モーニングスター・エクイティ・リサーチレポート発行のお知らせ

各 位
2022 年 9 月 13 日
株式会社 GRCS
代表取締役社長 佐々木 慈和
東証グロース:9250




モーニングスター・エクイティ・リサーチレポート発行のお知らせ


モーニングスター株式会社より、当社(株式会社 GRCS)に関するエクイティ・リサーチレポートが発
行されましたのでお知らせいたします。
なお、レポートは以下のリンク及び別添よりご覧いただけます。


モーニングスター・エクイティ・リサーチレポート(2022 年 9 月 13 日発行)


<会社概要>
会 社 名 : 株式会社 GRCS
代 表 者 : 代表取締役社長 佐々木 慈和
所 在 地 : 東京都千代田区五番町1番9号
設 立 : 2005 年 3 月
資 本 金 : 299 百万円
上場市場 : 東京証券取引所グロース(証券コード:9250)
事業内容 : GRC・セキュリティ関連ソリューション事業
U R L : https://www.grcs.co.jp/




本プレスリリースに関するお問い合わせ先
株式会社 GRCS IR担当
E-mail: ir@grcs.co.jp
Morningstar Equity Research Report 2022.9.13

GRC(ガバナンス リスク コンプライアンス)+S セキュリティー)
・ ・ ( を支援
投資判断(9/12)


GRCS(9250・東証グロース) 新規 Overweight

株価 投資単位 時価総額 年初来高値 年初来安値 PER 予)


3,400円 44.5億円 7,330円 2,428円 ―倍
100株
(9/12) (9/12) (22/4/4) (22/2/24) (9/12)



企業のリスク対策で成長
■セキュリティー意識の高まり捉える 想定株価レンジ 6,000円~ 6,500円
22 年 11 月期第 2 四半期累計(21 年 12 月~ 22 年 5 月) 13,000
(円)
の業績(非連結)は売上高が 11 億 1,300 万円、営業損益 12,000
10,000
が 900 万円の赤字となった。前年同期は四半期財務諸表 434
8,000
を作成していないが、参考値で売上高は 33.3%拡大した。
6,000
ロシアのウクライナ侵攻で企業のセキュリティー意識が高 4,000
13週線 26週線

まったほか、サプライチェーンマネジメントの整備が急務 2,000 2,428
(千株)
12,000
となる流れの中で、同社のセミナーの申込件数が急増して 出来高 13週平均線
6,000

いる。既存顧客へのアップセル(既存顧客により上位の商 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9



材を提供することで売上単価を向上させる営業手法)が順 13週移動平均線 26週移動平均線 出来高
(13週平均)
調に推移しているほか、新規顧客も増加した。営業損益が 3,096円 3,722円 149,662株
赤字(前年同期比7,100万円減)となったのは、フィナ
ンシャルテクノロジー事業(後述)の専門人材の労務費 期の売上規模は約 5 億円が見込まれる。さらに、海外ベン
増や採用教育費、金融業界への営業費用増といった先行 チャーと協業し、マネーロンダリング対策を中心に大手顧
投資の側面が強い。費用投下前の営業利益は 1 億 2,500 万 客のグループ全体へと展開幅をグローバルに広げていく取
円。  り組みにも着手している。
バリュレイト社の買収により、連結決算に移行する。8 また、22 年 11 月期第 2 四半期には上場後初の M & A と
月 18 日に発表した 22 年 11 月期の計画は、売上高が 23 億 して、人材採用強化支援などのサービスを展開するバリュ
8,400 万円、営業損益が 2 億 2,700 万円の赤字。単体業績 レイト社を買収した。バリュレイトのスタッフを GRCS の
の予想については、売上高を従来の 20 億 9,200 万円から 専門人材に育成するほか、 採用力の拡充に結び付ける考え。
22 億 3,200 万円(前期比 27.0%増)に引き上げた一方、 拡大が続くGRC(ガバナンス・リスク・コンプライア
フィナンシャルテクノロジーへの投資拡大に伴う費用増に ンス)対策の需要を取り込み、顧客基盤が厚みを増しつ
より、営業損益は 1 億 9,000 万円の黒字から 2 億 2,000 万 つある同社の成長余地は大きい。投資が先行しているフ
円の赤字(前期は 1 億 2,300 万円の黒字)に変更した。 ィナンシャルテクノロジー事業も、23年11月期からの
利益貢献が予想される。22 年 11 月期決算の発表時に開示
■フィナンシャルテクノロジー強化
される可能性がある初の中期経営計画にも注目したい。モ
コア業務のプロダクトを強化するため、フィナンシャル ーニングスターでは 26 年 11 月期までの売上高の年率成長
テクノロジー事業への投資を進めている。同事業は金融業 率を 12.9%とみて、営業利益率はフィナンシャルテクノ
界の顧客向けにフロント業務に関するサービス(売買シス ロジーの投資回収期入りや人材コストの対売上比縮小によ
テムなどキャピタルマーケット向けソリューション)を提 り 25 年 11 月期に 10%に近づくと予想。これを基に DCF
供し、それを足掛かりに既存事業の GRC、セキュリティー (ディスカウト・キャッシュフロー)法を用い、想定株価
分野へと領域を拡大する戦略。既にみずほ証券をはじめと レンジを 6,000 円~ 6,500 円と試算。投資判断は新規で
する複数の証券会社向けに実績を築いており、22 年 11 月 「Overweight」とする。 (鈴木 草太)

業績動向(9/12時点)
売上高 前年比 営業利益 前年比 経常利益 前年比 純利益 前年比 EPS
(百万円) (%) (百万円) (%) (百万円) (%) (百万円) (%) (円)
20 年 11 月期(単) 実績 1,431 ▲5.2 26 ▲26.2 22 ▲8.1 46 ― ―
21 年 11 月期(単) 実績 1,758 ▲9.0 123 ― 100 ― 143 ― 210.1
会社予想 2,384 ― ▲227 ― ▲241 ― ▲179 ― ▲136.9
22 年 11 月期(連)
MS 予想 2,400 ― ▲210 ― ▲220 ― ▲160 ― ▲122.4
23 年 11 月期 MS 予想 3,000 25.0 250 ― 220 ― 200 ― 152.9
※ 22 年 11 月期第 3 四半期から連結決算に移行

本資料は投資判断の参考としての情報提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的とするものではありません。銘柄の選択、投資判断の最終決定はお客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。本資料に掲載された意見 (1/3)
は作成日における判断であり、予告なしに変更される場合があります。本資料に掲載された意見・データは、当社が信頼できると判断したデータ等により作成いたしましたが、その正確性、安全性等について保障するものではあ
りません。著作権、知的所有権等一切の権利はモーニングスター株式会社並びに Morningstar.Inc に帰属しますので、許可なく複製、転写、引用等を行うことを禁じます。
Morningstar Equity Research Report 2022.9.13

GRCS(9250 東証グロース)





当社を取り巻く事業機会
■ 会社概要
 プロダクトの活用により、全社的な情報管理や共有を効率化 ⇒ 企業課題を可視化

商号の「GRCS」は、 =ガバナンス(企業統治)、
「G 」「R  分析、解決、維持をワン・ストップで支援 ⇒ 継続的なPDCAサイクルにより
プロジェクトを積み増すフロー
=リスク」「C =コンプライアンス(法令順守)、 =セ
、 」「S
キュリティー」
。その名の通り、企業の GRCS 対策支援で
リアルタイムキーワード ワン・ストップ支援




国内有数。コンサルティングとプロダクトの導入を合わ サプライ リモート アナリティクス
チェーン ワーク 課題の可視化


せて課題解決に貢献する。分析により課題をあぶり出し、 企

通信障害

コンサルタントがそのためのソリューションを提供、さら 成

サイバー
攻撃 モニタリング ソリューション

に必要なプロダクトを導入し、プロダクトの運用を監視す 改善状態の維持 課題の明確化・解決



るモニタリングまでが一連のサービスで、100 人超の専 個人情報

プロダクト

門人材を擁する。
「課題可視化→ソリューション提供→プ 課題の重要度
データ・ノウハウ




ロダクト導入→モニタリング」という循環を繰り返すこと 出所 会社資料


でデータが蓄積され、新たな課題の発見やより高位のサー
ビスへの移行につなげやすくなる。実際に同社の顧客当た ー攻撃に備える必要性が改めて印象付けられた。それでも、グ
りの売上は向上しており、年間取引高が 3,000 万円以上 ローバル化で先行する欧米企業に比べ、日本企業のGRCへの理
の顧客(21 年 11 月期は 14 社、20 年 11 月期は 10 社)向 解はまだ十分とはいえない。このため、ソリューションやコン
けの売上比率は 7 割を超えている。自社プロダクトは、外 サルの市場の成長余地は大きい。同社はこの分野で10年超の実
部環境リスクを分析し、課題を可視化する全社的リスクマ 績を有する専業。海外の大手会計事務所やコンサルファームも
ネジメントツール「Enterprise Risk MT」など。 リスク対策に関するサービスを展開しているものの、その機能
また新領域としては、金融業界向けのフィナンシャルテ はユーザーにとってオーバースペックで高価過ぎる傾向がある。
クノロジー事業を強化している。売買システムをはじめと 一方、GRCSは顧客の求める経営の守りに特化し、リーズナブル
するフロント業務がターゲットで、そこからアンチマネー な価格で提供する点が強み。また、日本の金融グループのグロ
ロンダリングやサイバー攻撃対策といった GRC、セキュ ーバル化が加速する中で、マネーロンダリング対策の潜在需要
リティー分野のサービスへと守備範囲を広げていく狙い。 が大きく、同社は既にフィナンシャルテクノロジー事業の強化
22 年 7 月には、人材採用強化支援やプロジェクト支援 によって市場に食い込みつつある。
などのソリューション提供とフリーランス人材のマッチ
ングプラットフォームを運営しているバリュレイト社の
株式を取得し子会社化した。バリュレイトのスタッフをリ リスク要因
スキリングによって GRCS の専門人材に育成するほか、業 GRCは企業のコストセンターの管轄となるため、景況感
績成長の鍵を握る採用力の強化に役立てる考え が悪化する局面ではコスト抑制の動きが逆風になる可能性が
ある。しかし、近年では日本でもGRCを重視する考えが浸
■ 事業環境と展望 透しつつあり、外部環境は良好だ。また、同社はGRCへの
GRCS、特にGRCに対する日本企業の意識は年々高まっている。 支出を惜しまない大企業との取引を拡大している。ストック
海外市場での不正競争摘発などのトラブルや相次ぐ不祥事、さ 収益も多く、相対的に経済動向への耐性は強いと考えられる。
らにはESG投資の観点からもこれらを重視する動きが強く、セ
キュリティーに関しても、ウクライナ戦争などを通じてサイバ


株主還元(9/12時点)
■ 配当の状況 ■ 株主優待
1株当たり配当金 なし

中間期末 期末 年間

20年11月期 実績 0円 0円 0円

21年11月期 実績 0円 0円 0円

22年11月期 会社予想 0円 0円 0円



本資料は投資判断の参考としての情報提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的とするものではありません。銘柄の選択、投資判断の最終決定はお客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。本資料に掲載された意見
は作成日における判断であり、予告なしに変更される場合があります。本資料に掲載された意見・データは、当社が信頼できると判断したデータ等により作成いたしましたが、その正確性、安全性等について保障するものではあ
りません。著作権、知的所有権等一切の権利はモーニングスター株式会社並びに Morningstar.Inc に帰属しますので、許可なく複製、転写、引用等を行うことを禁じます。 (2/3)
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GRCS(9250 東証グロース)





競合他社比較 (9/12時点)

シグマクシス ・
GRCS マネジメント
ホールディングス
(9250 東証グロース)
・ ソリューションズ
(6088 東証プライム)

(7033 東証プライム)

株価 3,400円 2,990円 1,239円
投資単位 100株 100株 100株
基本事項
最低投資金額 340,000円 299,000円 123,900円
決算月 11月 10月 3月
PER 予)
( ― ― 26.2倍
株価指標 PBR 実)
( 5.9倍 21.8倍 5.1倍
配当利回り
(予) 0.0% ― 1.2%
売上高成長率
(予) 35.6% ― 9.9%
成長性 営業利益成長率
(予) ▲284.6% ― 15.3%
EPS成長率
(予) ▲165.2% ― 19.2%
売上高営業利益率
(予) ▲9.5% ― 18.5%
収益性 自己資本当期純利益率
(実) 33.4% 35.2% 21.1%
総資産経常利益率
(実) 10.7% 28.2% 22.2%
自己資本比率
(実) 59.0% 60.0% 70.3%
財務安定性 デット エクイティ レシオ
・ ・ (実) 24.8% 59.7% 0.0%
流動比率
(実) 29.8% 257.0% 439.5%
競合にはプロジェクトマネジメントに特化したコンサル会社のマネジメントソリューションズ(= MSOL、7033 =)コンサルファームのシグマクシス ホールディングス
、 ・ (6088)
を選んだ。


■成長性 ■収益性 ■財務安定性
GRCSは企業のGRC対策に特化した 22年11月期は金融業界向けフィナ 自己資本比率は非連結の22年5月末
10年超の実績を有し、顧客の必要に適 ンシャルテクノロジー事業への先行投 で56.9%(21年11月末は59.0%)
。売
したスペックのサービスを提供。 「課 資により、営業損益が2億2,700万円 掛金の増加や法人税等の支払いにより、
題可視化→ソリューション提供→プロ の赤字となる見通し。ただ、同事業は 現預金は6億7,400万円(同8億7,500
ダクト導入→モニタリング」のワンス 既に複数の顧客とのビジネスが本格化 万円)に減少した。バリュレイト社の
トップ展開を通じて、1つの顧客が抱 しつつある。構築したパッケージの横 買収に伴い連結決算に移行する。比較
えるニーズをさらに掘り下げていくこ 展開や、顧客グループ内へのサービス 企業の自己資本比率はMSOLが50.4
とで顧客当たり売上を向上させている。 の広がりが期待され、23年11月期に %(22年4月末) 、シグマクシスHDが
世界のGRC市場は年平均14%の成長が も部門黒字への転換が期待される。ま 70.3%(22年3月末)。
予想されるが、同社はそれを上回る3 た、既存のGRCS分野に関しても、これ
割の売上成長ペースを維持していく公 までにコンサルタントの人数を増やし
算だ。 てきたことで、新採用の人員が稼働す
るまでの間に生じるコストの影響が段
階的に低くなっていくと考えられる。




モーニングスター株式会社
株式分析部 アナリスト  鈴木 草太
03-6229-0078   sotsuzuki@morningstar.co.jp




本資料は投資判断の参考としての情報提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的とするものではありません。銘柄の選択、投資判断の最終決定はお客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。本資料に掲載された意見
は作成日における判断であり、予告なしに変更される場合があります。本資料に掲載された意見・データは、当社が信頼できると判断したデータ等により作成いたしましたが、その正確性、安全性等について保障するものではあ
りません。著作権、知的所有権等一切の権利はモーニングスター株式会社並びに Morningstar.Inc に帰属しますので、許可なく複製、転写、引用等を行うことを禁じます。 (3/3)
モーニングスター エクイティ リサーチレポートの読み方
・ ・
特 徴
(1)第三者機関として中立的な立場を重視 Overweight (オーバーウエート)
 モーニングスター・エクイティ・リサーチレポートは、 今後、半年間の株価推移が現値水準を 15%以上上回ると
モーニングスターが位置する中立的な第三者としての立場 予測される場合
を重要視し、客観的な比較・評価情報の提供に努めていま Neutral (ニュートラル)
す。モーニングスターがカバーする全銘柄に対し、アナリ 今後、半年間の株価推移が現値水準の- 15%~+ 15%に
スト個人の見解に加え、複数のアナリストから成る銘柄評 とどまると予測される場合
価委員会の意見を反映し、投資判断・想定株価レンジ・業 Underweight(アンダーウエート)
績予想を決定しています。 今後、半年間の株価推移が現値水準を 15%以上下回ると
予測される場合
(2)カバー銘柄のユニバース
 カバー銘柄は下記対象銘柄から銘柄評価委員会が選出し  モーニングスターでは業績見通しや財務状況、株価の値
ています。 動きなどに関する見解の変更により、機動的に投資判断を
【銘柄選定基準】 変更します。ただし、影響力のある、新しい情報が明らか
● アナリストのカバー率が低い国内新興市場上場銘柄 となり、判断に時間を要する場合には投資判断を「Under
●  人投資家からの人気が高い銘柄(各オンライン証券
個 Review」(保留)とする場合があります。また、取引時間
のデータを参考) 中の投資判断の変更は行いません。アナリストが退職した
● 時価総額を考慮(50 億円程度以上を目安) 場合などは投資判断をいったん「Suspension」(停止)と
● 整理、監理銘柄や継続疑義、債務超過銘柄を除く する可能性があります。

(3)3 段階の投資判断 (4)中期的な想定株価レンジ
 カバー銘柄に対する投資判断は、モーニングスターの各  向こう半年間で想定される株価のレンジを示します。株
アナリストによる調査・取材・分析を基に銘柄評価委員会 価指標などを用いた適正株価水準のほか、チャートのフシ
の協議を経て決定しています。 下記の基準を基に 3 段階(最 目や直近の高値・安値、トレンドライン、移動平均線など
上位から「Overweight 」(オーバーウエート)「Neutral」
、 テクニカル面や価格帯別出来高なども考慮して、中期的な
(ニュートラル)「Underweight」
、 (アンダーウエート) ) 上値メド、下値メドを決定しています。
で予測しています。



項目説明
■ アナリストコメント ■ 会社概要 ■ 成長性
 直近の業績動向や事業環境につい  各銘柄がどのようなビジネスを展  今期会社計画の売上高成長率、営
て、取材に基づいた評価をコメント 開しているのか、どこに収益源があ 業利益成長率、EPS 成長率を競合他
しています。投資判断の根拠や業績 るのかなどを詳しく解説するほか、 社と比較するほか、過去の経緯や主
予想に対する見方、今後の事業展望 今後どの事業に力を入れていくの 力事業の成長力などを評価します。
などを記載し、株式投資をするうえ か、中期的にはどのような事業展開
で最も重要な情報を掲載していま を図っていくのかなどの中期的な見 ■ 収益性
す。また、読みやすさを考慮してテー 通しも取材を踏まえて掲載します。  今期会社計画の売上高営業利益率
マごとに 2 ~ 4 つのパラグラフに と前期実績の自己資本当期純利益
まとめているほか、重要なポイント ■ 事業環境と展望 率、総資産経常利益率を競合他社と
を太字で強調しております。  各銘柄が属する業界について、足 比較するほか、過去からの収益性の
元の状況や将来の成長性などの観点 変動などを評価します。
■ 業績動向 から解説します。競合他社への取材
 通期決算の実績 2 期分と会社予 も実施することで業界全体を多方面 ■ 財務安定性
想、およびモーニングスターの独自 から捉えるほか、業界団体のデータ  前期実績の自己資本比率、 デット・
予想を今期、来期の 2 期分掲載し など具体的な数値も掲載します。 エクイティ・レシオ(=有利子負債
ております。各銘柄への取材に加え、 / 自己資本× 100)、流動比率(=流
四半期毎での過去の業績傾向やセグ ■ リスク要因 動資産 / 流動負債× 100)を競合他
メント毎での分析に基づいて業績数  各銘柄が有するリスクを解説しま 社と比較するほか、現預金やキャッ
値を予測しています。 す。事業面でのリスクに加え、業績 シュフローなどの観点から財務安定
面や財務面、株式市場独自のリスク 性を評価します。
なども考慮して様々な角度から見た
リスクを示します。



本資料は投資判断の参考としての情報提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的とするものではありません。銘柄の選択、投資判断の最終決定はお客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。本資料に掲載された意見は作成日に
おける判断であり、予告なしに変更される場合があります。本資料に掲載された意見・データは、当社が信頼できると判断したデータ等により作成いたしましたが、その正確性、安全性等について保障するものではありません。著作権、知
的所有権等一切の権利はモーニングスター株式会社並びに Morningstar.Inc に帰属しますので、許可なく複製、転写、引用等を行うことを禁じます。

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