スマートバリューと三井物産エレクトロニクスが協業 はたらくクルマ向けIoT化サービスを提供

平成 27 年 11 月 16 日
各 位
会 社 名 株 式 会 社 ス マ ー ト バ リ ュ ー
代 表 者 名 代表取締役社長 渋 谷 順
(コード番号:9417)
問い合わせ先 取締役経営管理管掌 田 中 健 作
TEL. 06-6448-1711



スマートバリューと三井物産エレクトロニクスが協業
はたらくクルマ向けにIoT化サービスを提供


株式会社スマートバリュー(本社:大阪市西区、代表取締役 渋谷 順 以下、当社)は、
当社クラウドソリューション事業/モビリティ・サービスにおいて、三井物産エレクトロニ
クス株式会社(以下、三井物産エレクトロニクス)と、特殊車両メーカー向けに、はたらく
クルマを短期間・低コストでIoT(Internet of Things)へ対応させる
サービスを開発し、本日から提供いたしますので、お知らせいたします。
当社がこれまで培った自動車向けM2M/IoTサービスの開発・運用ノウハウを活用し、
エレクトロニクス商社である三井物産エレクトロニクスがグローバルに取り扱う車載ユニッ
トやセンサー等のM2M/IoTサービスに必要なデバイスと機能的に連携することによっ
て、特殊車両のIoT化をパッケージ化し、短期間・低コストで提要できるサービスを開発
しました。

当社は、クラウドサービスによる社会課題の解決に向け、「CiEMS」をはじめとする
クラウドサービスの導入を通じ、急速に普及するテレマティクス、動態管理、M2M、Io
Tの分野における価値創造を進めてまいります。


以 上
報道関係者各位
ニュースリリース
2015 年 11 月 16 日
株式会社スマートバリュー
三井物産エレクトロニクス株式会社

スマートバリューと三井物産エレクトロニクスが協業
はたらくクルマ向けIoT化サービスを提供
~短期間・低コストで特殊車両をIoT対応~

株式会社スマートバリュー(以下、スマートバリュー)と、三井物産エレクトロニクス株
式会社(以下、三井物産エレクトロニクス)は、特殊車両メーカー向けに、はたらくクルマ
(※1)を短期間・低コストでIoTへ対応させるサービスを開発し、2015 年 11 月 16 日
に提供を開始することといたしました。


本サービスは、車両のECU(エンジンコントロールユニット)からCAN情報(※2)
等を取得し、Wi-Fiや携帯電話通信等を利用してサーバへデータを送信する汎用ユニ
ットを、車両(エンジン)ごとにセミカスタマイズすることで、短期間にはたらくクルマ等
の対象車両の稼働情報をクラウド上へ連携できる仕組です。
更に、クラウドへ送信されたCAN情報は、スマートバリューが提供する自動車向けM2
M/IoTサービスプラットフォームである「CiEMS(シームス)(※3)へ送信され

るため、新たに、データ受信側の環境を構築する必要がなく、低コストでデータを管理でき
る環境が完成します。


【開発の背景】
近年、M2M/IoT技術の発展により、特殊車両を中心に自動運転や自動施工等の次世
代へのサービス開発への期待が高まっています。
しかしながら、M2M/IoTサービスを初期から構築するとなると、車載ユニットやセ
ンサー、通信方法、クラウド環境、WEBアプリケーションの構築など、様々な調整が必要
になり、多大な時間とコストを要します。
今般、スマートバリューがこれまでに培った自動車向けM2M/IoTサービスの開発、
運用ノウハウを活用し、エレクトロニクス商社である三井物産エレクトロニクスがグロー
バルに取り扱う車載ユニットやセンサー等、M2M/IoTサービスに必要なデバイスと
機能的に連携することによって、はたらくクルマ等の特殊車両のIoT化をパッケージ化
し、短期間・低コストで提供できるサービスを開発いたしました。
【サービスの概要】
1.全体構成
CAN 情報等 Wi-Fi/3G 等




汎用車載ユニット

センサー等 M2M/IoT プラットフォーム
はたらくクルマ



2.サービスのポイント
①IoTのファーストフェーズを短期間・低コストで提供
IoTのファーストフェーズである、
「データ取得」について、汎用ユニットをセ
ミカスタマイズして提供することによって、短期間・低コストで構築することがで
きます。


②デバイスからクラウド、アプリケーションまでをワンストップで提供
上流から下流までワンストップで提供することが可能です。お客様がIoTを通
じて実現したいサービス・ソリューションに応じて、レイヤーごとの最適な方法を
ご提案します。


③データ分析、ビジュアライゼーションまで支援
データ取得後、サービス・ソリューション内容が固まれば、それに応じたデータ分
析やビジュアライゼーション(可視化)までをも提供いたします。


【用語解説】
※1「はたらくクルマ」
フォークリフトなどの特殊車両の総称
※2「CAN情報」
車載LANであるCAN(Controller Area Network)で伝
送される、車載機器の制御情報のこと
※3「CiEMS(シームス)

専用の車載ユニットやセンサー類を使って、車両のデータや位置情報を収集~分析す
ることができるスマートバリューのM2M/IoTプラットフォームのこと
【参考資料】
■株式会社スマートバリューについて
本社:大阪市西区
代表取締役社長:渋谷 順
資本金:250,570,800 円
従業員数:230 人(2015 年6月末時点)
事業概要:クラウドソリューション事業、モバイル事業
http://www.smartvalue.ad.jp/


■三井物産エレクトロニクス株式会社について
本社:東京都港区
代表取締役社長:市川 誠
資本金:350,000,000 円
従業員数:110 名(2015 年6月末時点)
事業概要:M2M/IoT関連事業、産業組込み事業、装置電材事業
http://www.mbel.co.jp/


本件に関する問合せ先
株式会社スマートバリュー
経営管理Division 戦略IRグループ
〒550-0004 大阪府大阪市西区靭本町2-2-3 なにわ筋本町MIDビル4階
TEL:06-6448-1711 Email:press@g.smartvalue.ad.jp
三井物産エレクトロニクス株式会社
ソリューション事業本部システム第1部
〒105-0011 東京都港区芝公園2-4-1 芝パークビルA館 10 階
TEL:03-4330-0505 Email:telematics@mbel.co.jp

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