「未来創生3号ファンド」 量子コンピュータハードウェアスタートアップ Nanofiber Quantum Technologies, Inc.への投資実行

2023 年 9 月 19 日
各 位
スパークス・グループ株式会社
代表取締役社長 グループ CEO 阿部 修平
(コード 8739 東証プライム市場)

「未来創生3号ファンド」 量子コンピュータハードウェアスタートアップ
Nanofiber Quantum Technologies, Inc.への投資実行
―圧倒的な拡張性を持ったゲート式量子コンピュータの開発―


スパークス・グループ株式会社(以下、スパークスと表記)は、2021 年 10 月に設立された「未来創生 3 号ファン
ド」が、Nanofiber Quantum Technologies, Inc.(本社:米国カリフォルニア州、代表取締役:廣瀬雅。以下、
Nanofiber Quantum Technologies 社と表記)への投資(金額は非開示)を実行しましたので、お知らせいた
します。Nanofiber Quantum Technologies 社は今回の調達資金を活用し、米国および日本での人材採用を進
め、R&D を加速させます。


■投資先企業の概要
Nanofiber Quantum Technologies 社 は 日 本 で 開 発 さ れ た ナ ノ フ ァ イ バ ー 共 振 器 QED(Quantum
Electrodynamics, 量子電気力学)方式という、世界で唯一の実装方式を基幹技術としており、従来の実装方式
に比べて圧倒的な拡張性を持ったゲート式量子コンピュータの開発・社会実装を目指します。更に、既存方式では実
現が困難な、量子コンピュータの量子通信への統合による量子ネットワークの開発・社会実装を目指しています。


■「未来創生(1号)ファンド」、「未来創生 2 号ファンド」および「未来創生 3 号ファンド」の概要
未来創生(1号)ファンドはスパークスを運営者とし、トヨタ自動車株式会社、株式会社三井住友銀行を加えた
3 社による総額約 135 億円の出資により、2015 年 11 月より運用を開始しました。最終的には、上記 3 社を加え
た計 20 社からの出資を受けました。「知能化技術」「ロボティクス」「水素社会実現に資する技術」を中核技術と位置
づけ、それらの分野の革新技術を持つ企業、またはプロジェクトを対象に米国、英国、イスラエル、シンガポール、日本の
約 50 社に投資しました。2018 年下半期には、既存投資領域3分野に加え、新たに「電動化」、「新素材」を投資
対象とした未来創生2号ファンドの運用を開始しました。そして、2021 年 10 月から未来創生 2 号ファンドの 5 分
野 に加えて、「カーボンニュートラル」を投資対象とし、スパークスの子会社であるスパークス・アセット・マネジメント株式
会社 をファンド運営者とした未来創生 3 号ファンドの運用を開始しました。2023 年 8 月末時点の運用資産残高は、
1 号、 2 号および 3 号をあわせて、1,505 億円となっています。
未来創生ファンドの投資実績:https://mirai.sparx.co.jp/investment/


■ 本件に関するお問い合わせ先
スパークス・グループ株式会社 広報室
TEL : 03-6711-9100 / FAX : 03-6711-9101
pr_media@sparxgroup.com

3615