栃木県那須町・JR黒田原駅周辺地域を周遊する自動運転バスの実証実験を実施

NEWS RELEASE

2022 年 7 月 20 日
日本工営株式会社
株式会社アークノハラ



日本工営、栃木県那須町・JR 黒田原駅周辺地域を周遊する自動運転バスの実証実験を実施
アークノハラと連携し、停留所での走行位置案内の有効性を検証


日本工営株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:新屋 浩明、以下 日本工営)は、栃⽊県 県⼟整備
部 交通政策課の「無⼈⾃動運転移動サービス実証検討調査業務委託」を受注し、⾃動運転バスを活用した実証実験
(以下、本実証実験)を栃⽊県那須町で実施します。2025 年度に⾃動運転システムを導⼊した路線バスの本格運
⾏を⽬指す「栃⽊県 ABC プロジェクト*1」の⼀環で、JR 黒田原駅周辺にお住まいの方の「生活の足」の確保や、
黒田原駅を利用する来訪者の周遊性向上を図るための新たな交通手段として、⾃動運転バスの導⼊可能性を検証す
るものです。那須町での実証実験は同プロジェクトで 5 例⽬となり、日本工営はこのうち 4 件に関わっています。


日本工営は、これまでの⾃動運転移動サービスに係る実証実験運営等の実績を生かし、本実証実験における⾃動
運転バスの運⾏やそれに係る準備、効果検証を⾏います。乗客へのアンケート調査や⾃動運転バスの手動介⼊状況
等の分析により、⾃動運転移動サービスの受容性や走⾏安全性の評価を⾏い、栃⽊県内での⾃動運転バスの導⼊可
能性に関する検討を⾏います。


また、株式会社アークノハラ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:岡本 力、以下 アークノハラ)と連携し、
主要停留所に「ICT LED 電光掲示板*2」を設置し、⾃動運転バスの走⾏位置案内を実施します。運⾏車両には、ハ
ンドルやアクセル、ブレーキがなく、コントローラーで操作可能な⾃動運転バス「ARMA(アルマ)」(フランス
NAVYA 社製)を活用します。


自動運転バス ARMA




日本工営とアークノハラは、本実証実験をはじめとした⾃治体との様々な取り組みを通じて、⾃動運転移動サー
ビスの実現による社会課題の解決を⽬指し、より多くの方々の安全・安心な生活に貢献してまいります。




■本実証実験の概要
 日 程 : 2022年7月24日(日)~8月5日(金) ※運休日:7月26日、27日、8月4日
 時 間 : 9時~17時頃(1日14便)
 ⾃動運転車両 : ARMA(最高速度20km/h未満、乗客定員9名)
 走⾏ルート: 黒田原駅~音羽町~カワチ薬品~那須町役場~黒田原まちなか広場(1周 約1.6km)




 運⾏ダイヤ :下表の時間帯に運⾏しています。




 参加方法 :実験へのご参加は、栃⽊県ABCプロジェクトのHPをご確認ください。
<http://abc-project.tochigi.jp/jissho_nasutown_bosyuu.html>


※ドライバーと実験参加者の検温、乗車前のアルコール消毒など、十分な新型コロナウイルス感染症対策に留意し
て実施します。
※ご来場の際はマスク着用に御協力ください。





*1:栃木県ABCプロジェクト
栃⽊県では⾃動運転システム(Autonomous)を導⼊した路線バス(Bus)の本格運⾏を⽬指した挑戦(Challenge)
を⾏っています。このプロジェクトでは、県内の路線において、2025年度の⾃動運転バスの本格運⾏を⽬指し、
2020年度~2023年度の間、県内10箇所で⾃動運転バスの実証実験を進めています。
栃⽊県ABCプロジェクトHP:http://abc-project.tochigi.jp/index.html


*2:ICT LED 電光掲示板
「ICT LED 電光掲示板」は⾃動運転バスに搭載したスマートフォン(位置情報端末)と通信を⾏い、⾃動運転バスが
接近したときや、事前に指定した位置を通過したときだけ、文章を表示することができます。
本実証実験では、那須町役場等の停留所付近に「ICT LED 電光掲示板」を設置します。停留所で待つ利用者に向け
「まもなく 到着します」など、⾃動運転バスの走⾏位置を案内することにより、待合環境の利便性向上を図ります。
他の実証実験では、見通しの悪いカーブ等における安全対策としても活用しています。⾃動運転バスが近づくこと
を⼀般車両に知らせることで、円滑な走⾏を支援します。


「ICT LED 電光掲示板」のイメージ




■カーブ手前において、⾃動運転バスが近づくことを⼀般車両に知らせる「ICT LED 電光掲示板」


■日本工営株式会社 について
日本工営グループは、世界中の⼈々の安全・安心を支える国内 No.1 の建設コンサルタントです。1946 年の創
業以来、日本の建設コンサルティングのリーディングカンパニーとして社会基盤の整備を事業として社会課題解決
に携わり、160 以上の国と地域において国づくり・⼈づくりの根幹に関わるサステナブルなビジネスを展開してい
ます。詳細はWebサイト(https://www.n-koei.co.jp/)をご覧ください。


■株式会社アークノハラ について
株式会社アークノハラは、「安心」「安全」「快適」な街づくりを合い言葉に、道路標識や視線誘導標、歩⾏者
用観光案内標識などのサイン、ガードレール・遮音壁などの安全施設製品について、設計~製造~施工の⼀貫した
ネットワークを構築してまいりました。これからも交通事業の発展及び環境整備の拡充と、安心安全な街づくりに
貢献してまいります。詳細はWebサイト(https://arc-nohara.co.jp/ )をご覧ください。


■本実証実験に関するお問合せ先
日本工営株式会社 交通政策事業部 交通都市部
E-mail : ml-autonomous-tochigi@dx.n-koei.co.jp


■「ICT LED 電光掲示板」に関するお問合せ先
株式会社アークノハラ 営業部 スペック推進室(担当:安田)
TEL : 03-3357-2442 E-mail : aac-kouhou@nohara-inc.co.jp
ホームページ : https://arc-nohara.co.jp/


■本件に関する報道関係者からのお問合せ先
日本工営株式会社 コーポレートコミュニケーション室
TEL : 03-5276-2454 E-mail : c-com@n-koei.co.jp
ホームページ : https://www.n-koei.co.jp/


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