建設インフラ事業における新クラウドサービスの発売

2019 年8月 27 日
各 位
会社名 福井コンピュータホールディングス 株式会社
代表者名 代表取締役社⻑ 林 治克
(コード番号:9790 東証第一部)



建設インフラ事業における新クラウドサービスの発売


当社連結⼦会社である福井コンピュータ株式会社(本社:福井県坂井市、代表取締役社⻑:
杉田直)では、下記の通り新たなクラウドサービスを 2019 年 9 月 24 日に発売いたします。

事業部名 サービス名 サービス内容
建設インフラ事業部 CIMPHONY Plus 3 次元データ共有クラウドサービス

 背景
国土交通省が生産性革命プロジェクトの一つに位置付けている“i-Construction”は、調
査・測量から設計、施工、検査、維持管理・更新までの建設生産プロセス全体で現場の
生産性を高める取り組みとして、3次元データの効率的な利活用を推進しています。
場所を問わず、マルチデバイスでの利用が可能など、多くの利便性を備えるクラウドの
普及はますます加速しており、弊社では、建設業における ICT プラットフォームとし
て、3 次元データの更なる流通・利活用を推進できる基盤として、新たなクラウドサー
ビスを提供開始します。

 本サービスのポイント
本クラウドサービスでは、建設生産プロセスにおいて、リアルな工事現場の状況をクラ
ウド上で共有でき、工事に関係するすべての人々の関係者の距離と時間の短縮に繋が
る基盤として有用です。
 ブラウザで3次元データ(点群・設計)を閲覧可能な多機能ビューアを提供。特別
な端末やソフトウェアを必要としません。
 電⼦⼩⿊板で撮影される写真を含め、全てのデータを日時と3次元位置情報をキ
ーとして管理。工事の履歴を3次元で保持することができます。


今後も弊社の商品、外部の様々なサービス、IoT 機器などとの連携を絡めながら、基盤とし
ての利便性を高め、3 次元データの利活用を推進して参ります。
各商品の詳細につきましては、添付資料をご覧ください。
以上
News Release


報道関係者各位 2019 年 8 月 27 日
福井コンピュータ株式会社
シ ム フ ォ ニ ー プ ラ ス


【続報】データ共有クラウドサービス「CIMPHONY Plus」、
2019 年 9 月 24 日(火)よりサービス開始
〜工事データの時間軸と位置情報管理で、持続的なインフラマネジメントを⽀援〜

建設業向け CAD メーカーの福井コンピュータ株式会社(本社︓福井県坂井市、代表取締役社⻑︓杉⽥ 直)で
は、工事に関連するデータを時間軸と位置情報によって管理し、持続的なインフラマネジメントを支援するデータ共有クラ
ウドサービス「CIMPHONY Plus」を 2019 年 9 月 24 日(火)よりサービス開始します。なお、本案内は 2019 年 5
月 20 日に発表した内容の続報であり、機能や価格等の詳細を改めてご案内するものとなります。

【新サービスのポイント】
 国⼟地理院が提供する「地理院地図」などを利⽤し、クラウド上に 3 次元地図を表現。地図上で工事現場データ
の管理・共有が⾏えます。
 現場写真データや、現場の3次元データ(設計データ・点群データ)を時間軸と位置情報で管理することで、受
発注者間や関連業者間において、一連の工事状況の“⾒える化”を実現します。
 将来的には、持続的なインフラマネジメントを支援するデータ流通基盤として広く運⽤されることを目標としています。
※その他詳しい内容は【別紙】をご覧ください。




【リリーススケジュール】
2019 年 9 月 24 日(火)
 Standard プラン︓現場写真データ(電⼦⼩⿊板)運⽤サービス
※なお、2020 年 1 月頃より下記プランが追加となります。
 Professional プラン︓3D データ(設計・点群データ)運⽤サービス

【価格】(税抜)
Standard プラン︓年間\36,000〜



【本件に関するお問合せ】 福井コンピュータ株式会社 営業部 営業推進課 担当︓野路
福井県坂井市丸岡町磯部福庄 5-6 HP︓https://const.fukuicompu.co.jp/
Tel︓0776-67-8860 問い合わせフォーム︓https://hd.fukuicompu.co.jp/contact/general.php


【別紙】CIMPHONY Plus の主な機能

 現場プラットフォーム
 国⼟地理院が提供する「地理院地図」や「標高タイル」、または OSM 財団が運営する「OpenStreetMap」を
利⽤し、クラウド上でデータ管理のプラットフォームとなる3次元地図を表現します。
 この3次元地図上において、様々な工事現場データを時間軸と位置情報で管理することで、受発注者間や
関連業者間において、一連の工事状況の“⾒える化”を実現します。




 Standard プラン︓現場写真データ(電⼦⼩⿊板)運⽤サービス
 撮影日時や撮影位置情報を含んだ現場写真データを、3 次元地図上に配置・保管することで、工事の進捗
に応じた現場写真の管理が⾏えます。
 弊社の電⼦⼩⿊板対応スマホアプリ「どこでも写真管理 Plus」および⼟⽊施工管理システム「EX-TREND
武蔵(写真管理)」との連携機能を備えており、高効率な現場写真管理が可能となっています。
 また、写真データ以外にも、様々なドキュメントを 3 次元地図上に配置・保管が可能となっています。




 Professional プラン︓3D データ(設計・点群)運⽤サービス ※2020 年 1 月頃提供開始予定

 UAV やレーザースキャナ―などで得た 3 次元点群データや、ICT 施工で⽤いる 3 次元設計データなどを、3 次
元地図上に配置・保管することで、工事の進捗に応じた計測や設計、出来形状況などを⽴体的にシミュレー
ションすることができます。
 弊社の 3D 点群処理システム「TREND-POINT」との連携機能を備え、クライアントアプリケーションとクラウド
間のシームレスな点群データの連携を実現します。また、弊社アプリケーション等で作成した設計データを配置
することができます。
 特別なツールがなくても WEB ブラウザのみで、点群や設計データを 3 次元地図上に重ねて表示できます。





 任意断面︓計測データから任意の断面を生成することができます。




 現況比較︓計測データと設計データの比較、計測データ間の比較による差分⼟量算出ができます。




 ⼟量進捗︓日々の計測データを元に⼟量進捗管理が⾏えます。




 動作環境
 対象ブラウザ
 Google Chrome 9 以降
 Microsoft Edge
 Safari 8 以降
 Mozilla Firefox 4 以降
※上記ブラウザの公式最新バージョン推奨(2019 年 8 月現在)

 表示解像度
 1280×1024 ピクセル以上
 グラフィックス機能
 OpenGL3.2 もしくは OpenGL ES 2.0 以上(WebGL が実⾏可能であること)
 グラフィックスメモリ
 512MB 以上(1GB 以上推奨)

※掲載の画面は開発中のものであり、実際とは異なる場合があります。
※工事データ協⼒︓株式会社道端組





8906