「ダイヤゲート池袋」豊島区と「帰宅困難者対策の連携協力に関する協定」を締結-高度なBCP機能を有する先進オフィスビルとして池袋エリアの防災性向上に貢献-

2019 年1月 29 日
各位
会 社 名 株式会社西武ホールディングス
代 表 者 取 締 役 社 長 後 藤 高 志
(コード番号 : 9024 東証一部)
問合せ先 広 報 部 長 川 上 清 人
(TEL.04-2926-2645)

「ダイヤゲート池袋」
豊島区と「帰宅困難者対策の連携協力に関する協定」を締結
~高度なBCP機能を有する先進オフィスビルとして池袋エリアの防災性向上に貢献~



当社の連結子会社である西武鉄道株式会社(本社:埼玉県所沢市、取締役社長:若林 久)は、同社
が保有し株式会社西武プロパティーズ(本社:埼玉県所沢市、取締役社長:上野彰久)が開発する大規
模オフィスビル「ダイヤゲート池袋」(所在地:東京都豊島区南池袋一丁目)において、所在する豊島
区と 2019 年1月 28 日付で「帰宅困難者対策の連携協力に関する協定」
(以下、本協定)を締結し、豊
島区庁舎で協定締結式を執りおこないました。
本協定は、大規模な地震等が発生した際に豊島区と連携協力し一時待機場所を提供するなど、池袋エ
リアの防災機能の向上と地域全体の安全と安心を高める一助として取り組むものです。
池袋駅周辺エリアは、2015 年に特定都市再生緊急整備地域および国家戦略特区の指定を受けており、
国の重点エリアとして様々な再開発計画が進められ、街づくりが連鎖的・加速度的に拡がっています。
そのような環境の中「ダイヤゲート池袋」は池袋駅周辺エリアの再開発新築物件として豊島区と本協定
を締結する初めてのオフィスビルとなります。
2019 年4月に開業する「ダイヤゲート池袋」は、最先端のオフィスビルとして中間免震構造の採用や
BCPへの配慮といった防災性の向上を図るほか、防災備蓄庫を設置するなど地域貢献にも配慮した機
能を備えております。これまで以上に多くの人が訪れ賑わい溢れる池袋の街において、先進のオフィス
ビルとしてその機能を提供し、地域と共に安全・安心な街づくりに取り組んでまいります。




協定締結の様子
「ダイヤゲート池袋」外観
豊島区長 高野之夫様(右)、西武鉄道株式会社 取締役社長 若林久(左)
■協定概要
1.協定の名称 「帰宅困難者対策の連携協力に関する協定」
2.協定締結者 豊島区‐西武鉄道株式会社
3.締結日 2019 年1月 28 日(月)
4.協力内容の主な項目
(1)帰宅困難者の一時滞在施設(又は一時待機場所)の提供・運営 協定締結の様子
(2)活動拠点運営スタッフなどのマンパワーの提供
(3)水や食料、毛布等の物資の提供
(4)活動拠点用資機材や物資の備蓄倉庫や場所等の提供
(5)災害時要援護者の受入れなど、その他事業者として協力可能な項目




■「ダイヤゲート池袋」防災・BCP機能について
<防災備蓄倉庫/帰宅困難者の一時滞在スペース>
ビル内に防災備蓄倉庫を設けるほか、ビル内デッキやエントランス
ホールなどを帰宅困難者の一時滞在スペースなどとして開放します。
一時待機場所:1,000 人 / 一時滞在施設:270 人


ビル内デッキのイメージ
(池袋方面より南側を望む)
<地震の揺れを抑える、中間免震構造>
大地震発生時において建物の機能維持をはかる中間免震構造を採用し、「安全・安心」を確保します。
中間免震構造は、地震エネルギーを効率よく吸収し、構造体の損傷を抑えます。また、建物外周のブレ
ース架構は地震時などの水平力を負担します。



<信頼性の高い電力供給>
2回線受電による電力供給、 時間非常用発電機と入居者用の非常用電源スペースを確保してBCPを


サポートします。



<上下水のバックアップ>
災害時に備え、3日分の使用水量を常時確保し、排水も建物内に貯留できる計画としています。



<マンホールトイレの設置>
屋外には帰宅困難者用にマンホールトイレを5基設置します。
■「ダイヤゲート池袋」事業概要について
本事業では池袋旧本社ビル敷地に加え、西武鉄道池袋線の線路上空と西武鉄道所有地の線路西側の
用地を活用し、低層部分に商業店舗を配した地下2階・地上 20 階、延床面積約5万㎡のオフィスビル
を建設し、2019 年 4 月の開業を予定しております。オフィスフロアの基準階貸室面積は池袋エリア最大
の約 2,100 ㎡(約 640 坪)となり、総貸室面積では池袋エリアでトップクラスとなります。さらに、免
震構造の採用やBCPへの配慮をおこなうなど防災性の向上をはかるほか、防災備蓄倉庫の設置や帰宅
困難者への対応など、地域への貢献にも努めてまいります。
また、豊島区が構想中の池袋駅東西連絡通路(東西デッキ)と本ビル2階線路上空デッキが将来接続
された際には、池袋駅から南池袋方面への歩行者ネットワークが強化され、地域の賑わいを創出する
役割も期待されます。本事業の推進により池袋エリアにおいて新たなランドマークとなるオフィスビル
が誕生することで、当該エリアのさらなる活性化の一翼を担ってまいります。


<施設概要>
所 在 地 東京都豊島区南池袋一丁目 21 番 23 他(地名地番)
建 物 名 称 ダイヤゲート池袋(英文名:DaiyaGate Ikebukuro)
敷 地 面 積 約 5,530 ㎡
延 床 面 積 約 49,661 ㎡
用 途 事務所、店舗、駐車場
階 数 地下2階・地上 20 階
高 さ 99.98 m
構 造 鉄骨造(一部鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
設計・監理 株式会社日建設計
施 工 大林・西武 建設工事共同企業体
総 事 業 費 約 380 億円
予 定 工 期 2015 年7月 新築工事着工
2019 年3月 新築工事竣工
開 業 予 定 2019 年4月
*今後の事業進捗にともない変更となる可能性があります。
<発表資料>
2012 年7月 25 日発表 池袋旧本社ビル建替え計画における基本方針について
2014 年6月 11 日発表 池袋旧本社ビル建替え計画における基本方針の変更について
2015 年3月 25 日発表 「池袋旧本社ビル建替え計画」の事業決定について
※2017 年1月 16 日更新
2017 年1月 16 日発表 当社の本社移転について
※2018 年4月9日更新
2018 年4月9日発表 (仮称)西武鉄道池袋ビルの上棟式を実施
2018 年7月 31 日発表 池袋の新たなランドマーク“線路の上を跨ぐビル”建物名称を「ダイヤ
ゲート池袋」に決定!!
2019 年1月 29 日発表 豊島区と「帰宅困難者対策の連携協力に関する協定」を締結


<取材公開>
2015 年6月 16 日 「池袋旧本社ビル建替え計画」起工式
2018 年4月9日 「池袋旧本社ビル建替え計画」上棟式


以上

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