデル検討
【実施予定時期】
令和5年1月から2月までの間で2週間程度
【実施予定箇所】
臨海副都心エリア シンボルプロムナード公園内


公道 【テーマ】 自動運転バスによる臨海副都心回遊性の向上プロジェクト

【プロジェクト実施者】 先進モビリティ株式会社
【主な実施概要】
臨海副都心エリアにおいて自動運転バスを活用した短中距
離の運行により、移動の利便性の向上、拠点の接続性・回
遊性の向上について実証・検証を行う。

【実験車両概要】
・BYD J6をベースとする自動運転EVバス
・車両前方の障害物・信号灯色を検知し、停止・速度調整を行う
・GNSSを用いて自己位置を把握し自動走行を行い、受信状況
実験車両イメージ(EVバス) に応じてマップマッチングによる走行制御を行う
【検証内容】
・臨海副都心エリアの移動の利便性向上の検証 ・円滑な運行や安全性向上のための技術検証
・公道での社会受容性向上の検証
【実施予定時期】
令和5年1月から2月までの間で2週間程度
【実施予定箇所】
臨海副都心エリア 青海・台場地区などを回遊するルートを走行

(プロジェクト実施者に関する問い合わせ先)
『臨海副都心における自動運転技術を活用したサービスの構築に関するプロジェクト』
受付窓口(日本工営㈱コーポレートコミュニケーション室)メール: c-com@n-koei.co.jp 電話: 03-5276-2454

6881