ESG/SDGs評価融資30億円の資金調達について

2020 年 3 月 27 日

各 位

会 社 名 株式会社 日本エスコン
代表者名 代表取締役社長 伊 藤 貴 俊
(東証1部・コード 8892)




ESG/SDGs評価融資 30 億円の資金調達について

当社は、この度株式会社三井住友銀行(頭取 CEO 髙島 誠、以下「三井住友銀行」という。
)が提供する「ESG
/SDGs評価融資」による資金調達を実施しましたので、以下のとおりお知らせいたします。



1. 内容
「ESG/SDGs評価融資」は、三井住友銀行と株式会社日本総合研究所(代表取締役社長 谷崎 勝教)が作
成した独自の評価基準に基づき企業のESG(※1)側面の取組や情報開示、SDGs(持続可能な開発目標)(※
2)達成への貢献を評価し、取組や情報開示の適切さについての現状分析、今後の課題、課題への取り組み事例など
を還元いただく融資商品です。
当社は、今般当該評価において、「良好なESG・SDGsの取組と情報開示を実施している」とする 7 ランク中
の上位 3 番目に相当する総合評価ランク「A*」を獲得し、本日用地取得をいたしました藤白台 5 丁目プロジェクト
(本日別途公表「新規事業用地の取得及び中電不動産株式会社との(仮称)吹田市藤白台 5 丁目プロジェクト共同事
業のお知らせ」をご参照ください。)におけるプロジェクト資金として、三井住友銀行をアレンジャーとするシンジ
ケートローンの内「ESG/SDGs評価融資」により 30 億円を調達いたしました。


2.ESG/SDGs評価内容
今回の当社に対するESG/SDGs評価結果は、
「事業活動における環境負荷低減の取り組み」「ローカル・グ

ローバルコミュニティへの配慮」「CSRマネジメント」において非常に高い水準であると判断されました。また、

企業経営において良好なESG側面の取り組みを実施しており、事業を通じたSDGs達成への貢献意欲も高いとの
評価となりました。
ESG側面の取り組みによる評価
① 環境マネジメントシステムを導入し、自社及びマンションや商業施設における環境負荷低減に取り組んでい
る点
② 従業員の発案を活かし、地域密着型の商業施設における介護人材の育成や、外国人材の国内へのスムーズな
受け入れに事業として取り組んでいる点
③ 社長室直属のESG推進グループを設置し、グループ・部門横断型のメンバーによって経営戦略の実現に向
けたESGの行動計画を策定、中期経営計画に織り込んでいる点


上記に加え、事業を通じてSDGsが示す「目標 11 住み続けられるまちづくりを」「目標 8 働きがいも経済成長

も」の達成に向けた意欲もあるとの評価となりました。


当社は、現在進めている第 3 次中期経営計画における基本方針、経営戦略に、
「ESG推進による社会課題への対
応」を掲げております。
今後も当社グループは「環境・社会・ガバナンス」の観点から、引き続き ESG経営を推進し企業価値を高めて
まいります。


※1 ESGとは
ESGとは環境(Environment)
、社会(Social)
、企業統治(Corporate Governance)の頭文字をとったものです。いずれの側面も企業
が事業活動を展開するにあたって配慮や責任を求められる重要課題として考えられています。
※2 SDGsとは
Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略称。国連総会で採択された、新興国だけでなく先進国等あらゆる国と地域
が、貧困や平等、教育、環境等、「誰も取り残されない世界」の実現を 2030 年までに目指す 17 の目標と 169 のターゲットのことです。


3.シンジケートローンの概要
契 約 締 結 日 2020 年 3 月 24 日

アレンジャー 三井住友銀行

エージェント 三井住友銀行

組 成 金 額 5,248 百万円

貸 出 人 三井住友銀行 他1行


以上





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