文教市場における“LTE over IP”技術を活用した教育用通信サービスに関する戦略的な提携について

2018 年５月 15 日
チエル株式会社
株式会社ワイヤレスゲート
株式会社 LTE-X


文教市場における“LTE over IP”技術(※)を活用した教育用通信サービスに関する
戦略的な提携について
～学習に最適なセキュアなインフラ提供を目指して～



チエル株式会社（以下「チエル社」
）と株式会社ワイヤレスゲート（以下「ワイヤレスゲ
ート社」、株式会社 LTE-X（以下「LTE-X 社」
） ）は、日本国内文教市場における、“LTE over
「
IP”技術(※)を活用した教育用通信サービス」に関する戦略的な提携を行うことで合意し
ました。


昨今、学校現場や家庭においては、コンピュータを活用した学習機会が増加しております。
さらに、インターネットを活用した調べ学習やクラウドサービスを活用した学習機会が増
え、安全なインターネット回線確保が必要となっています。一方、自治体においては情報漏
洩問題等が起きており、セキュリティ確保の必要性がこれまで以上に拡大しています。この
ような状況を受け、2017 年度には文部科学省より「教育情報セキュリティポリシーに関す
るガイドライン」が公表され、個人情報をはじめとした各種情報の取り扱いガイドラインが
示されたばかりです。


本提携は、文教市場において、「誰でもがセキュアな環境で学習が出来る通信サービス」
提供を目指し共同開発を行うもので、
「教育情報セキュリティポリシーに関するガイドライ
ン」に沿ったサービスを検討してまいります。


具体的には、以下のサービスを検討しております。


サービス 概要 対象端末 販売先

セキュアアクセス 接続場所・接続手段（Wi-Fi、LTE など）を 地方自治体から配布される学習 地方自治体

サービス 問わず、学習コンテンツ等の特定コンテン 端末（タブレット等） 一般利用者

ツにのみ安全にアクセスできるサービス 個人が所有するスマートフォン

論理ネットワーク 物理ネットワーク網を変更せずに、校務系 校務系パソコン 地方自治体

分離サービス および外部接続系などの複数の論理ネット 学習端末（タブレット等）

ワークを提供するサービス 個人が所有するスマートフォン

---

 2018 年５月 16 日から開催される「第９回教育 IT ソリューション EXPO（EDIX）」のチエル
社ブースにて、上記サービスのご紹介をさせていただく予定です。


チエル社、ワイヤレスゲート社および LTE-X 社は、
“LTE over IP”技術を活用した教育用
通信サービスを通して、教育 ICT のインフラ整備を促進してまいります。


以上




(※)LTE over IP：様々なネットワーク上で LTE プロトコルを重畳することで、LTE が有す
る端末認証をはじめとした各種機能を利用可能とする技術。LTE-X 社が世界で初めて実用化
に成功。


■チエル社について
チエル社（本社：東京都品川区 代表取締役社長：川居 睦）は、
「子供たちの未来のため
に、世界中の先生の授業を ICT で支える」を企業理念に掲げて 2006 年 10 月に設立しまし
た。シェア NO.1 のフルデジタル CALL システム『CaLabo EX』をはじめ、タブレット対応授
業支援システム、延べユーザー数が 300 万人を超えるクラウド型教材配信サービス
『CHIeru.net』などの開発・制作を手がける、学校教育市場に特化した ICT 専業メーカーで
す。


■ワイヤレスゲート社および LTE-X 社について
ワイヤレスゲート社(本社：東京都品川区 代表取締役 CEO：池田 武弘)は、複数の無線
通信インフラ（Wi-Fi、WiMAX2+、LTE など）を組み合わせ、アグリゲーター（統合無線通信
事業者）としてワイヤレス・ブロードバンドサービスを提供しています。2016 年９月にモ
バイル・インターネットキャピタル株式会社(本社：東京都港区 代表取締役社長：海老澤
観)と共同で出資し、LTE-X 社を設立しました。
LTE-X 社は、セキュアで高速/大容量の通信プラットフォームを提供するため、世界に先
駆けて“LTE over IP”技術を開発・実用化し、IoT を支える付加価値の高い通信サービス
を提供しています。

---