GRESBリアルエステイト評価結果に関するお知らせ

2021 年 10 月 15 日
各 位
会社名 イオンモール株式会社
(コード番号:8905 東証第一部)
代表者名 代表取締役社長 岩 村 康 次
問合せ先 戦 略 部 長 久 富 圭 介
電話番号 043 - 212 - 6733

GRESB リアルエステイト評価結果に関するお知らせ
最高位の「5スター」評価および7年連続で「グリーンスター」評価を獲得

当社は、2021 年に実施された GRESB リアルエステイト評価において、GRESB レーティングでは「5スター」の評
価を受けるとともに、7年連続で「Green Star」評価を取得しましたので、下記の通りお知らせいたします。



1.評価結果について
2021 年 GRESB リアルエステイト評価において、当社は、総合スコアのグローバル順位により5段階で格付さ
れる GRESB レーティングで最高位の「5スター」を取得しました。また、ESG 推進のための方針や組織体制など
を評価する「マネジメント・コンポーネント」と保有物件での環境パフォーマンスやテナントとの取り組み等を評価
する「パフォーマンス・コンポーネント」の双方において優れた参加者であることを示す「グリーンスター」の評価
を7年連続で獲得しました。
今回の評価においては、昨年に引き続き「マネジメント・コンポーネント」で高い評価を受けたのに加えて、「パ
フォーマンス・コンポーネント」において、水と廃棄物のデータに関する第三者検証を実施したことにより「データ
のモニタリングとレビュー」項目で得点を伸ばし、高い評価となりました。また、新規開発プロジェクトや大規模改
修プロジェクトが評価対象となる「ディベロップメント・コンポーネント」においても、昨年の評価に加えて「ESG に
関する要件」、「ステークホルダー・エンゲージメント」の項目で高い評価を得ました。
また、2017 年より開始された ESG 情報開示の充実度を測る GRESB 開示評価においても、ESG 情報開示の
取り組みが高く評価され、最上位の「A レベル」の評価を5年連続で取得しました。
当社では、ESG 視点に基づく経営を推進しており、経済価値・社会価値・環境価値の創出を通して、地域社
会とともに持続的な成長をめざし、モール創りを進めています。近年様々な評価機関により企業の ESG 評価や
格付けが行われていますが、GRESB は不動産セクターに特化した唯一といえるものであり、当社では、不動産
セクターにおける ESG 課題への取り組みの重要性を鑑み、2012 年より GRESB リアルエステイト評価に参加し、
今回で 10 回目の参加となります。





(参考)GRESB リアルエステイト評価について
GRESB は、不動産会社・ファンドの環境・社会・ガバナンス(ESG)配慮を測る年次のベンチマーク評価及び
それを運営する組織の名称であり、責任投資原則(PRI)を主導した欧州の主要年金基金グループを中心に
2009 年に創設されました。
投資先の選定や投資先との対話に GRESB データを活用する投資家メンバーは、現在 140 機関(運用資産
額(AUM)は 47 兆米ドル超(1 米ドル 110 円換算で、5,170 兆円))に上り、日本でも、年金積立金管理運用独
立行政法人(GPIF)をはじめ、複数の機関が GRESB 評価結果を利用しています。2021 年に実施された GRESB
リアルエステイト評価には、世界で 1,520 の上場・非上場の不動産会社・ファンドが参加しました。
※GRESB に関する詳細は、GRESB のウェブサイト(https://gresb.com/nl-en/)をご参照ください。

2.今後の対応
当社は、「お客さま第一」を基本理念として、『イオンモールは、地域とともに「暮らしの未来」をつくるLife
Design Developer※です。』を経営理念と定めています。
この経営理念に基づき、環境、社会、ガバナンスへの配慮に係る取り組みを推進し、ローカライゼーションの
視点に基づいたエリアごとに個性あるモールづくりを国内外で推し進めることにより、人々のライフスタイルの向
上と地域社会の発展に貢献することを指針としています。また、長期ビジョンである「2025 年にめざす姿」を実現
するため、ESG 視点での重要課題として「地域・社会インフラ開発」「地域とのつながり」「環境」「ダイバーシティ・
働き方改革」「責任あるビジネスの推進」からなるマテリアリティを定めました。そして、この重要課題に対し、2050
年にめざす姿として掲げた KGI(最終目標)に合わせて、2030 年までに達成すべき具体的な KPI(中間目標)を
設定しました。全社で課題を共有し一体となって解決に取り組むことで、地域のお客さまや持続可能な社会の
実現に向けて貢献してまいります。
イオングループでは、持続可能な社会の発展に向けたグループ全体の方針である「イオン サステナビリティ
基本方針」のもと、環境面では、「脱炭素社会の実現」、「生物多様性の保全」、「資源循環の促進」、社会面で
は、「社会の期待に応える商品・店舗づくり」、「人権を尊重した公正な事業活動の実践」、「コミュニティとの協働」
を重点課題に設定し、各課題への対応を進めることで、サステナブル経営を推進しています。当社においても、
ESG 視点に基づく経営を推進し、収益と企業価値の拡大を通じて経営基盤を強化し、さらなる発展をめざして
まいります。

※ Life Designとは、商業施設の枠組みを越えて、地域のお客さまのライフステージを見据えたさまざまな機
能拡充を行い、ショッピングだけでなく、人との出逢いや文化育成なども含めた「暮らしの未来」をデザイン
することと定義しています。

当社のサステナビリティに関する取り組み事例や、事業活動については、以下をご参照ください。
ホームページアドレス: https://www.aeonmall.com/
サステナビリティサイト:https://www.aeonmall.com/sustainability/
IR サイト:https://www.aeonmall.com/ir/

以 上





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