世界最大のコミュニティWi-Fi「FON」と日本のWi-Fiインフラの拡充に向けた取り組みを開始

2015年3月18日
各 位
会 社 名 株式会社ワイヤレスゲート
(コード9419:マザーズ)
住所 東京都品川区東品川2-2-20
天王洲郵船ビル5階
代表者 代 表 取 締 役 C E O 池田 武弘
問合先 取 締 役 I R 本 部 長 須永 直樹
(TEL.03-6433-2045)




2020 年東京オリンピック・パラリンピックを視野に

世界最大のコミュニティ Wi-Fi 「FON」と
日本の Wi-Fi インフラの拡充に
向けた取り組みを開始
~ Wi-Fi エリアの拡充と Wi-Fi を活用したマーケティング事業 ~

ワイヤレス・ブロードバンドサービスを提供する株式会社ワイヤレスゲート(本社:東京都品
川区、代表取締役 CEO:池田 武弘、以下 ワイヤレスゲート)は、世界最大のコミュニティ Wi-Fi
「FON」を運営する Fon Wireless Ltd.(本社:スペイン・マドリード、以下 FON)と、その日本
法人のフォン・ジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 CEO:金田 宏、以下 フォ
ン・ジャパン)と日本の Wi-Fi インフラの拡充に向けた取り組みを開始します。


近年、スマートフォンなどのデバイスの普及、また 2020 年東京オリンピック・パラリンピック
を見据えた訪日外国人の増加に伴い、官公庁および民間企業などにおいて Wi-Fi インフラを拡大
する取り組みが進められています。世界 200 カ国以上に約 1,300 万ヵ所以上の Wi-Fi スポットを
保有する FON 社は、2012 年のロンドンオリンピック開催時にイギリス大手通信事業者の BT と共
同して、オリンピック会場周辺の Wi-Fi 環境を充実化させた実績を持ちます。
さらに、2016 年のリオデジャネイロオリンピックにおいてもブラジルの大手通信事業者の Oi
と Wi-Fi 環境を整備する構想を持っています。
こうした「FON」のノウハウを利用して、ワイヤレスゲートは、2020 年東京オリンピック・パ
ラリンピックを視野に、国内において 20 万スポットを構築すると同時に Wi-Fi を活用したマーケ
ティング事業を、FON およびフォン・ジャパンと開始します。





1.無線ルーターを販売し、自宅の Wi-Fi 環境化をサポート
総務省が昨年 6 月に発表した「通信利用動向調査」によると、家庭内で無線 LAN を利用す
る国内世帯は全体の 54.4%と、約半数の世帯が無線 LAN 以外の方法でインターネット接続す
ることが明らかになりました。ワイヤレスゲートは自宅でも快適な無線 LAN 環境が得られる
よう、FON と共同で高性能かつ低価格な無線 LAN ルーターを 3 月 19 日より大手家電量販店の
ヨドバシカメラで販売を開始します。
自宅にこのルーターを設置した利用者は、ワイヤレスゲートが提供する「ワイヤレスゲー
ト Wi-Fi+LTE SIM カード」の会員になることで、ワイヤレスゲートが展開する国内約 40,000
ヵ所の Wi-Fi スポット、LTE 通信網、3G 網に加えて、FON 会員として世界 1,300 万ヵ所以上
の「FON」の Wi-Fi スポットも無料で利用ができます。なお、利用可能な日本国内の「FON」
Wi-Fi スポットは、今後も大幅に拡大する予定です。


2.Wi-Fi スポットでスモールビジネスをサポート
移動販売者向けプラットフォーム事業などを展開する株式会社 Andeco(アンデコ)の「M-
Store Platform」(読み方:モビリティ・ストアー・プラットフォーム)に、「FON」ルータ
ーを提供して移動販売者の Wi-Fi 環境の構築をサポートします。「M-Store Platform」は、
商業施設やマルシェ内などの様々な「場」に、キッチンカーやカートを用いて飲食業や小売
業の店舗を開設する移動販売者向けに、電気と水を提供するソリューションです。「FON」ル
ーターの提供により、「M-Store Platform」利用者は電気、水に加えて Wi-Fi 環境を得るこ
とが可能となります。店舗顧客への付加価値サービスとしての Wi-Fi サービス提供や店舗ス
タッフが Wi-Fi ネットワークを活用することが可能になります。
ワイヤレスゲートは、Wi-Fi スポットを通じて物販や飲食などのスモールビジネスをサポ
ートします。
なお、「M-Store Platform」の設置場所開拓や Wi-Fi インフラの管理・運用は、これまでに
約 60,000 カ所を超える Wi-Fi ネットワークの構築の実績がある株式会社バディネットと共同
で手掛けます。
今後、この取り組みを「ロケーションコマース・アライアンス」として推進してまいります。


3.マーケティングデータの収集と提供
ワイヤレスゲートは、これまでも「銀座 G Free プロジェクト」など Wi-Fi 環境を活用し
たマーケティング事業を開始しております。今後のマーケティング事業のさらなる拡充に向
け、フォン・ジャパンと共同で「M-Store Platform」などに共同設置されたルーターから得
られる「人の流れ」関連のデータを収集・解析することでビックデータの活用に取り組む予
定です。


4.今後の見通し
平成 27 年 12 月期の業績に与える影響は現時点では軽微でありますが、中長期的に当社の
業績の向上に資するものと考えております。


ワイヤレスゲートは、快適なワイヤレス・ブロードバンドが利用できるよう、Wi-F インフ
ラの拡大およびサービスの拡充を図っていきます。



(参考)当期連結業績予想(平成 27 年2月 12 日公表分)及び前期連結実績
連結 連結 連結 連結
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
当期連結業績予想
12,472 百万円 1,350 百万円 1,348 百万円 856 百万円
(平成 27 年 12 月期)
前期連結実績
9,105 百万円 794 百万円 789 百万円 499 百万円
(平成 26 年 12 月期)


以 上





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