西武鉄道株式会社に対し、DBJ-対話型サステナビリティ・リンク・ローンを実行

2024 年 2 月 22 日
株式会社日本政策投資銀行
株式会社西武ホールディングス



西武鉄道株式会社に対し、
DBJ-対話型サステナビリティ・リンク・ローンを実行
- 西武グループの CO2 排出量ネットゼロ実現に向けた支援 -


株式会社日本政策投資銀行(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:地下誠二、以下「DBJ」とい
う。)は、株式会社西武ホールディングスの連結子会社である西武鉄道株式会社(本社:埼玉県所沢市、
代表取締役社長:小川周一郎、以下「西武鉄道」という。)に対し、DBJ-対話型サステナビリティ・リ
ンク・ローン(以下「本ローン」という。
)を本日実行しました。

本ローンは、
「サステナビリティ・リンク・ローン原則」 「グリーンローン及びサステナビリティ・
及び
リンク・ローンガイドライン」に基づき、DBJ が対話を通じ西武鉄道のサステナビリティ経営高度化に
資する適切なキー・パフォーマンス・インディケーター(以下「KPI」という。)とサステナビリティ・
パフォーマンス・ターゲット(以下「SPT」という。)の設定を支援するとともに、融資条件と西武鉄道
の SPT に関するパフォーマンスとを連動させ、SPT 達成への動機付けを行うことで、環境課題及び社
会課題の解決を通じた持続可能な社会の実現と持続的な企業成長の両立を促進 支援するものです。
・ DBJ
は、SPT 達成に向けた西武鉄道の主要な取り組みを「対話テーマ」として設定し、融資期間中の定期的
な対話により、SPT 達成に向けた伴走を行います。

西武グループでは、グループの経営理念である「グループビジョン」に基づき、持続可能な社会の実
現に向けた取り組みを「サステナビリティアクション」として積極的に推進しております。喫緊の社会
課題である気候変動への対応を加速すべく、本ローンによる資金調達を通じて、グリーン経営をさらに
強力に推し進めてまいります。

本ローンでは、西武グループの環境負荷削減目標である 2050 年度 CO2 排出量ネットゼロに向けた取
り組みを支援すべく、西武鉄道の CO2 排出量について、以下の KPI・SPT を設定しました。
【DBJ-対話型サステナビリティ・リンク・ローンの概要】
実行額 110 億円
KPI 西武鉄道の CO2 排出量(Scope 1・2)
SPT KPI につき 2030 年度に 2018 年度比 46%以上削減すること

本件資金は、鉄道事業の設備投資資金に充当され、環境負荷の低い新型車両や省エネ設備の導入等、
西武鉄道の CO2 排出量削減に貢献する用途へも活用されます。


DBJ は、企業理念「金融力で未来をデザインします~金融フロンティアの弛まぬ開拓を通じて、お客
様及び社会の課題を解決し、日本と世界の持続的発展を実現します~」に基づき、サステナビリティ経
営の実現に向けたお客様の取り組みを積極的にサポートしてまいります。

※ 本ローンの「サステナビリティ・リンク・ローン原則」及び「グリーンローン及びサステナビリティ・リンク・ロー

ンガイドライン」への準拠性について、詳細は関連 PDF(対話報告書)をご参照ください

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