「L-Share災害医療支援セット」医療活動支援装置として特許取得

NEWS RELEASE
2017年 7月11日
株式会社アイ・エス・ビー




「L-Share 災害医療支援セット」医療活動支援装置として特許取得


株式会社アイ・エス・ビー(本社:東京都品川区、代表取締役社長:若尾逸雄)は、従来から販売している
「L-Share シリーズ」を災害医療支援パッケージとして構成した「L-Share 災害医療支援セット」について、医療
活動支援装置及び医療活動支援システムとしてビジネスモデル特許を取得いたしました。


1.特許の概要
災害時には、被災地にX線装置などの医用画像機器を搬入し、被災者の医用画像を撮影することが想定さ
れます。従来の「災害派遣医療チーム」向けポータブル医療機器等では、正確な撮影時刻を取得するという概
念はなく、人手によりおおまかな撮影時刻を記録するなど、正確性に欠けていました。しかし、後に診察を行う
医療機関においては、治療の際に経過時間を把握しておくことが重要となることも多くあります。
本特許は、災害の現場で撮影された医用画像に正確な時刻を記録するため、GPS からの時刻取得可能な
TimeServer と PACS、医療画像機器とを組み合わせることで上記の課題解決を行うビジネスモデル特許です。


特許番号:特許第 6159858 号 / 特許出願番号:特願 2016‐161282
発明の名称:医療活動支援装置及び医療活動支援システム
特許権者:株式会社アイ・エス・ビー
出願日:平成 28 年 8 月 19 日 / 登録日:平成 29 年 6 月 16 日


2.「L-Share 災害医療支援セット」について
トランク 1 つだけで災害現場でのトリアージが可能な医療支援パッケージです。バッテリー駆動のため、電源
が確保できないような過酷な環境でも使用することができます。また、当該セットのプリンターに画像を出力す
ることによりその場での的確なトリアージが可能です。セット内の機器に対し、TimeServer から正確な時刻を配
信します。


【内容】
① L-Share pPACS(ポータブル PACS サーバ)
② L-Share Viewer(iPAD Air×3)
③ L-Share TimeServer(GPS タイムサーバ)
④ Canon SELPHY(プリンター)
⑤ 無線 LAN AP
⑥ モバイルバッテリ
⑦ アタッシュケース
L-Share 災害医療支援セット
3.今後の展開
当社は、「L-Share 災害医療支援セット」を各地の災害医療病院やその他ポータブル医療機器を必要とする
お客様に積極的に提案してまいります。更に、L-Share シリーズのラインナップの拡充や様々な利用シーンを想
定したソリューションを提案していく所存です。


4.展示会への出展情報
「L-Share 災害医療支援セット」を構成する「L-Share」他、「Small Medical Solution」を基本コンセプトとした
様々な医療IoTを実現するソリューションを東京ビックサイトで実施される展示会へ出展いたします。
- 2017 年 7 月 12 日(水)~14 日(金) 『国際モダンホスピタルショウ 2017』

*PACS(Picture Archiving and Communication System):医療用画像管理システム
*DICOM(Digital Imaging and Communications in Medicine):医療用デジタル画像と通信に関する標準規格
*L-Share 関連製品は医療機器ではありません。
*L-Share は(株)アイ・エス・ビーの登録商標です。


弊社が展開します「L-Share 製品」の詳細については以下の HP をご覧ください。
http://lshare.isb.co.jp/index.html


◆本記事に対するお問い合せ先:
(株)アイ・エス・ビー 我孫子システム部
TEL 04-7185-3800(代)、FAX 04-7185-1433
E-Mail: proservices@isb.co.jp
Web: http://lshare.isb.co.jp/


※その他の会社名・商品名は各社の商標または登録商標です。

※記載された内容は 2017 年7月現在のものです。

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