昭和のノスタルジックな「おとぎ電車」のデザインを施した「Chabacco(チャバコ)」西武園ゆうえんち駅で11月2日(火)より販売開始 (西武線沿線第三弾)

2021 年 10 月 27 日
各 位
会 社 名 株 式 会 社 西 武 ホールディングス
代 表 者 取 締 役 社 長 後 藤 高 志
(コード番号 :9024 東証一部)
問合せ先 広 報 部 長 川 上 清 人
(TEL.03-6709-3112)


チ ャ バ コ
昭和のノスタルジックな「おとぎ電車」のデザインを施した「Chabacco」
西武園ゆうえんち駅で 11 月2日(火)より販売開始 (西武線沿線第三弾)
~西武線沿線での発売から 1 カ月強、累計販売数9,000 個突破~


当社は、2021 年 5 月にリニューアルオープンした昭和の熱気あふれる「西武園ゆうえんち」の玄関口となる、西武鉄道山口
線 西武園ゆうえんち駅において、1950 年 から 1984 年まで多摩湖の畔を、蓄電池を動力として走っていた「おとぎ電車」の
デザインを施した2種類の「Chabacco」の販売を 2021 年 11 月 2 日(火)より開始します。




西武園ゆうえんち駅 デザイン A 西武園ゆうえんち駅 デザイン B
(西武鉄道株式会社商品化許諾済)

「Chabacco(チャバコ)」は、タバコを模した箱に、お茶の粉末スティックを入れた商品で、使用されなくなったタバコの自動
販売機を利活用し販売しています。2021 年 9 月 1 日より、西武鉄道の所沢駅と本川越駅で、日本三大銘茶である「狭山
茶」を使用した Chabacco の販売を開始しました。累計販売数が9,000 個を突破し、沿線内外のお客さまから大変ご好評
をいただいております。
西武線沿線で 3 か所目となる今回は、「西武園ゆうえんち」のリニューアルのコンセプト「心あたたまる幸福感に包まれる世界」
をベースとして、懐かしさと新鮮さを表現するため、当時の遊戯物のひとつで、その表情からノスタルジックな気持ちにさせる「おと
ぎ電車」を中心に据えたパッケージにしました。この「おとぎ電車」は、1950 年に蓄電池機関車と客車を使い、多摩湖ホテル前
~上堰堤駅間(後にユネスコ村駅まで延伸)で運行を開始しました。1952 年には遊戯物から地方鉄道に転換し、路線名
称も山口線に変更しました。その後新交通システムとなった山口線は、現在、多摩湖~西武球場前駅間を運行しております。




1951(昭和 26)年の延伸で、多摩湖ホテル前~ユネスコ村駅間を走った「おとぎ電車」
1.西武園ゆうえんち駅での Chabacco の販売について
(1)販売開始日時:11 月 2 日(火)12 時 00 分
(2)販売場所 :山口線 西武園ゆうえんち駅(改札外)
(3)価格:1 箱 600 円 (税込み)(1 箱に8本の粉末茶スティック内包)
(4)お客さまからの Chabacco についての問合せ 株式会社 クラフト・ティー :https://crafttea.co.jp/


2.当社グループが Chabacco に取り組む意義
近年、喫煙者の減少にともない、全国に設置されているタバコの自動販売機も減少しており、2019 年には約 2 万台※1
のタバコの自動販売機が廃棄されています。そのようななか、当社グループでは、「ロス」だと思われていたものを、価値に変える
「LOSS TO VALUE」プロジェクト(http://loss-value.com/)を推進しています。この Chabacco も同プロジェクトの一
環として、2020 年 12 月 10 日より、当社グループの伊豆箱根鉄道の3駅(三島駅・伊豆長岡駅・修善寺駅)において、
その後西武線沿線において、販売を開始し、地域の魅力をこの Chabacco を通じて発信することで、沿線の活性化を図って
います。




所沢駅 本川越駅




三島駅 伊豆長岡駅 修善寺駅

※1 「たばこの自動販売機の年間廃棄台数」 日本自動販売システム機械工業会により出典。
<URL>https://www.jvma.or.jp/information/fukyu2019.pdf(2018年と2019年の普及台数の差より算出)

【ニュースリリース】 2020 年 12 月 伊豆箱根鉄道(三島駅・伊豆長岡駅・修善寺駅)で販売開始
【ニュースリリース】 2021 年 8 月 西武鉄道(所沢駅・本川越駅)で販売開始


当社グループでの Chabacco 展開の背景・経緯
当社グループの新規事業創造のための専門部署「西武ラボ」による、オープンイノベーションによる新規事業創
出の場、「SWING OPEN」から誕生。狭山茶の産地、所沢で育ち、日頃から若い世代のお茶離れを危惧していた、
西武ラボ担当者のお茶に対する強い思いから、プロジェクトが本格化。2020 年 12 月に伊豆箱根鉄道 3 駅で静
岡茶を使用して試験的に販売を開始。その経験と手ごたえのもと、2021 年 9 月には地元生産者との連携により、
西武線沿線での狭山茶を使用した販売につなげ、現在、さらなる沿線内販売拡大に向け、プロジェクトを推進中。


西武ラボ担当者のコメント
「幼少のころから狭山茶の茶畑に囲まれて育ちました。ふんわりと鼻先をかすめる上品な薫りを子どもながらに
感じていたたことを、大人になった今でも覚えています。狭山茶の生産者として数々の受賞歴を有する新井園本
店さまに共感いただき、同社と共に、西武線沿線で地元狭山茶を使用した Chabacco の販売を実現することが
できました。引き続き、西武グループ鉄道全駅での Chabacco 設置を夢に、プロジェクトを力強く進めていきた
いと思います。」
3.西武グループ サステナビリティアクションについて
当社グループでは、グループの経営理念である「グループビジョン」に基づき、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを「サ
ステナビリティアクション」として積極的に推進しており、また当社では社会課題・当社の事業環境等をふまえて当社が特に取り
組むべき 4 領域(安全、環境、社会、会社文化)、12 のアジェンダ(重要テーマ)を設定し、アジェンダに沿った取り組みを
積極的に進めております。今後も当社グループとしての強みを活かし、「Chabacco」のような、お客さま・地域・事業者の方が
「三方良し」となるような事業を展開してまいります。


<西武グループ サステナビリティアクション アジェンダ>




■当社グループのサステナビリティに関する取り組みについて
https://www.seibuholdings.co.jp/sustainability/

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