『PCAクラウド』及び『PCAクラウドon AWS』において『SOC1報告書』取得のお知らせ

2024 年 3 月 14 日
各 位
会 社 名 ピー・シー・エー株式会社
代表者名 代表取締役社長 佐藤 文昭
(コード番号 9629 東証プライム市場)
問合せ先 取締役経営本部長 水谷 豊
(TEL.03-5211-2700)


『PCA クラウド』及び『PCA クラウド on AWS』において『SOC1®報告書』取得のお知らせ
利用会社(委託会社)の財務報告に関する内部統制の有効性評価に寄与

サブスクリプション型基幹業務システムを開発・販売するピー・シー・エー株式会社(代表取締役社長:佐藤
文昭 本社:東京都千代田区富士見 東証一部 コード9629)は、中堅・中小企業向け基幹業務クラウドサービ
ス『PCAクラウド』及び『PCAクラウド on AWS』において、受託業務の内部統制について評価する基準、『米国
保証業務基準書第18号(以下、SSAE18/AT-C Section320)』と『国際保証業務基準3402(以下、ISAE3402)』
に準拠した『SOC1®Type2報告書(以下、SOC1®報告書) 12月31日基準日※』を独立監査人より取得しました。
2024年3月15日より、ご利用ユーザーで希望されるお客様に対して、同報告書を無料で提供いたします。※
(評価対象期間は、2023年1月1日から2023年12月31日)


中堅・中小企業の基幹業務におけるクラウドサービス利用が本格的に利用される中、自社で運用している基
幹業務システムをクラウドサービスに移行検討されるケースが急増しております。クラウド移行を検討の際には、
クラウドサービスにおけるセキュリティをはじめ、メンテナンスの簡便さや運用コストの低減等に重点が置かれて
おりますと同様に、サービス利用における内部統制の有効性等のサービス品質も重要視されております。
『PCAクラウド』及び『PCAクラウド on AWS』を利用している全てのお客様は、当社が提供する『SSAE18
(AT-C Section320)』『ISAE3402』に基づく『SOC1® Type2報告書』を、自社の財務報告に関連する基幹業務の
内部統制の有効性評価(IT全般統制)に利用することができ、お客様とその監査人も監査に係る工数を大幅
に削減することができます。
クラウドサービス関連では、PaaSやIaaSのサービスで証明書が発行されている例はありますが、アプリケーシ
ョンサービス自体の評価を受けない限り、当該報告書の利用はできません。運用体制の不備は大事故を起こ
す可能性があるため、当社は外部監査人による診断・評価を受けており、安全性の確保に努めております。
当社は導入実績20,000法人を突破した『PCAクラウド』を軸に、今後もサービス品質と信頼・安全性の向上に
努め、中堅・中小企業向けクラウドサービスのトップベンダーとして、クラウド利用促進に尽力してまいります。


『SOC1®』は、米国公認会計士協会(AICPA)が定めた保証報告書の基準である『SSAE18 (AT-C Section320)』
に従って、アウトソーシング事業者(受託会社)が委託されている業務の中で財務報告に関する内部統制を対象に、
独立監査人が手続を実施した結果と意見を表明した保証報告制度の1つに分類されます。また、同様の国際的な
保証基準として、国際会計士連盟(IFAC)が『ISAE3402』を定めております。
Type2報告書は、同様の内部統制が評価対象期間を通じて適切に設計され、かつ有効に運用されているかを、
独立監査人が評価した内部統制保証報告書になります。本報告書は、同等の日本基準『保証業務実務指針3402
(保証実3402)』への準拠対応も可能と認識しております。
以 上

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