情報セキュリティ管理に対する取り組みについて

平成 28 年 5 月 11 日
各 位
大 阪 市 中 央 区 瓦 町 三 丁 目 5 番 7 号
株 式 会 社 ア ド バ ン ス ク リ エ イ ト
代 表 取 締 役 社 長 濱 田 佳 治
(コード番号 8798)
（ 連 絡 先） 上 席執 行 役員 管 理 部長 大 原 勲
電話 06-6204-1193


情報セキュリティ管理に対する取り組みについて

当社は、顧客情報保護を最重要課題の一つと認識し、継続的に情報セキュリティ管理態勢の構築およ
び高度化に取り組んでおります。平成 24 年より毎年 5 月にその取り組み状況につきましてご報告申し
上げております。本年度の取り組み状況につきまして、以下ご確認ください。


記
１．背景
保険代理業においては、基本的な個人情報に加え、機微情報を取得・利用する場合があります。さら
に、当社では「協業」ビジネスの拡大を通じて、保険会社や提携代理店と顧客情報を共有する機会が拡
大いたしております。また、Web マーケティングに主軸を置いた事業展開を進めており、お客様のユー
ザビリティを高める取り組みを積極的に行っております。かかる保険募集をめぐる事業環境において、
保険募集人の態勢整備の確立、保険代理店に対する業務委託先管理に係る強化等、保険業法改正に先駆
け当社では、コンプライアンスの観点はもとより、お客様に安全・安心なサービスを提供するために、
顧客情報のセキュリティ確保が最も重要な経営課題であると認識し、対応しております。


２．これまでの取り組みについて
当社では、これまで、プライバシーマークの認証維持、定期的な個人情報保護に関する教育の実施、
情報セキュリティの注意喚起のための定期的な「情報セキュリティ通信（社内啓蒙広報物） の発行等、
」
顧客情報のセキュリティ管理体制の強化に取り組んでまいりました。一昨年 7 月には、情報セキュリテ
ィの専門部署である「情報セキュリティ課」を新設し、セキュアプリンタの導入、複合機の監視カメラ
の設置、クライアント PC の操作ログの定期的な確認等、情報セキュリティレベルをさらに高めるため
の取り組みを実施してまいりました。また、昨年６月からは数ヶ月におよぶ外部専門家による情報セキ
ュリティの強化に向けたコンサルティングを受け、セキュリティゾーンの入退室管理強化や、セキュア
プリンタの使用制限強化等さらなる取り組みを実施いたしております。
提携代理店に対しては、顧客情報のセキュリティ管理状況に関するアンケート、内部監査室による情
報セキュリティ監査等を定期的に実施しており、必要に応じて、提携代理店に情報セキュリティ管理に

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関する改善依頼を行うなど、自社のみならず、当社の顧客情報を扱う外部の組織における情報セキュリ
ティ管理強化に対しても積極的に取り組みを実施しております。
さらに、平成 24 年より継続して、当社の顧客情報セキュリティ管理態勢について、独立した第三者
の立場からの評価を受けるべく、平成 28 年 1 月から平成 28 年 5 月までの期間、有限責任監査法人トー
マツによる第 5 回目の管理面のセキュリティに関する情報セキュリティ監査（助言型）を受けておりま
す。なお、今年度は、一昨年に引き続き、上記管理面のセキュリティだけではなく、技術面のセキュリ
ティに関する内容を監査項目に加えております。具体的には、当社の情報メディアサイト「保険市場」
への外部からのサイバー攻撃に対する脆弱性について技術面の観点からアドバイスを受けており、平成
28 年 6 月に完了予定となっております。これら情報セキュリティ監査（助言型）における指摘事項に
対して、継続して順次改善を実施しております。


３．今後について
当社では、上記２に記載した取り組みに加え、顧客情報保護の一層の強化に向け、引き続き業務委託
先や提携代理店に対する情報セキュリティ管理の強化および外部専門家による情報セキュリティ監査
の継続的実施、さらに近年大きな問題となりました「内部権限者による不正」への防止対策等システム
リスクに関する対策を実施するなど、今後とも各種施策に積極的に取り組み、情報セキュリティ管理態
勢の更なる高度化を推進してまいります。
以 上

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