ESG/SDGs評価融資35億円の資金調達について

2020 年 12 月 28 日

各 位

会 社 名 株式会社 日本エスコン
代表者名 代表取締役社長 伊 藤 貴 俊
(東証1部・コード 8892)




ESG/SDGs評価融資 35 億円の資金調達について


当社は、この度株式会社三井住友銀行(頭取 CEO 髙島 誠、以下「三井住友銀行」という。
)が提供する「ESG
/SDGs評価融資」より、2020 年 3 月実施の「藤白台 5 丁目プロジェクト」における資金調達に続き、当社が現在
茨城県つくば市において開発を手掛けている「つくばクレオ(商業施設)プロジェクト」においてシンジケートロー
ンによる資金調達を実施しましたので、下記のとおりお知らせいたします。



1. 内容
「ESG/SDGs評価融資」は、三井住友銀行と株式会社日本総合研究所(代表取締役社長 谷崎 勝教)が
作成した独自の評価基準に基づき企業のESG(※1)側面の取り組みや情報開示、SDGs(持続可能な開発目
標)
(※2)達成への貢献を評価し、取り組みや情報開示の適切さについての現状分析、今後の課題、課題への取り
組み事例などを還元いただく融資商品です。
当社は当該評価の「良好なESG・SDGsの取り組みと情報開示を実施している」とする 7 ランク中の上位 3
番目に相当する総合評価ランク「A」を獲得し、三井住友銀行をアレンジャーとするシンジケートローンの内「E
SG/SDGs評価融資」より、35 億円のプロジェクト資金を調達いたしました。当該つくば駅前開発プロジェク
トは、つくば駅前街区全体での活性化を目指し、当社が取得した商業施設設「つくば Q’t(キュート)」「つくば
MOG(モグ)」及び「つくばクレオ(旧西武百貨店・イオン)」を一体でリニューアル開発するものであり、商業施設
ト ナ リ エ クレオ
の新たな名称は地域密着型ショッピングセンター「
(仮称)tonarie CREO」とする予定です。


2.ESG/SDGs評価内容
今回の当社に対するESG/SDGs評価結果は、「事業活動における環境負荷低減の取り組み」「ローカル・グ

ローバルコミュニティへの配慮」「サステナビリティ・マネジメント」において非常に高い水準であると判断され

ました。また、企業経営において良好なESG側面の取り組みを実施しており、事業を通じたSDGs 達成への貢
献意欲が高いとの評価となりました。
ESG側面の取り組みによる評価
① 環境マネジメントシステムを導入し、自社およびマンションや商業施設における環境負荷低減に取り組ん
でいる点
② 地域密着型の商業施設における介護人材の育成などまちづくりを通じた地域活性化に事業として取り組ん
でおり、認知症サポーターが従業員にも広がっている点
③ 社長室のなかに「ESG推進グループ」を設置し、
「エコアクション21」認証に基づき「ESG経営レ
ポート」を作成、公表している点


上記に加え、事業を通じてSDGs が示す「目標 11 住み続けられるまちづくり」「目標 7 エネルギーをみんなにそ

してクリーンに」の達成に向けた意欲もあるとの評価となりました。
当社は、経営戦略の一つに「ESG推進による社会課題への対応」を掲げております。今後も当社グループは「環
境・社会・ガバナンス」の観点から、引き続き ESG経営を推進し企業価値を高めてまいります。


※1 ESGとは
ESGとは環境(Environment) 、社会(Social)、企業統治(Corporate Governance)の頭文字をとったものです。いずれの側面も企業
が事業活動を展開するにあたって配慮や責任を求められる重要課題として考えられています。
※2 SDGsとは
Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略称。国連総会で採択された、新興国だけでなく先進国等あらゆる国と地域
が、貧困や平等、教育、環境等、 「誰も取り残されない世界」の実現を 2030 年までに目指す 17 の目標と 169 のターゲットのことです。


3.シンジケートローンの概要
契 約 締 結 日 2020 年 12 月 23 日

アレンジャー 三井住友銀行

エージェント 三井住友銀行

組 成 金 額 5,400 百万円

貸 出 人 三井住友銀行 他7行


以上





5800