植物工場の建設、運営を行う新会社「合同会社TSUNAGU Community Farm」設立に向けた協定書締結のお知らせ

2021 年 5 月 25 日

各 位

会 社 名 株式会社 日本エスコン
代表者名 代表取締役社長 伊 藤 貴 俊
(東証1部・コード 8892)
問合せ先 専務取締役 中 西 稔
電 話 03-6230-9308


植物工場の建設、運営を行う新会社「合同会社 TSUNAGU Community Farm」
設立に向けた協定書締結のお知らせ

当社は、中部電力株式会社(愛知県名古屋市、代表取締役社長 林欣吾、以下「中部電力」といいます。)
および株式会社スプレッド(京都市下京区、代表取締役社長 稲田信二、以下「スプレッド」といいます。)
ツ ナ グ コ ミ ュ ニ テ ィ ファーム

と完全人工光型植物工場の建設、運営を行う「合同会社 TSUNAGU Community Farm」(以下、「新会社」
といいます。)の設立に関する出資者間協定(以下、
「本協定」といいます。)を、本日締結しましたので下記
の通りお知らせいたします。

1. 新規事業開始の背景、概要
食の「安心・安全」に対する消費者ニーズの高まりや、少子高齢化による農業従事者の減少、異常気象の
頻発による不安定な食糧供給といった社会課題の解決に向け、栽培環境の管理・制御により安定的に農作物
を生産できる植物工場への期待が高まっています。
本協定に基づき、 社は 2021 年 7 月を目途に新会社を設立し、
3 2024 年 1 月の生産開始を目指すべく、2021
年 10 月より静岡県袋井市の事業用地(2021 年 3 月当社取得)において、世界最大規模となる 1 日 10 トンの
レタスを生産できる完全人工光型の自動化植物工場「テクノファーム袋井」の建設を開始する予定です。
中部電力が持つ資本力やエネルギーマネジメントの知見と当社の開発のノウハウを合わせることで、省エ
ネの実現や初期コストの低減を図り、より安価な工場野菜の生産に寄与するととともに、栽培や物流につい
ての実績を持つスプレッドと協業し、効率的かつ安定的に「安心・安全」なレタスの生産に取り組んでまい
ります。
当社は経営戦略の一つに、
『ESGの推進』を掲げており、今般の取り組みがSDGsが示す「目標 11 住
み続けられるまちづくり」「目標 13 気候変動に具体的対策を」「目標 17 パートナーシップで目標を達成
、 、
しよう」の達成に寄与するものと考え、当該事業に参画いたしました。新会社を通じて、食や農業分野の課
題を解決するとともに、クリーンエネルギーの積極的な利用や栽培過程におけるCO2の有効活用など、脱
炭素化に向けた取り組みを進めていくことで、持続可能で暮らしやすい社会の実現とSDGsにも貢献して
まいります。


当社グループは、ハードの開発だけでなく、そこで暮らす人たちの幸せを思い描き、暮らしそのものを開
発する「ライフ・デベロッパー」を目指しております。
今後も引き続きESG経営を推進し開発事業に取り組んでまいります。





2.新会社の概要
(1) 名 称 合同会社 TSUNAGU Community Farm
(2) 設 立 日 2021 年 7 月(予定)
(3) 所 在 地 愛知県名古屋市東区東新町 1 番地
(4) 業 務 執 行 社 員 中部電力(代表社員)、日本エスコン、スプレッド
(5) 出 資 比 率 中部電力 51%、日本エスコン 48%、スプレッド 1%
(6) 事 業 内 容 完全人工光型植物工場による農産物の生産、販売事業


3. 工場概要
(1) 名 称 テクノファーム袋井
(2) 所 在 地 静岡県袋井市堀越字深田 711-1 他
(3) 工 場 タ イ プ 完全人工光型植物工場
(4) 敷 地 面 積 約 24,400 ㎡
(5) 生 産 品 目 葉菜類(レタス)
(6) 生 産 能 力 10 トン/日
(7) 生 産 開 始 時 期 2024 年 1 月予定


【工場完成イメージ(外観)】




【工場内部イメージ】※写真はスプレッドの「テクノファームけいはんな」

・育苗棚 ・生育室





4.各社概要
(1) 名 称 中部電力株式会社
(2) 所 在 地 愛知県名古屋市東区東新町 1 番地
(3) 代表者の役職・氏名 代表取締役社長 社長執行役員 林 欣吾
再生可能エネルギー事業、原子力事業、海外事業、コミュニティサポー
(4) 事 業 内 容
トインフラ関連事業など
(5) 設 立 1951 年 5 月 1 日


(1) 名 称 株式会社スプレッド
(2) 所 在 地 京都府京都市下京区中堂寺粟田町 90 番地 KRP8 号館
(3) 代表者の役職・氏名 代表取締役社長 稲田 信二
(4) 事 業 内 容 植物工場事業の運営
(5) 設 立 2006 年 1 月 5 日


5.本件が業績に与える影響
本件が、当社グループの当連結会計年度の業績に対して与える影響は軽微であります。



以上





【参考資料】
電力研究会(名古屋) エネルギー記者会
、 (東京)京都経済記者クラブ(京都)で同時公表します。



2021 年 5 月 25 日
中部電力株式会社
株式会社日本エスコン
株式会社スプレッド

植物工場の建設・運営を行う「合同会社 TSUNAGU Community Farm」の設立
~世界最大規模となる日産 10 トン植物工場「テクノファーム袋井」を建設します~

中部電力株式会社(代表取締役社長 林 欣吾、
: 所在地 名古屋市東区、
: 以下、 中部電力」、
「 )
株式会社日本エスコン(代表取締役社長:伊藤 貴俊、所在地:東京都港区、以下、
「日本エスコン」

および株式会社スプレッド(代表取締役社長 稲田 信二、
: 所在地 京都市下京区、
: 以下、
「スプレッド」 は、

ツ ナ グ コ ミ ュ ニ テ ィ フ ァ ー ム

本日、植物工場の建設・運営を行う「合同会社TSUNAGU Community Farm」(以下、「新
会社」)の設立に関する出資者間協定(以下、「本協定」)を締結しました。

食の「安心・安全」に対する消費者ニーズの高まりや、少子高齢化による農業従事者の減
少、異常気象の頻発による不安定な食糧供給といった社会課題の解決に向け、栽培環境の管
理・制御により安定的に農作物を生産できる植物工場への期待が高まっています。

3 社は、本協定に基づき、2021 年 7 月を目途に新会社を設立し、植物工場の建設・運営
に向けた取り組みを進めてまいります。
具体的には、2021 年 10 月より、静岡県袋井市において、世界最大規模となる 1 日 10 ト
ンのレタスを生産できる完全人工光型の自動化植物工場 「テクノファーム袋井」の建設を開
始し、2024 年 1 月からの生産開始を目指します。
中部電力のエネルギー管理に関するノウハウ、 日本エスコンの不動産開発力、スプレッド
の栽培技術を融合し、植物工場の建設・運営を行うことで、効率的かつ安定的に、 「安心・
安全」なレタスの生産に取り組んでまいります。

3 社は、植物工場事業を通じて、食や農業分野の課題を解決するとともに、クリーンエネル
ギーの積極的な利用や栽培過程における CO2 の有効活用など、脱炭素化に向けた取り組みを
進めていくことで、持続可能で暮らしやすい社会の実現と SDGs の達成に貢献してまいります。

【新会社の概要】
会社名 合同会社 TSUNAGU Community Farm
設立日 2021 年 7 月(予定)
所在地 愛知県名古屋市東区東新町 1 番地
業務執行社員 中部電力(代表社員)、日本エスコン、スプレッド
出資比率 中部電力 51%、日本エスコン 48%、スプレッド 1%
事業内容 完全人工光型植物工場による農産物の生産、販売事業

別紙:植物工場事業の概要
以 上
<お問い合わせ先>
中部電力株式会社 総務・広報・地域共生本部 報道グループ 052-961-3582
株式会社日本エスコン 管理グループ 広報・IR 担当 03-6230-9308
株式会社スプレッド 広報部 050-3852-0561

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