新地理情報地図システム(CMAPT5)リリースのお知らせ

平成 30 年 4 月 18 日
各 位

会 社 名 株式会社 オ オ バ
代表者名 代表取締役社長執行役員(CEO) 辻本 茂
(コード:9765 東証第1部)
問合せ先 専務取締役執行役員技術本部長 松田 秀夫
(TEL.03-3460-0111)



新地理情報地図システム(CMAPT5)リリースのお知らせ

当社は、この度主力商品の一つである地理情報システム(GIS)について、新たにクラウドサービスに
対応し、ビッグデータの利用や高速データ処理が可能となるなど次世代向けのシステムである、最新版
の「CMAPT5(シイマプト・ファイブ)」の開発を完了しリリースしましたので、下記のとおりお知らせ
いたします。



1.開発の背景
CMAPT(シイマプト)シリーズは、30 年にわたり全国の政令 5 都市のほか 30 数市にご導入頂き、稼動
しています。これまで利用の多くは、道路や上下水道施設の台帳整備等のインフラ施設の資産管理に関
わるものでありました。
一方、大量のインフラ施設の長寿命化が求められる中、迅速な状況把握と的確な維持管理の実施が必
要とされ、GIS のより一層の有効活用が求められております。また、空き家の状況把握などまちづくりの
新たなニーズへの GIS の活用も注目されております。

2.システム概要
CMAPT5 は、クラウドサービスを利用することで、現地調査時にタブレット端末を利用して情報入力す
ることで、事務所と現地の情報共有が可能となりました。また、数千万件レベルのビッグデータを瞬時
に処理できるようになり、データ処理面の技術向上も実現しました。
さらに、各種地図情報をそのままデータとして読み込むことや、オープンソース利用によるカスタマ
イズが容易となり、お客様のニーズに合わせたシステム構築がより柔軟かつ迅速に可能となりました。
管理事務所と現地との情報共有

クラウド
データセンター




管理事務所 現地(調査・点検・施工)

3.今後の展開について
既に CMAPT(シイマプト)シリーズを導入いただいている公共団体でのご活用や新たな公共団体・企業
でのご活用に向けての提案を行うことにしています。
また、道路・上下水道以外の公園などのインフラ施設での活用や、まちづくりの新たなニーズにも対
応していく予定です
以上

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