スパークス・グループによる「スパークス・グリーン蓄電所ファンド」の設立について

2024 年 2 月 1 日
各 位
スパークス・グループ株式会社
代表取締役社長 グループ CEO 阿部 修平
(コード 8739 東証プライム市場)

スパークス・グループによる「スパークス・グリーン蓄電所ファンド」の設立について



スパークス・グループ株式会社(以下、スパークス)は、我が国のカーボンニュートラルの実現に資する新たな取組の
ひとつとして、蓄電所事業を投資対象とした「スパークス・グリーン蓄電所ファンド」を設立いたしました。


蓄電所は系統用蓄電池とも呼ばれ、電力系統に直接接続を行うことで、市場を通じて電力の調整力や供給力
を提供するものです。世界的にも欧州・米国・中国が牽引する形で系統用蓄電池の導入が拡大しておりますが、我が
国においても、今後、天候や時間帯によって大きく発電量が変動する再生可能エネルギーを普及拡大させていくために
は、出力の変動を抑制し、電力を安定供給する蓄電所の導入が必要不可欠なものとなります。現状は、需給バランス
の調整のため、再生可能エネルギーの出力抑制を行う一方、火力発電所による調整を行うことがメインとなっています
が、蓄電所の導入を拡大することで、再生可能エネルギーの電力を無駄にすることなく最大限活用し、カーボンニュート
ラルの実現にも資する取り組みとなります。


「スパークス・グリーン蓄電所ファンド」は、国内の蓄電所の開発事業を投資対象とし、新たに制度活用が進む需給
調整市場や容量市場における脱炭素電源オークション、卸電力市場を活用した安定的な事業運営を目指します。ス
パークスがファンド運営者(GP)、子会社のスパークス・アセット・マネジメント株式会社が運用代理人となり、銀行、
生命保険会社、リース会社等の機関投資家(LP)からの出資を受けて、総額 263 億円の出資により 1 月に組合
契約を締結いたしました。


スパークスの子会社であるスパークス・グリーンエナジー&テクノロジー株式会社(以下、「SGET」)では再生可能エ
ネルギー事業開発・運営において全国 349 か所、計 727MW の実績があり、太陽光発電所、風力発電所等の導
入を推進してまいりました。SGET では蓄電所事業においても、地域に根差した案件開発・事業運営により、カーボン
ニュートラル社会の実現を目指してまいります。
<ファンド概要>
ファンド名 スパークス・グリーン蓄電所投資事業有限責任組合
「スパークス・グリーン蓄電所ファンド」
投資先 国内の蓄電池事業を対象とする出資持分、その他投資証券等
出資者 無限責任組合員:スパークス・グループ株式会社
有限責任組合員:株式会社三井住友銀行、株式会社みずほ銀行、株式会
社常陽銀行、朝日生命保険相互会社、リコーリース株式会社 等
運用代理人:スパークス・アセット・マネジメント株式会社
ファンド規模 263 億円(2024 年 1 月 19 日時点)
ファンド期間 25 年


以 上


■ 本件に関するお問い合わせ先
スパークス・グループ株式会社 広報室
TEL : 03-6711-9100 / FAX : 03-6711-9101
pr_media@sparxgroup.com

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