横浜冷凍株式会社 公募ハイブリッド社債(サステナビリティボンド)発行のお知らせ

2021 年 9 月 17 日
各 位
会社名 株式会社大和証券グループ本社
代表者名 執行役社長 中田 誠司
(コード番号 8601 東証・名証(第 1 部))


横浜冷凍株式会社
公募ハイブリッド社債(サステナビリティボンド)発行のお知らせ


このたび株式会社大和証券グループ本社傘下の大和証券株式会社は横浜冷凍株式会社(以下、「横浜冷凍」)が
サステナビリティボンド※1 として発行する第 1 回利払繰延条項・期限前償還条項付無担保社債(劣後特約付)100 億
円の引受けにおける事務主幹事および Sustainability Bond Structuring Agent※2 を務めましたので、その概要について
お知らせいたします。


横浜冷凍は、創業以来 70 年以上にわたり「会社は社会の公器であり、利益は奉仕の尺度である」という経営理念に
従い、地域のためになる企業であることを常に意識し、日本の食を支える企業としての役割を担ってきました。そして、
事業活動全般を通じ、「お客様の満足」と「地域社会貢献活動」や「環境保全活動」を通じて社会的責任を果たしてきま
した。2020 年11月には、これまでのサステナビリティへの取組みを加速させるべく、「ヨコレイ 事業ビジョン 2030」と「ヨ
コレイ サステナビリティビジョン 2030」を策定しました。


また「世界=人口爆発・日本=人口減少」の不可逆的な人口動態に加え、アフターコロナに端を発する予測不能な
環境変化が予想される中、上記 2 つのビジョン実現に向けたファーストステップとして位置付けた新・中期経営計画(第
Ⅰ期:2020 年 10 月~2023 年 9 月) 下、持続的な企業価値向上を目指すべく更なる事業強化・改革に加え、経営
基盤の整備・強化に取り組んでいます。


横浜冷凍はこのような状況下、「①財務基盤の強化」「②サステナビリティ経営の強化・加速」「③事業・財務戦略の柔
軟性を高める資金調達の多様化」を実現する手段として今後調達を検討している劣後特約付ローン及び本社債の発
行を決定致しました。これらのハイブリッドファイナンスにより、財務基盤の強化を通じた持続的成長を目指しています。


横浜冷凍は、サステナビリティボンドとしての適合性について、株式会社日本格付研究所(以下、「JCR」)により、環
境省の「グリーンボンドガイドライン 2020 年版」及び ICMA の「サステナビリティボンド・ガイドライン 2021」、「グリーンボ
ンド原則 2021」及び「ソーシャルボンド原則 2021」に適合している旨、JCR より「JCR サステナビリティボンド評価※3」の
最上位評価である「SU1」の評価を取得しております。
URL: https://www.jcr.co.jp/greenfinance/
 本公募ハイブリッド社債(サステナビリティボンド)の概要
社債の名称 横浜冷凍株式会社第 1 回利払繰延条項・期限前償還条項付無担保社
債(劣後特約付)(サステナビリティボンド)
社債総額 金 100 億円
当初利率 年 0.760%(注)
払込期日 2021 年 9 月 27 日
償還期限 2058 年 9 月 27 日
期限前償還 2028 年 9 月 27 日以降の各利払日に横浜冷凍の裁量により期限前償還
可能。また、払込期日以降に税制事由又は資本性変更事由が生じ、かつ
継続している場合は期限前償還可能
利払日 毎年 3 月 27 日及び 9 月 27 日
利払の任意停止 横浜冷凍の裁量により、本社債の利息の支払の全部又は一部を繰り延べ
ることが出来る
優先順位 本社債の弁済順序は横浜冷凍の一般の債務に劣後し、普通株式に優先
する
取得格付 BBB(JCR)
資本性 JCR から 50%の資本性の認定を受ける。
募集の方法 一般募集
主幹事 大和証券株式会社、みずほ証券株式会社、SMBC日興証券株式会社
Sustainability Bond Structuring Agent 大和証券株式会社
振替機関 株式会社証券保管振替機構
財務代理人 株式会社みずほ銀行
(注)2021 年 9 月 27 日の翌日から 2028 年 9 月 27 日までは固定利率、2028 年 9 月 27 日の翌日以降は
変動利率(2028 年 9 月 28 日に金利ステップアップ)


(※1)サステナビリティボンド

企業や地方自治体等が、国内外のグリーンプロジェクト及びソーシャルプロジェクト双方に要する資金を調達するために発行

する債券

(※2)Sustainability Bond Structuring Agent

サステナビリティボンド・フレームワークの策定及びセカンドパーティーオピニオン等外部の第三者評価の取得に関する助言

等を通じて、サステナビリティボンドの発行支援を行う者

(※3)JCR サステナビリティボンド評価

サステナビリティボンドの発行により調達される資金がグリーンボンド原則及びソーシャルボンド原則に例示されるプロジェクト

等に充当される程度並びに資金使途等に係る管理、運営及び透明性確保の取り組みの程度に関する、JCR の総合的な意

見の表明
大和証券グループは、2018 年に SDGs 推進委員会を設置し、経営戦略の根底に SDGs の観点を取り入れると
共に、持続可能な社会の実現に資する商品・サービスの提供に努めてまいりました。本年 5 月には、経営ビジョン
“2030Vision”を策定・公表し、「貯蓄から SDGs へ」をコアコンセプトに、資金循環の仕組みづくりを通じた SDGs の
実現を目指しています。本債券の引き受けはそうした取組みの一環であり、今後も当社グループは、サステナブ
ルで豊かな社会の創造に向けて貢献してまいります。
以 上


(ご参考)大和証券グループの SDGs に関する取組み:
https://www.daiwa-grp.jp/sdgs/?cid=ad_eir_sdgspress
お取引にあたっての手数料等およびリスクについて


手数料等およびリスクについて
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れた委託保証金の額を上回るおそれがあります。
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却対価)のみを受払いいただきます。円貨建て債券は、金利水準の変動等により価格が上下し、損失
が生じるおそれがあります。外貨建て債券は、金利水準の変動に加え、為替相場の変動等により損失
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変化、およびそれらに関する外部評価の変化等により、損失が生じるおそれがあります。
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商号等:大和証券株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第108号
加入協会:日本証券業協会、一般社団法人日本投資顧問業協会、一般社団法人金融先物取引業協会、一般
社団法人第二種金融商品取引業協会

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