ITbookホールディングスグループ 作業員の負担軽減を可能としたSWS試験用貫入ロッドの特許を取得

2023 年7月 25 日プレスリリース
ITbook ホールディングス株式会社
東証グロース:1447

ITbook ホールディングスグループ
作業員の負担軽減を可能としたSWS試験用貫入ロッドの特許を取得

当社グループの株式会社サムシング(本社:東京都江東区、代表取締役会長:前 俊守、以下「サムシン
グ」)と鉄事業を営む株式会社アステック入江(本社:福岡県北九州市、代表取締役社長 入江 伸一郎、以下
「アステック入江」)は、戸建住宅の地盤調査でもっとも普及しているスクリューウエイト貫入試験(以下「S
WS試験」)に用いられる「貫入ロッド」を新たに開発し特許を取得しましたので、お知らせいたします。

SWS試験は 1976 年に JIS 規格(日本工業規格)において、原位置における土の硬軟又は締まり具合および
土層の構成を判定するための静的貫入抵抗を求める試験方法※です。
地盤調査改良事業を営むサムシングにおいて、主として戸建住宅の地盤調査にこのSWS試験を用いておりま
す。
SWS試験に必要な物の一つとして「貫入ロッド」があります。貫入ロッドは鋼材でできており、SWS試験
の地中貫入度合いにより都度繋ぎ合わせて延長を行っております。その際、地盤の締まり具合により、繋ぎ目が
強固に締め付けられる場合があり、ロッドの変形による破損や容易に着脱できないなど、調査員の負担となって
おりました。サムシングおよびアステック入江は調査員の負担軽減を目的に、貫入ロッドの繋ぎ目であるネジ部
の形状を研究・開発・試験を繰り返し、従来の形状に比べ着脱・締め付け効率を高めることに成功しました。そ
してこの度、本技術は特許庁に認められ、新技術として特許を取得しております。
新技術を用いた貫入ロッドは当社グループの株式会社 GIR・ジオサイン株式会社、そして杭および地盤補強工
法の設計等を行っている一般社団法人 先端地盤技術グループで販売を開始しております。
当社グループは、当社グループが保有する技術力・ノウハウ・経験等を活用し、現場作業の負担軽減や安全性
の向上に繋がる技術開発・研究を進めてまいります。
※SWS 試験(旧 スウェーデン式サウンディング試験)の方法と結果(サムシング HP をご参照ください。 )
https://www.s-thing.co.jp/jiban_chosa/chosa_hoho/houhou_kekka/

【従来製品に比べての特徴】
・おねじが曲がりや折れに強い
・軟弱層の貫入時でもつなぎ目が緩みにくい
・締め固まったとしても着脱が容易




従来



特徴




新技術




【本プレスリリースに関する問い合わせ】
ITbook ホールディングス株式会社 URL: https://www.itbook-hd.co.jp/ IR担当:森島・山本
Tel. 03-6770-9970 Fax. 03-4363-1154

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