秩父市内でLuupの電動キックボードを初導入 観光地の移動課題解決に向けた実証実験を11月1日(水)から開始

2023 年 10 月 26日
各 位
株 式 会 社 西 武 ホ ール ディ ングス
西武鉄道株式会社

秩父市内で Luup の電動キックボードを初導入
観光地の移動課題解決に向けた実証実験を 11 月 1 日(水)から開始
~ 電動キックボードの観光二次交通としての実現可能性を探ります ~

株式会社西武ホールディングス(本社:東京都豊島区、代表取締役社長兼COO:西山 隆一郎)と株式会社西武ホールディ
ングスの連結子会社である西武鉄道株式会社(本社:埼玉県所沢市、社長:小川 周一郎)は、埼玉県秩父エリアにおいて株
式会社Luupが提供する電動小型モビリティのシェアリングサービス「LUUP」を活用した実証実験を11月1日(水)より開始します。

本実証実験は、JR東日本スタートアップ株式会社、東急株式会社、小田急電鉄株式会社、株式会社西武ホールディングスの4
社で発足した「鉄道横断型社会実装コンソーシアムJTOS(ジェイトス)」が実施する取り組みの一環で、今回西武鉄道が実施する西
武秩父駅周辺のほか、JR東日本スタートアップ株式会社が東京都武蔵五日市駅周辺、東急株式会社が大分県別府駅周辺でも
同様の実証実験を行っています。

西武グループでは、2023年2月に秩父市・横瀬町の観光型MaaS事業における観光情報サイト「のってみ秩父」の公開を開始する
など、秩父エリアにおける観光客の回遊性を高めリピート率向上を図るため、データ活用を通じた沿線価値向上の施策を推進していま
す。

昨今、観光需要が回復しているなか、首都圏からのアクセスが良く自然豊かで四季の変化を楽しめる秩父エリアは多くの観光資源を
有する観光地として知られている一方で、観光地がさまざまなエリアに広がっているため、公共交通機関を利用した回遊利便性の向上
が課題となっています。本実証実験では、秩父エリアにおける電動キックボードが観光二次交通としてシームレスな移動を実現する有効
な交通手段となり得るか、利用データを収集し効果を検証します。また、本実証実験にあわせて、安全講習会を実施し、マイクロモビリ
ティの安全な利用における啓発活動も促進します。


■本実証実験の概要
実施期間 2023 年 11 月1日(水)~2024 年3月 31 日(日)
※秩父夜祭開催予定の 12 月 2・3 日はご利用できません

貸出場所 西武秩父駅前温泉「祭の湯」
利用料金 800 円/60 分毎
車両台数 電動キックボード 6 台
営業時間 24 時間

導入イメージ
■安全講習会の概要
開催日時 2023年10月31日(火)15時~16時 (天候等により中止の場合がございます)
場 所 西武秩父駅前温泉「祭の湯」 自転車置き場
内 容 ご利用ガイドブックをもとに、電動キックボードの交通ルールの学習、試乗(スタッフ付き添い)
参加条件 16歳以上
服装 スニーカーなど、足がカバーされていて平らな靴を着用ください。
※当日、試乗いただく際、同意書にご記入いただきます。
【参考】

■電動キックボード移動イメージ

西武秩父駅前温泉「祭の湯」を起点に、
秩父のレトロな街並みや景色を楽しみなが
ら、駅から離れた徒歩では回り切れない神社
やアニメの聖地など複数の観光スポットをシー
ムレスに移動することが可能です。




※キックボード停車の際は駐輪場または駐車スペースをご使用ください。


■株式会社Luup概要

Luupは、“街じゅうを「駅前化」するインフラをつくる”をミッションに、電
動アシスト自転車や電動キックボードなどの電動マイクロモビリティのシェ
アリングサービス「LUUP」を展開しています。電動アシスト自転車や電
動キックボードのみならず、電動・小型・一人乗りの電動マイクロモビリテ
ィを包括的に取り扱い、ファースト・ラストワンマイルの移動手段を確立
することで、全ての人が自由に移動できる未来を目指しています。



■のってみ秩父

秩父観光情報サービスサイト「のってみ秩父」は、秩父地域内での鉄道やバス等の公共交通機
関を利用した複数の観光スポットの回遊や、飲食店をはじめとする観光情報をワンストップで発信
し、シームレスな体験を提供することで、秩父地域観光の回遊性を高めるとともに公共交通機関を
利用した観光需要を創出します。

URL:https://chichibu.zip-maas.com/



■鉄道横断型社会実装コンソーシアム「JTOS」とは

JTOSは、スタートアップ企業を取り巻く社会実装に向けたさまざまな障壁を乗り越えるために、
各社が有する駅や鉄道、不動産などの経営資源、グループ事業における情報資源を掛け合わせ
た広大な実証実験フィールドを提供し、スタートアップ企業と共に未来の当たり前を創造していきま
す。JTOSの名称は オープンイノベーションの一環として挑戦者と社会変革を目指す集団であるこ
とを意味する「Japan Transformation and Open innovation Supporters」の頭文字で のってみ秩父 サイトイメージ
す。なお、本取り組みはJTOSが掲げる4つのテーマのうち、MOVE領域での共創です。


■過去のJTOS発表資料について
(2023 年 9 月 21 日発表)
鉄道事業を持つ4社が単独では解決できない社会課題にスタートアップと挑む 鉄道横断型社会実装コンソーシアム「JTOS」発足
鉄道横断型社会実装コンソーシアム JTOS 第一弾として、ネイチャーポジティブ社会の実現を目指し、自然環境保全スタートアップ バイオーム社と
共創
(2023 年 10 月 12 日発表)
鉄道横断型社会実装コンソーシアム JTOS 第二弾として、すべての人が安全・便利に移動できる社会を目指し、Luup 社と共創

以上

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