国土交通省「空港制限区域内の自動走行 実証実験実施者」に選定

平成30年9月27日
各   位
会 社 名 鴻池運輸株式会社
代表者名 代表取締役兼社長執行役員  鴻 池 忠 彦
(コード番号:9025 東証第一部)
問合せ先 常務執行役員
経営企画本部本部長       佐 藤 隆 夫
TEL 03-3575-5753



「国土交通省『空港制限区域内の自動走行 実証実験実施者』に選定」に関するお知らせ




 当社と株式会社ZMPは、国土交通省航空局が本年6月26日から公募した「空港制限区域内の自動走行に係る
実証実験 実証実験実施者」に共同で応募し、このほど選定されました。


 つきましては、本日添付のニュースリリースを行いましたので、お知らせいたします。




以  上





ニュースリリース



深刻化する空港の地上支援業務労働⼒不⾜への対応めざし

国⼟交通省「空港制限区域内の⾃動⾛⾏ 実証実験実施者」に選定
鴻池運輸と ZMP が成田国際空港で共同実施
2018 年 9 月 27 日
鴻池運輸株式会社
株 式 会 社 Z M P


鴻池運輸株式会社(本社:大阪市 中央区、代表取締役兼社⻑執⾏役員 鴻池 忠彦)と、株式会社
ZMP(本社:東京都 文京区、代表取締役社⻑ 谷口 恒)は、国⼟交通省航空局が本年 6 月 26 日か
ら公募(*1)した「空港制限区域内の⾃動⾛⾏に係る実証実験 実証実験実施者」に共同で応募し、
このほど選定されました。(*1)http://www.mlit.go.jp/report/press/kouku09_hh_000111.html



当実験は国⼟交通省航空局が、深刻化する空港の地上支援業務の労働⼒不⾜に対応するため、空港
の制限区域内において、乗客・乗員の輸送を想定した⾃動⾛⾏⾞両の実証実験を⾏う国内初の取り組
みで、実証実験実施時期は本年 11 月頃〜来年 2 月頃の間を予定しています。

本プロジェクトでは、成田国際空港において、地上支援業務の一部を請け負っている KONOIKE グ
ループの日本空港サービス株式会社(JASCO)の作業スタッフの空港内移動を、ZMP が提供する⾃
動運転実験⾞両で実施し、空港制限区域内という一般道路とは異なるルールが適用される環境下で、
⾃動運転技術実装に向けた検証および課題の抽出を⾏います。

KONOIKE グループは、1994 年の関⻄国際空港(以下、関⻄空港)開港時から空港内の地上支援
業務の請負サービス事業に進出し、以来、経験とノウハウを積み重ねてサービスの対象領域と拠点を
拡大。今日では関⻄空港をはじめ成田、⽻田、伊丹、福岡、神⼾など日本の主要空港の多くで様々な
業務を受託しています。しかし近年の訪日旅客の急激な増加や、東京五輪を控えてのさらなる訪日旅
客数の拡大に対応するための労働⼒不⾜があらゆる空港での喫緊の課題となっており、地上支援業務
のさらなる省⼒化と効率化が求められています。

そこで、鴻池運輸は⾃動⾛⾏分野で先駆的な取り組みを進めているZMPと、国内初となる空港の制
限区域内における乗客・乗員の輸送を想定した⾃動⾛⾏の実証実験に共同で応募し、選定されたもの
です。

ZMP は⾃社で⾃動運転技術や⾃動運転⾞両管理システムなどを開発し、⾃動運転プラットフォー
ムとして提供しています。また、「デモから商業化」を掲げ、大⼿町〜六本⽊間の⾃動運転タクシー
によるサービス実証など、実用化に向けたビジネスモデルの実証を⾏っています。本件は空港制限区
域内という新たなフィールドでの実証となります。

鴻池運輸と ZMP は本実証実験の成功に向け、KONOIKE グループの実業務ノウハウと ZMP の⾃動
運転技術を組み合わせ、共同で準備を進めてまいります。


じくはら
【報道関係者様お問合せ先】鴻池運輸(株) 広報室 岩切、古屋、 竺 原 tel:03-3575-5753
(株)ZMP プラットフォーム事業部 tel:03-5802-6901


<ご参考> 実験用⾞両イメージ




■鴻池運輸株式会社の概要

商号 鴻池運輸株式会社 ※東証 1 部 代表者 代表取締役兼社⻑執⾏役員 鴻池 忠彦
大阪本社 大阪市中央区伏⾒町 4-3-9 東京本社 東京都中央区銀座6-10-1
創業 1880(明治 13)年 5 月 会社設⽴ 1945(昭和20)年5月30日
約24,000名(連結)
資本⾦ 1,710百万円(2018年3月31日現在) 従業員数
(2018年3月31日現在)※臨時雇用者数を含む
売上高 276,761百万円(連結、18年3月期) 営業利益 11,067百万円(連結、18年3月期)
⽣産⼯程サービス、一般物流サービス、国際物流サービス、医療関連サービス、
事業内容 ファッション&アパレルサービス、空港関連サービス、定温物流サービス、
環境関連サービス、エンジニアリングサービス、エコエネルギーサービス

■株式会社ZMPの概要
「Robot of Everything ⼈が運転するあらゆる機械を⾃動化し、安全で、楽しく便利なライフスタイル
を創造する」というミッションのもと、①ADAS(先進運転支援)
、⾃動運転開発用プラットフォーム
RoboCar®シリーズ及びセンサ・システム、②移動体メーカ(⾃動⾞、商用⾞、建設機械、農業機械、物
流搬送機器、屋外作業機械等)向け⾃動運転等の開発支援、実験代⾏RoboTest®、③物流支援ロボット
CarriRo®の開発・販売を⾏っています。
また、2020年の⾃動タクシー®の実現に向け、公道での技術及びサービスの実証実験を重ねています。
2017年からは日本初の歩道⾛⾏を目指す宅配ロボットCarriRo® Deliveryの実証実験を開始いたしまし
た。ZMPはこれからも世の中に感動を与える製品やサービスを提供してまいります。
商 号 株式会社 ZMP 代表者 代表取締役社⻑ 谷口 恒
本社 東 京 都 文 京 区 小 石 川 5-41-10 会社設⽴ 2001(平成13)年1月30日
資本⾦ 1,303百万円
1.ADAS(先進運転支援)
、⾃動運転技術開発用プラットフォームRoboCar®シリーズ及び
センサ・システムの開発・販売
2. 移動体メーカ(⾃動⾞、商用⾞、建設機械、農業機械、物流搬送機器、屋外作業機械等)
事業内容
向け⾃動運転等の開発支援、実験代⾏業
3. 物流支援ロボットCarriRo®の開発・販売
4. 大学・企業向け研究用ロボット、ロボット教材

<ご参考>
KONOIKEグループの空港関連サービスの概要は、下記Webサイトをご覧ください。
https://www.konoike.net/solution/service/airport.html

ZMPの⾃動運転技術を活用した製品開発・サービスの概要は下記Webサイトをご覧ください。
https://www.zmp.co.jp/
以上



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