「証券コンソーシアム KYC共通化ワーキンググループ」の活動成果のご報告 -ホワイトペーパーの公表-

Press Release

2019 年 12 月 10 日
各 位
東海東京フィナンシャル・ホールディングス株式会社
代表取締役社長 石田 建昭
東京都中央区日本橋二丁目 5 番 1 号
証券コード 8616 東証・名証第一部



「証券コンソーシアム KYC 共通化ワーキンググループ」の活動成果のご報告
~ホワイトペーパーの公表~



当社は、証券および証券関連業界が一丸となり設立された「証券コンソーシアム」の活動の一環であ
る「KYC 共通化ワーキンググループ」に参加し活動してまいりました。この度、活動成果についてご報
告すると共に成果物であるホワイトペーパーを下記のとおり公表いたします。


(以下、本 WG という)は、2018 年 8 月より発足いたしました。
「KYC 共通化ワーキンググループ」


当初は、①取引開始時の KYC 共通化を初期スコープとし、口座開設における KYC 業務の共通化を検
討する、「本人確認プロジェクト」と、②オンライン取引時の本人認証の共通化を検討する「本人認証
プロジェクト」の二つのプロジェクトを立ち上げ、検討を進めてまいりました。


さらに、2019 年秋に FATF(Financial Action Task Force; 金融活動作業部会)の第 4 次対日相互審査が
予定されていたことも受け、各社の関心が高い事項として 2019 年 4 月からは AML/CFT(Anti-Money
Laundering and Countering the Financing of Terrorism; マネー・ローンダリング及びテロ資金供与対策)に
ついても検討の対象とし、③AML/CFT 態勢の高度化を実現する業界共通的なサービスの在り方につい
て検討を進めてまいりました。


この度、活動の成果物として「証券業界における AML/CFT 水準の向上および共通化・高度化に関す
るホワイトペーパー」(以下、ホワイトペーパーという)を公表することといたしました。ホワイトペー
パーでは、AML/CFT 態勢の共通的な考え方と、これを満たすためのシステム要件、システム共同化や
顧客データ集約を行う場合の論点整理を記載しているほか、「本人確認プロジェクト」及び「本人認証
プロジェクト」の活動成果についても取り纏めております。


本 WG の活動は、この度の活動成果のご報告とホワイトペーパーの公表により終了となります。当社
は、今回の活動にとどまることなく、顧客管理の高度化による安全・安心なサービス利用の推進に努め
てまいります。





【関連資料】
証券業界における AML/CFT 水準の向上および共通化・高度化に関するホワイトペーパー
<http://www.tokaitokyo-fh.jp/news/pressrelease/pdf/shiryo_1.pdf>



【KYC 共通化ワーキング参加企業一覧】(五十音順、敬称略)


株式会社 SBI 証券 日本電子計算株式会社
カブドットコム証券株式会社 マネックス証券株式会社
セコムトラストシステムズ株式会社 みずほ証券株式会社
株式会社だいこう証券ビジネス 楽天証券株式会社
東海東京フィナンシャル・ホールディングス株式会社 他 27 社
日本電気株式会社




以 上




本件に関するお問い合わせは、広報・IR 部 03-3517-8618 までお願いいたします。


4333