「未来創生3号ファンド」腸内細菌研究に基づく医療・創薬を推進するメタジェンセラピューティクス株式会社への投資実行

2023 年 6 月 15 日
各 位
スパークス・グループ株式会社
代表取締役社長 グループ CEO 阿部 修平
(コード 8739 東証プライム市場)

「未来創生3号ファンド」
腸内細菌研究に基づく医療・創薬を推進するメタジェンセラピューティクス株式会社への投資実行
―「腸内細菌叢バンク」の構築・運用によって腸内細菌叢移植(FMT)の社会実装を支援―


スパークス・グループ株式会社(以下、スパークスと表記)は、2021 年 10 月に設立された「未来創生 3 号ファン
ド」が、メタジェンセラピューティクス株式会社(本社:山形県鶴岡市、代表取締役社長 CEO:中原拓。以下、メタ
ジェンセラピューティクス社と表記)への投資(金額は非開示)を実行しましたので、お知らせいたします。メタジェンセラ
ピューティクス社は今回の調達資金を活用し、腸内細菌叢移植(FMT)の社会実装へ向けた「腸内細菌叢バンク」
の構築・運用や、腸内細菌創薬プログラムの研究開発を加速します。


■投資先企業の概要
メタジェンセラピューティクス社は、「マイクロバイオームサイエンスで患者さんの願いを叶え続ける」ことをミッションとして、
腸内細菌研究に基づいた医療と創薬でソーシャルインパクトを生み出す大学発ベンチャーです。順天堂大学の医師と
慶應義塾大学、東京工業大学の研究者が共同創業し、腸内細菌叢移植療(FMT)の社会実装と、「FMT 起点
のリバーストランスレーショナル創薬」を推進しています。


■「未来創生(1号)ファンド」、「未来創生 2 号ファンド」および「未来創生 3 号ファンド」の概要
未来創生(1号)ファンドはスパークスを運営者とし、トヨタ自動車株式会社、株式会社三井住友銀行を加えた
3 社による総額約 135 億円の出資により、2015 年 11 月より運用を開始しました。最終的には、上記 3 社を加え
た計 20 社からの出資を受けました。「知能化技術」「ロボティクス」「水素社会実現に資する技術」を中核技術と位置
づけ、それらの分野の革新技術を持つ企業、またはプロジェクトを対象に米国、英国、イスラエル、シンガポール、日本の
約 50 社に投資しました。2018 年下半期には、既存投資領域3分野に加え、新たに「電動化」、「新素材」を投資
対象とした未来創生2号ファンドの運用を開始しました。そして、2021 年 10 月から未来創生 2 号ファンドの 5 分
野 に加えて、「カーボンニュートラル」を投資対象とし、スパークスの子会社であるスパークス・アセット・マネジメント株式
会社 をファンド運営者とした未来創生 3 号ファンドの運用を開始しました。2023 年 5 月末時点の運用資産残高は、
1 号、 2 号および 3 号をあわせて、1,509 億円となっています。
未来創生ファンドの投資実績:https://mirai.sparx.co.jp/investment/


■ 本件に関するお問い合わせ先
スパークス・グループ株式会社 広報室
TEL : 03-6711-9100 / FAX : 03-6711-9101
pr_media@sparxgroup.com

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