【ソニー生命】女性の活躍に関する調査2015

2015 年 3 月 26 日


各位

ソニーフィナンシャルホールディングス株式会社
(コード番号:8729 東証第一部)



本日、ソニーフィナンシャルホールディングス株式会社の 100%子会社であるソニー生命保険株式
会社が下記プレスリリースを行いましたので、お知らせします。





ソニー生命保険株式会社 プレスリリース(添付)

女性の活躍に関する調査 2015


以上




【お問合せ先】
ソニー生命保険株式会社 広報部広報課 (電話:03-3475-8813)
2015 年 3 月 26 日
ソニー生命保険株式会社

NEWS LETTER (調査レポート)

ソニー生命調べ/全国の 20 歳~69 歳の女性 1,000 名にアンケート
女性の活躍に関する調査 2015

家事の時給換算 「(未就学児の)育児・世話」は 1,305 円、「食事の準備・後片付け」は 999 円
働く女性の 4 割以上がキャリア志向、でも管理職に就きたい女性は 2 割

人口減少や少子高齢化を背景として、「女性の活躍推進」が、現在、国の成長戦略の中核に位置づけられており、経済分野
でも女性の活躍がさらに進むことに期待が集まっています。
そこで、女性の活躍を応援するソニー生命では、2013 年秋に実施した調査に続き、様々な場面でイキイキと活躍する女性の
意識と実態について明らかにする「女性の活躍に関する調査 2015」を行いましたので、お知らせいたします。

◆本調査結果の要約◆
■ POINT 1 【女性が実感している活躍シーン】(P.3-4)
⇒家事の時給換算 「(未就学児の)育児・世話」は 1,305 円、「食事の準備・後片付け」は 999 円
毎日の家事や地域での貢献を時給に換算するといくらになると思うか聞いたところ、「(未就学児の)育児・世話」1,305 円が最も高
く、「(小学生以上の子供の)育児・世話」1,069 円、「食事の準備・後片付け」999 円、「掃除・洗濯」899 円、「地域社会での貢献」827
円、「お買い物」814 円と続きました。
2013 年調査と比較をすると、いずれの項目も上昇しており、特に、「(小学生以上の子供の)育児・世話」では 125 円上昇しました。

■ POINT 2 【女性の本音】(P.5-7)
⇒働く女性の 4 割以上がキャリア志向、でも管理職に就きたい女性は 2 割
有職者(働く女性、499 名)に、生活や仕事に関する内容を提示し、そう思うか、思わないか聞いたところ、「今後(も)、バリバリと
キャリアを積んでいきたい」の同意率(「非常にそう思う」と「ややそう思う」の合計、以下同様)は 43.3%と不同意率(「あまりそう思わ
ない」と「全くそう思わない」の合計)27.6%を上まわりましたが、「管理職への打診があれば、受けてみたい」では同意率は 20.4%にと
どまりました働く女性の 4 割以上がキャリア志向を持っているものの、管理職に就きたいと思っている割合は高くないことが明らか
になりました。

■ POINT 3 【女性の職場での活躍】(P.8-10)
⇒女性がイキイキと働くために何が必要だと思う?
「休暇が取りやすい環境」「家族の協力」「保育サービスの充実」が上位回答に
女性が職場で働きやすくなるためには何が必要なのでしょうか。
女性がイキイキと職場で働くためには、何が必要だと思うか聞いたところ、「休暇がとりやすい職場環境」65.5%が最も多く、「家族
の協力」58.6%、「保育サービスの充実」54.3%が続きました。
有職者(働く女性)と専業主婦を分けてみると、「家族の協力」(有職者 54.3%、専業主婦 66.1%)や「短時間勤務が可能な制度」(有
職者 42.3%、専業主婦 53.0%)では、専業主婦のほうが 10 ポイント以上高くなりました。また、「保育サービスの充実」(有職者 51.1%、
専業主婦 59.0%)や「介護サービスの充実」(有職者 34.5%、専業主婦 42.3%)でも専業主婦のほうが 10 ポイント近く高くなりました。
外に働きに出たいと思っている専業主婦が働きに出やすくなるためには、特に、これらの整備が必要とされているのかもしれませ
ん。

■ POINT 4 【女性がこれから注力したいこと】(P.11)
⇒女性がこれからの人生で注力したいこと「健康」「趣味」「貯金」
女性は、これからの人生でどのようなことに注力していきたいと思っているのでしょうか。
これからの人生で、注力していきたいことを聞いたところ、「健康」64.7%が最も多く、「趣味」57.4%、「貯金」48.3%、「家族とのコミュ
ニケーション」43.4%、「友だちづきあい」35.2%が続きました。





2015 年 3 月 26 日
ソニー生命保険株式会社

NEWS LETTER (調査レポート)

女性の活躍に関する調査 2015
【女性が実感している活躍シーン】
女性が実感! 「職場」で女性がイキイキと活躍していると思う 約 4 割
「ネットコミュニティ」で女性がイキイキと活躍していると思う 約 4 割
女性の活躍推進は順調!? 「地域社会」で女性がイキイキと活躍していると思う 6.7 ポイント減少

家事の時給換算 「(未就学児の)育児・世話」は 1,305 円、「食事の準備・後片付け」は 999 円
2013 年調査との比較では軒並み上昇! 「(未就学児の)育児・世話」では 125 円の時給上昇

【女性の本音】
誰かが代わりにやってくれると助かるもの 「掃除」「炊事」が 2 トップ
「親の介護」を代わりにやってくれると助かる 1 割以上

働く女性の本音! 「現在の生活に満足している」約半数
働く女性の 4 割以上がキャリア志向、でも管理職に就きたい女性は 2 割
専業主婦願望を持つ働く女性は 3 人に 1 人、20 代と 30 代では 4 割以上

専業主婦の本音! 「現在の生活に満足している」6 割、働く女性より高い傾向
専業主婦の実感は? 「専業主婦は苦労が多い」4 割半、「老後の生活が心配」7 割半
専業主婦の 3 人に 1 人が「外に働きに行きたい」、でも「子育て後の再就職は厳しい」7 割半

【女性の職場での活躍】
女性がイキイキと働くために何が必要だと思う?
「休暇が取りやすい環境」「家族の協力」「保育サービスの充実」が上位回答に
「家族の協力」は専業主婦の 6 割半、「短時間勤務制度」は 5 割半が必要と回答

「女性の就業機会の拡大を推進すべき」7 割半 / 「今後、女性リーダー・管理職は増える」6 割強
多様な働き方が女性の活躍の場を広げる!「新しい働き方が女性の活躍の場を広げる」6 割

「働く母親は時間の使い方が上手」約 8 割、しかし「仕事と育児は両立が困難」が 8 割
「“ママ視点”で商品・サービスを考えられるのは働く母親の強み」8 割強の女性が同意

【女性がこれから注力したいこと】
女性がこれからの人生で注力したいこと「健康」「趣味」「貯金」
「仕事」に注力していきたい 働く女性では 3 人に 1 人
専業主婦の 3 人に 1 人が「夫婦愛」に注力したいと回答

【活躍している女性として思い浮かぶ有名人】
“活躍している女性”として思い浮かぶ有名人 1 位「黒柳徹子さん」、2 位「北斗晶さん」

このたび、ソニー生命保険株式会社(代表取締役社長 井原 勝美)は、2015 年 2 月 24 日~2
月 26 日の 3 日間、全国の 20~69 歳の女性に対し、2013 年 11 月に発表した調査(※)に引き続き、
2 回目となる「女性の活躍に関する調査」をインターネットリサーチで実施し、1,000 名の有効サンプ
ルの集計結果を公開しました。(調査協力会社:ネットエイジア株式会社)

※ソニー生命保険株式会社「女性の活躍に関する調査」、2013 年 11 月発表





2015 年 3 月 26 日
ソニー生命保険株式会社

NEWS LETTER (調査レポート)

アンケート調査結果
◆女性が実感! 「職場」で女性がイキイキと活躍していると思う 約 4 割
◆「ネットコミュニティ」で女性がイキイキと活躍していると思う 約 4 割
◆女性の活躍推進は順調!?「地域社会」で女性がイキイキと活躍していると思う 6.7 ポイント減少


「女性の活躍推進」が、現在、国の成長戦略の中核に位置づけられており、女性の活躍がさら
に進むことに期待が集まっています。
そこで、全国の 20 歳~69 歳の女性 1,000 名(全回答者)に、日本では女性がどの程度“イキイ
キ”と活躍していると思うか、家庭や職場などの場面ごとに聞いたところ、イキイキと活躍している
と思う人の割合(「非常に」と「やや」の合計)は、「家庭」43.2%、「職場」37.8%、「地域社会」33.3%、
「ネットコミュニティ」38.1%となり、いずれの場面もそう思わない人の割合を上まわりました。
しかし、2013 年調査(※)とイキイキと活躍していると思う人の割合を比較すると、「地域社会」で
は 2013 年 40.0%→2015 年 33.3%と 6.7 ポイント減少しました。また、「家庭」ではイキイキと活躍して
いると思う人の割合(2013 年 47.5%→2015 年 43.2%、4.3 ポイント減少)が僅かに減少しました。
(図 1)

※2013 年 11 月発表「女性の活躍に関する調査」


(図 1) 経年調査
◆日本では女性がどの程度“イキイキ”と活躍していると思うか (各単一回答) イキイキと イキイキと
活躍している 活躍している
と思う と思わない
0% 20% 40% 60% 80% 100%
(計) (計)
≪家庭≫
2015年 全体【n=1000】 7.6 35.6 34.4 18.7 3.7 43.2 22.4

2013年 全体【n=1000】 8.4 39.1 34.8 14.5 3.2 47.5 17.7

≪職場≫
2015年 全体【n=1000】 5.2 32.6 40.7 17.0 4.5 37.8 21.5

2013年 全体【n=1000】 5.7 35.1 38.5 15.0 5.7 40.8 20.7

≪地域社会≫
2015年 全体【n=1000】 4.8 28.5 45.9 15.8 5.0 33.3 20.8

2013年 全体【n=1000】 5.9 34.1 39.2 15.3 5.5 40.0 20.8

≪ネットコミュニティ≫
2015年 全体【n=1000】 8.1 30.0 45.5 10.2 6.2 38.1 16.4

2013年 全体【n=1000】 6.9 30.8 44.8 10.6 6.9 37.7 17.5

非常にイキイキと活躍していると思う ややイキイキと活躍していると思う
どちらともいえない あまりイキイキと活躍していると思わない
全くイキイキと活躍していると思わない





2015 年 3 月 26 日
ソニー生命保険株式会社

NEWS LETTER (調査レポート)

◆家事の時給換算 「(未就学児の)育児・世話」は 1,305 円、「食事の準備・後片付け」は 999 円
◆2013 年調査との比較では軒並み上昇! 「(未就学児の)育児・世話」では 125 円の時給上昇


次に、家事や地域社会での貢献を時給に換算してもらいました。
全回答者(1,000 名)に、毎日の家事や地域での貢献を時給に換算するといくらになると思うか
聞いたところ、「(未就学児の)育児・世話」1,305 円が最も高く、「(小学生以上の子供の)育児・世
話」1,069 円、「食事の準備・後片付け」999 円、「掃除・洗濯」899 円、「地域社会での貢献」827 円、
「お買い物」814 円と続きました。
2013 年調査と比較をすると、いずれの項目も上昇しており、特に、「(小学生以上の子供の)育
児・世話」では 125 円上昇しました。イクメンやカジメンといった言葉が流行っている一方で、女性
たちは自分たちの家事や地域での貢献の価値が高まっていると感じている様子が垣間みえる結
果となりました。 (図 2)


(図 2) 経年調査
◆毎日の家事や地域での貢献を時給に換算するといくらになると思うか (自由回答_数値) ※平均額を表示
1,800円
125円UP 2013年 全体【n=1000】 2015年 全体【n=1000】
1,600円

1,400円 1,305円 72円UP
1,180円 57円UP
1,200円 1,069円 52円UP
66円UP 36円UP
997円 999円
1,000円 942円
899円
847円 827円
761円 778円 814円
800円

600円
( (
育 育 食 掃 地 お
児未 児小 事 除 域 買
・ 就 ・ 学 の ・ 社 い
世学 世生 準 洗 会 物
話児 話以 備 濯 で
の 上 ・ の

の 後 貢
子 片 献
ど 付
も け







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ソニー生命保険株式会社

NEWS LETTER (調査レポート)

◆誰かが代わりにやってくれると助かるもの 「掃除」「炊事」が 2 トップ
◆「親の介護」を代わりにやってくれると助かる 1 割以上


全回答者(1,000 名)に、自分が主に担当していることの中で、誰かが代わりにやってくれると、
とても助かると思うものを聞いたところ、「掃除」が最も多く 43.4%、次いで、「炊事」39.1%、「洗濯」
16.5%、「仕事(外で働くことそのもの、パート・アルバイトなど含む)」14.2%、「ゴミ出し」13.5%が続き
ました。また、「親の介護」が 12.3%と 1 割以上となりました。
有職者(働く女性)についてみると、「仕事(外で働くことそのもの、パート・アルバイトなど含む)」
が 26.3%となり、4 人に 1 人が挙げました。 (図 3)



(図 3)
◆自分が主に担当していることの中で、誰かが代わりにやってくれると、とても助かると思うもの
(制限複数回答-3つまで-)
※上位10項目を抜粋
60%
全体【n=1000】 有職者【n=499】 専業主婦【n=383】


40%




20%




0%

掃 炊 洗   仕 ゴ お 近 親 お ア
除 事 濯 そ外事 ミ 買 所 の 弁 イ
ので 出 い づ 介 当 ロ
も働 し 物 き 護 作 ン
の く あ り が

こ い け






2015 年 3 月 26 日
ソニー生命保険株式会社

NEWS LETTER (調査レポート)

◆働く女性の本音! 「現在の生活に満足している」約半数
◆働く女性の 4 割以上がキャリア志向、でも管理職に就きたい女性は 2 割
◆専業主婦願望を持つ働く女性は 3 人に 1 人、20 代と 30 代では 4 割以上


働く女性は、現在の生活や仕事に対して、どのように考えているのでしょうか。
有職者(働く女性、499 名)に、生活や仕事に関する内容を提示し、そう思うか、思わないか聞い
たところ、「現在の生活に満足している」では同意率(「非常にそう思う」と「ややそう思う」の合計、
以下同様)は 48.7%と約半数となりました。
仕事に関する内容では、「今後(も)、バリバリとキャリアを積んでいきたい」の同意率は 43.3%と
不同意率(「あまりそう思わない」と「全くそう思わない」の合計、以下同様)27.6%を上まわりました
が、「管理職への打診があれば、受けてみたい」では同意率は 20.4%にとどまりました。働く女性の
4 割以上がキャリア志向を持っているものの、管理職に就きたいと思っている割合は高くないこと
が明らかになりました。また、「女性が社会で働くには、不利な点が多い」では 76.8%と 4 人に 3 人
以上が同意を示し、「本当は専業主婦になりたい」では 33.4%と 3 人に 1 人の割合でした。 (図 4)
「本当は専業主婦になりたい」について年代別にみると、専業主婦願望を持っている人の割合
は、20 代、30 代が他の世代に比べて高く、20 代では 41.8%、30 代では 43.3%と、どちらも 4 割を超
えました。 (図 5)


(図 4)
◆生活や仕事に関する内容について、そう思うか、思わないか (各単一回答) そう
対象:有職者 【n=499】 そう思う
思わない
0% 20% 40% 60% 80% 100% (計)
(計)

現在の生活に満足している 6.6 42.1 21.8 19.6 9.8 48.7 29.4

今後(も)、バリバリと
9.4 33.9 29.1 21.0 6.6 43.3 27.6
キャリアを積んでいきたい
管理職への打診があれば、
5.4 15.0 28.5 28.1 23.0 20.4 51.1
受けてみたい
女性が社会で働くには、 3.2
27.5 49.3 18.8 1.2 76.8 4.4
不利な点が多い

本当は専業主婦になりたい 15.6 17.8 29.1 22.2 15.2 33.4 37.4

非常にそう思う ややそう思う どちらともいえない
あまりそう思わない 全くそう思わない

(図 5)

◆仕事に関する内容について、そう思うか、思わないか (単一回答) 対象:有職者 そう
≪本当は専業主婦になりたい≫ そう思う
思わない
0% 20% 40% 60% 80% 100% (計)
(計)
全体【n=499】 15.6 17.8 29.1 22.2 15.2 33.4 37.4
20代【n=110】 21.8 20.0 20.0 19.1 19.1 41.8 38.2

30代【n=113】 16.8 26.5 29.2 18.6 8.8 43.3 27.4

40代【n=110】 15.5 12.7 36.4 20.0 15.5 28.2 35.5

50代【n=111】 16.2 15.3 26.1 24.3 18.0 31.5 42.3
60代【n=55】 10.9 38.2 36.4 14.5 10.9 50.9

非常にそう思う ややそう思う どちらともいえない
あまりそう思わない 全くそう思わない



2015 年 3 月 26 日
ソニー生命保険株式会社

NEWS LETTER (調査レポート)

◆専業主婦の本音! 「現在の生活に満足している」6 割、働く女性より高い傾向
◆専業主婦の実感は? 「専業主婦は苦労が多い」4 割半、「老後の生活が心配」7 割半
◆専業主婦の 3 人に 1 人が「外に働きに行きたい」、でも「子育て後の再就職は厳しい」7 割半


働く女性の 3 人に 1 人は、専業主婦願望を持っていることがわかりましたが、専業主婦は、現在
の生活や仕事に対して、どのように考えているのでしょうか。
専業主婦(383 名)に、生活や仕事に関する内容を提示し、そう思うか、思わないか聞いたところ、
「現在の生活に満足している」では同意率は 61.3%と 6 割を超え、働く女性の同意率(48.7%、前頁参
照)より高い結果となりました。
また、専業主婦の実感では、「専業主婦は苦労が多いと思う」の同意率は 45.7%、「老後の生活
が心配だ」の同意率は 76.8%となりました。
また、有職女性の 3 人に 1 人が専業主婦願望を持っていることがわかりましたが、専業主婦の
外に働きに行きたい願望についてみると、「本当は外に働きに行きたい」の同意率は 34.0%となり、
こちらも 3 人に 1 人の割合となりました。
しかし、「子育て後の再就職は厳しい」の同意率をみると 74.4%となり、専業主婦の 4 人に 3 人が
子育て後の再就職に対して難しさを感じている実態が明らかになりました。外に働きに行きたい願
望があっても、すぐに働きに出ることは難しいのかもしれません。 (図 6)


(図 6)
◆生活や仕事に関する内容について、そう思うか、思わないか (各単一回答) そう
対象:専業主婦 【n=383】 そう思う
思わない
(計)
0% 20% 40% 60% 80% 100% (計)

現在の生活に満足している 9.1 52.2 20.4 12.0 6.3 61.3 18.3



専業主婦は苦労が多いと思う 13.6 32.1 33.7 16.7 3.9 45.7 20.6



老後の生活が心配だ 36.6 40.2 13.8 8.1 76.8 9.4
1.3


本当は外に働きに行きたい 11.5 22.5 21.7 22.7 21.7 34.0 44.4


3.7
子育て後の再就職は厳しい 32.9 41.5 20.1 74.4 5.5
1.8


非常にそう思う ややそう思う どちらともいえない
あまりそう思わない 全くそう思わない





2015 年 3 月 26 日
ソニー生命保険株式会社

NEWS LETTER (調査レポート)

◆女性がイキイキと働くために何が必要だと思う?
「休暇が取りやすい環境」「家族の協力」「保育サービスの充実」が上位回答に
◆「家族の協力」は専業主婦の 6 割半、「短時間勤務制度」は 5 割半が必要と回答


「女性が社会で働くには、不利な点が多い」という意見に対し、働く女性の 4 人に 3 人以上が同
意を示しました。それでは、女性が職場で働きやすくなるためには何が必要なのでしょうか。


全回答者(1,000 名)に、女性がイキイキと職場で働くためには、何が必要だと思うか聞いたとこ
ろ、「休暇がとりやすい職場環境」65.5%が最も多く、「家族の協力」58.6%、「保育サービスの充実」
54.3%が続きました。
有職者(働く女性)と専業主婦を分けてみると、「家族の協力」(有職者 54.3%、専業主婦 66.1%)
や「短時間勤務が可能な制度」(有職者 42.3%、専業主婦 53.0%)では、専業主婦のほうが 10 ポイン
ト以上高くなりました。また、「保育サービスの充実」(有職者 51.1%、専業主婦 59.0%)や「介護サー
ビスの充実」(有職者 34.5%、専業主婦 42.3%)でも専業主婦のほうが 10 ポイント近く高くなりました。
外に働きに出たいと思っている専業主婦が働きに出やすくなるためには、特に、これらの整備が
必要とされているのかもしれません。 (図 7)


(図 7)

◆女性が“イキイキ”と職場で働くために必要だと思うもの (複数回答) ※上位10項目を抜粋

80%
全体【n=1000】 有職者【n=499】 専業主婦【n=383】

60%



40%



20%



0%
と休 家 保 可短 少残 子国 男 パ 介 組女
り暇 族 育 能時 な業 育や 性 ワ 護 織性
やが の サ
ー な間 いが て勤 の ハ サ
ー のを
す 協 制勤 職 支務 育 ラ 姿活
い 力 ビ 度務 場 援先 児 の ビ 勢用
職 ス が 環 の 参 な ス し
場 の 境 加 い の よ
環 充 職 充 う
境 実 場 実 と







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NEWS LETTER (調査レポート)

◆「女性の就業機会の拡大を推進すべき」7 割半
◆「今後、女性リーダー・管理職は増える」6 割強
◆多様な働き方が女性の活躍の場を広げる!「新しい働き方が女性の活躍の場を広げる」6 割


それでは、女性の活躍の推進やその経済効果については、女性たちはどのように考えている
のでしょうか。


全回答者(1,000 名)に、女性の活躍に関する内容を提示し、そう思うか、思わないか聞いたとこ
ろ、それぞれの同意率は、「女性の就業機会の拡大を推進すべきだと思う」では 74.8%、「女性の
職場での活躍により経済は活性化すると思う」では 73.2%でした。多くの女性が家庭以外にも活躍
の場が広がることを望み、それによって経済が活性化すると考えていることがわかりました。
また、女性リーダーに関する内容についてみると、「今後、企業では女性リーダー・管理職は増
えると思う」では 62.3%となり、「民間企業の役員の一定比率を女性にする『クオータ制』(※1)を推
進すべきだと思う」では 46.1%(不同意率は 10.7%)となりました。企業の女性リーダーが増えること
に対して、肯定的な意見を持つ女性が多いようです。
さらに、女性が職場でイキイキと働くためには、“休暇が取りやすい”“短時間勤務が可能”など
多様な働き方を認めることが必要だと思われているようでしたが、ワークスタイルに関する内容に
ついてみると、「コワーキング(※2)やコラボワーク(※3)といった新しい働き方は女性の活躍の場を
広げると思う」では、59.1%となりました。最近注目されているような新しい働き方が女性の活躍の
場を広げると考える女性は多いようです。 (図 8)
※1 クオータ制:男女間格差是正を目的に、取締役会などの一定枠を男女両ジェンダーに割り当てる制度。
※2 コワーキング:スペースのみを共有し、独立・別個の仕事を行う共働ワークスタイル。
※3 コラボワーク:複数の個人がチームとして仕事を受注し、それぞれのできる仕事量を自主的に選択し、
ひとつの仕事を完成させる共働ワークスタイル


(図 8)

◆女性の活躍に関する内容について、そう思うか、思わないか (各単一回答) そう
全体【n=1000】 そう思う
思わない
0% 20% 40% 60% 80% 100% (計)
(計)

女性の就業機会の拡大を 3.0
27.4 47.4 21.1 74.8 4.1
推進すべきだと思う 1.1

女性の職場での活躍により 3.3
25.1 48.1 22.3 73.2 4.5
経済は活性化すると思う 1.2


今後、企業では女性リーダー 8.9
11.2 51.1 27.5 62.3 10.2
・管理職は増えると思う 1.3

民間企業の役員の一定比率を
7.5
女性にする「クオータ制」を 10.6 35.5 43.2 46.1 10.7
3.2
推進すべきだと思う
コワーキングやコラボワーク
2.4
といった新しい働き方は 13.1 46.0 37.5 59.1 3.4
1.0
女性の活躍の場を広げると思う

非常にそう思う ややそう思う どちらともいえない
あまりそう思わない 全くそう思わない





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NEWS LETTER (調査レポート)

◆「働く母親は時間の使い方が上手」約 8 割、しかし「仕事と育児は両立が困難」が 8 割
◆「“ママ視点”で商品・サービスを考えられるのは働く母親の強み」8 割強の女性が同意


「子育て後の再就職は厳しい」との意見に対し、専業主婦の 4 人に 3 人が同意を示していました
が、一方では、働きながら子育てをしているワーキングママへの注目度は年々増しています。


そこで、全回答者(1,000 名)に、ワーキングママに関する内容を提示し、そう思うか、思わない
か聞いたところ、「働く母親は時間の使い方が上手だと思う」の同意率は 78.6%となり、多くの女性
がワーキングママの時間の使い方の上手さを認めていました。しかし、その一方で、「仕事と育児
は両立が困難だと思う」では 79.5%と大多数が仕事と育児の両立は難しいとの意見に同意を示し
ました。仕事に家事・育児に時間を使うワーキングママですが、時間を上手く使っても仕事と育児
の両立には難しさが残っているようです。
また、「働く母親が活躍している企業を応援したいと思う」では 78.5%、「働く母親が活躍している
ような企業の商品・サービスは良さそうに感じる」では 62.5%が同意を示しました。ワーキングママ
が活躍する企業や商品・サービスに対して肯定的な見方をしている女性は多いようです。
そして、「“ママ視点”で商品・サービスを考えられるのは働く母親の強みだと思う」では 83.1%と
なりました。企業が、消費者として女性を取り込むために、ワーキングママは貴重な存在だといえ
るのではないでしょうか。(図 9)


(図 9)

◆ワーキングママに関する内容について、そう思うか、思わないか (各単一回答) そう
全体【n=1000】 そう思う
思わない
0% 20% 40% 60% 80% 100% (計)
(計)

働く母親は 3.8
26.2 52.4 17.3 78.6 4.1
時間の使い方が上手だと思う 0.3

仕事と育児は両立が困難だと 5.2
34.0 45.5 14.8 79.5 5.7
思う 0.5


働く母親が活躍している企業を 1.9
30.1 48.4 18.3 78.5 3.2
応援したいと思う 1.3

働く母親が活躍しているような
3.0
企業の商品・サービスは 19.0 43.5 33.0 62.5 4.5
1.5
良さそうに感じる
“ママ視点”で商品・サービスを
1.7
考えられるのは 29.9 53.2 14.4 83.1 2.5
0.8
働く母親の強みだと思う

非常にそう思う ややそう思う どちらともいえない
あまりそう思わない 全くそう思わない





2015 年 3 月 26 日
ソニー生命保険株式会社

NEWS LETTER (調査レポート)

◆女性がこれからの人生で注力したいこと「健康」「趣味」「貯金」
◆「仕事」に注力していきたい 働く女性では 3 人に 1 人
◆専業主婦の 3 人に 1 人が「夫婦愛」に注力したいと回答


女性の活躍として家事や仕事についてみてきましたが、女性は、これからの人生でどのようなこ
とに注力していきたいと思っているのでしょうか。


全回答者(1,000 名)に、これからの人生で、注力していきたいことを聞いたところ、「健康」64.7%
が最も多く、「趣味」57.4%、「貯金」48.3%、「家族とのコミュニケーション」43.4%、「友だちづきあい」
35.2%が続きました。
有職者(働く女性)と専業主婦を分けてみると、「貯金」(有職者 53.5%、専業主婦 42.3%)や「仕
事」(有職者 33.1%、専業主婦 12.5%)では有職者のほうが高くなりました。また、「家族とのコミュニ
ケーション」(有職者 41.5%、専業主婦 48.8%)や「友だちづきあい」(有職者 31.7%、専業主婦 38.6%)
では専業主婦のほうが高い傾向がみられ、人とのつながりを大切にしたいとの思いが窺えました。
また、専業主婦では「夫婦愛」が 35.0%と 3 人に 1 人が注力していきたいことに挙げました。 (図
10)


(図 10)

◆これからの人生で、注力していきたいこと (複数回答) ※上位10項目を抜粋

100%
全体【n=1000】 有職者【n=499】 専業主婦【n=383】

80%


60%


40%


20%


0%
健 趣 貯 コ家 友 美 親 家 夫 仕
康 味 金 ミ族 だ 容 孝 事 婦 事

と ち 行 愛
ニの づ
ケ ー き

シ い







2015 年 3 月 26 日
ソニー生命保険株式会社

NEWS LETTER (調査レポート)

◆“活躍している女性”として思い浮かぶ有名人 1 位「黒柳徹子さん」、2 位「北斗晶さん」


最後に、“活躍している女性”として思い浮かぶ有名人を聞いたところ、1 位は、長年にわたりテ
レビの長寿番組に司会者・レギュラーとして出演し、社会貢献活動にも積極的な「黒柳徹子さん」、
2 位は、女子プロレスで活躍し、いまではすっかり良妻賢母として知られる「北斗晶さん」、3 位は、
公私ともに注目度の高い「杏さん」となり、4 位「天海祐希さん」、5 位「吉永小百合さん」が続きまし
た。
また、女優・タレントに混ざって 6 位に、国連難民高等弁務官として活躍された「緒方貞子さん」
がランクインしました。 (図 11)


(図 11)
◆“活躍している女性”として思い浮かぶ有名人 (自由回答) ※上位10項目を抜粋
50人
全体【n=1000】

40人
33人

30人
23人
19人 18人
20人 17人
15人 15人 15人 14人
12人
10人


0人
黒 北 杏 天 吉 緒 綾 江 篠 黒
柳 斗 海 永 方 瀬 角 原 木
徹 晶 祐 小 貞 は マ 涼 瞳
子 希 百 子 る キ 子
合 か コ





2015 年 3 月 26 日
ソニー生命保険株式会社

NEWS LETTER (調査レポート)

注:本調査レポートの百分率表示は小数点第 2 位で四捨五入の丸め計算を行っているため、合計しても 100%とな
らない場合がございます。
また、属性別集計において抜粋して表示している場合は、n 数を合計しても全体と一致しないことがございます。


《調査概要》

◆調査タイトル :女性の活躍に関する調査2015

◆調査対象 :ネットエイジアリサーチのモニター会員を母集団とする
全国の20~69歳の女性

◆調査期間 :2015年2月24日~2月26日

◆調査方法 :インターネット調査

◆調査地域 :全国

◆有効回答数 :1,000サンプル(有効回答から各年代が均等になるように抽出)

(内訳)各年代のサンプル数は以下の通り
20代:200/30代:200/40代:200/50代:200/60代:200

◆調査協力会社 :ネットエイジア株式会社


■■報道関係の皆様へ■■


本ニュースレターの内容の転載にあたりましては、
「ソニー生命調べ」と付記のうえご使用いただきますよう、お願い申しあげます。

■■本調査に関するお問い合わせ窓口■■


ソニー生命保険株式会社 広報部 広報課 常松、大金
電話番号 : 03-3475-8813


■■会社概要■■

会社名 :ソニー生命保険株式会社
代表者名 :代表取締役社長 井原勝美
設立 :1979(昭和 54)年 8 月
所在地 :東京都港区南青山 1-1-1 新青山ビル東館 3 階
業務内容 :生命保険業





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