三菱地所グループ施設へのEV・PHV用充電スタンド設置プロジェクトへの参画につきまして

平成27年8月6日

各 位
住 所 東京都港区港南二丁目 15 番 3 号
会 社 名 NECキャピタルソリューション株式会社
代 表 者 の 代 表 取 締 役 社 長 安 中 正 弘
役 職 氏 名
(コード番号:8793 東証第一部)
問合わせ先 コミュニケーション部長 児玉 誠一郎
電 話 番 号 0 3 - 6 7 2 0 - 8 4 0 0 ( 代 表 )


三菱地所グループ施設への EV・PHV 用充電スタンド設置プロジェクトへの参画につきまして

NECキャピタルソリューション株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:安中 正弘、以下
「当社」)は、三菱地所株式会社(所在:東京都千代田区、代表取締役社長:杉山博孝、以下三菱地
所)と日本電気株式会社(所在:東京都港区、代表取締役執行役員社長:遠藤信博、以下 NEC)が共
同で取り組む、三菱地所グループ計 10 施設における電気自動車(EV)・プラグインハイブリッド自動車
(PHV)用充電器の設置に際し、当該充電器のリースを請け負うこととなりましたのでお知らせいたしま
す。本充電器の設置は、2015 年 8 月より丸の内エリアに駐車場を展開する丸の内パークインから開始
し、その後各施設へ順次導入予定となっております。

昨今、電気自動車やハイブリット自動車は、大気汚染物質の排出が少ない環境配慮型の次世代
自動車として、減税措置等によりその普及が求められています。環境配慮型の次世代自動車の普及
には EV・PHV 用充電スタンド等のインフラ整備が不可欠でありますが、現状においてその整備は小規
模にとどまっており、社会的な課題のひとつとなっています。

本件は、経済産業省による「次世代自動車充電インフラ整備促進事業」の補助制度を活用するも
ので、対象となる三菱地所グループ計 10 施設において、NEC が開発した EV・PHV 用壁掛け型普通
充電器を計 437 台設置します。あわせて、複数の充電器の利用者認証や課金管理、監視・制御など
を一元的に行う NEC 製の壁掛け型充電コントローラも設置し、EV・PHV 利用者に有料充電サービスを
提供します。
また三菱地所は、本充電サービスにおいて、グリーン電力証書(※)を活用し風力発電による自然
エネルギーを利用することで、EV・PHV 走行時だけでなく充電用電力発電の際の CO2 排出量もゼロ
に抑え、低炭素型社会の形成に貢献する仕組みを導入しております。三菱地所と NEC の調べによる
と、民間企業がグリーン電力証書を活用し、複数施設において実用 EV・PHV 充電設備を導入するの
は日本初の試みです。

本プロジェクトは、三菱地所グループ施設の集客効果はもとより、環境政策の推進(環境配慮型の
次世代自動車の普及促進)及び社会的な課題解決(EV、PHV 等の充電スタンド普及)に貢献するも
のであります。

当社は「お客様と共に、社会価値向上を目指して、グローバルに挑戦するサービス・カンパ
ニー」というグループビジョンを定めており、事業活動そのものが社会的価値を創造すると同
時に、企業として求めるべき経済的価値を創出し、企業と社会双方に共通の価値を生み出すC
SV経営(Creating Shared Value=共通価値の創造)に取り組んでいます。
本取り組みは当社グループビジョンに合致するものであり、当社はこれからも大気汚染物
質の排出が少ない環境配慮型の次世代自動車の普及のために NEC とともに充電スタンド等の
インフラ整備を積極的に取り組んでいくことで、社会課題の解決に積極的に取り組んでまいり
ます。



※グリーン電力証書システム…再生可能エネルギーで発電された電気の環境付加価値を「証書」
の形で取引する制度。グリーン電力証書は第三者認証機関であ
るグリーンエネルギー認証センターにて認証される。証書を購
入した企業等は、自前で再生可能エネルギー発電設備を持たな
くても、証書に記載された電力量相当の分の自然エネルギーの
普及に貢献し、グリーン電力を利用したとみなされる。



以上

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