シンガポール「ICHX Tech Pte. Ltd.」のシリーズA2 増資ラウンドへの出資について

Press Release


2021 年 1 月 21 日
各 位
東海東京フィナンシャル・ホールディングス株式会社
代表取締役社長 石田 建昭
東京都中央区日本橋二丁目 5 番 1 号
証券コード 8616 東証・名証第一部



シンガポール「ICHX Tech Pte. Ltd.」のシリーズ A2 増資ラウンドへの出資について



当社のシンガポール現地法人である東海東京グローバル インベストメンツ
・ (Tokai Tokyo Global
Investments Pte. Ltd.)は、シンガポールのセキュリティ・トークン※取引所である iSTOX を運営する
ICHX Tech Pte. Ltd.(本社:シンガポール、CEO:Danny Toe、以下「ICHX 社」
)のシリーズ A2 増資
ラウンドへ JIC ベンチャー・グロース・インベストメンツ株式会社およびモバイル・インターネット
キャピタル株式会社、株式会社日本政策投資銀行、株式会社十六銀行と共に、東海東京コンソーシ
アムとして合計で 10,033,298 米ドルの出資に合意したことをお知らせいたします。
※セキュリティ・トークン(ST)とは、ブロックチェーン技術等により主に株式、債券、不動産などを裏付
け資産としてデジタル化した証券。


1. 本件出資の目的
当社グループは、経営計画「New Age’s, Flag Bearer 5 ~新時代の旗手~」において、先進
的な「総合金融グループ」への進化に向け、経営基盤の強化に取り組んでおります。その中で
も、FinTech の活用やデジタライゼーション等により先端技術を金融サービスへ積極的に導入
し、お客さまのニーズに対応した商品・サービスを拡充していくことは、重要な経営課題の一
つであると認識しております。近年大きく進化しているブロックチェーン技術を活用した ST
取引は、証券取引の決済期間の短縮化、24 時間 365 日マーケットにアクセス可能なこと(流動
性の向上)やコストの大幅な削減など、発行体・投資家にとって大きなメリットがもたらすも
のと期待しております。
当社グループは、前回 2019 年の出資以降、ICHX 社の日本における重要なパートナーとし
て、本邦の発行体・投資家をアジアで初めて政府認可を受けた iSTOX へ取り次ぐなど先進的な
サービス提供の準備を進めております。
東海東京コンソーシアムによる本件出資は、ST 事業における重要なパートナーである ICHX
社と共に日本の発行体・投資家向けサービスの開発に取り組むことで、日本における ST ビジネ
スの更なる発展を企図するものです。
2. ICHX 社について
ICHX 社は、2017 年に iSTOX を設立し、デジタル証券の発行、カストディ、セカンダリー取
引のためのマルチアセットプラットフォームとして、2020 年 2 月にシンガポール金融当局より
RMO(Recognised Market Operator)及び CMS(Capital Markets Services)ライセンスを取得した
金融テクノロジー企業です。


3. ICHX 社の概要
会社名 ICHX Tech Pte. Ltd.
登記番号(シンガポール) 201731973M
本社 150 Beach Road Gateway West #06-03/04 Singapore 189720
設立 2017 年 11 月 7 日
事業内容 金融サービス事業、情報システム事業
代表者(CEO) Danny Toe
資本金 40,698,689.95 シンガポールドル
主要株主 ICH Singapore Holdings Pte. Ltd.
Asian Gateway Holdings Pte. Ltd.
(SGX100%子会社)
Heliconia Capital Management Pte. Ltd.
(シンガポール政府(財務省)が所有する投資会社テマセクの子会社)
その他



以 上




本件に関するお問い合わせは、広報・IR 室 03-3517-8618 までお願いいたします。

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