山梨県甲斐市木質バイオマス発電所に関する基本協定書の締結について

2021 年 7 月 19 日
各 位
会社名 株式会社大和証券グループ本社
代表者名 執行役社長 中田 誠司
(コード番号 8601 東証・名証(第 1 部))




本日、大和エナジー・インフラ株式会社よりプレスリリース「山梨県甲斐市木質バイオマ
ス発電所に関する基本協定書の締結について」を発表いたしましたので、ご報告申し上げま
す。




以 上
2021 年 7 月 19 日
各 位
大和エナジー・インフラ株式会社


山梨県甲斐市木質バイオマス発電所に関する基本協定書の締結について

大和エナジー・インフラ株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:松田守正/以下、 「当社」と
いいます。
)は、当社の運営する DS グリーン発電甲斐合同会社(職務執行者:滝澤誠、本社:東京都港
区)が山梨県甲斐市における木質バイオマス発電所の開発に関して甲斐市と基本協定書を締結しました
ことをお知らせいたします。


甲斐市は、地域資源であるバイオマスの活用により自律的で持続可能なまちづくりの構築を目指すた
め、平成 27 年 7 月に「甲斐市バイオマス産業都市構想」を策定し、本発電所を同構想における重点プロ
ジェクトに位置付けています。DS グリーン発電甲斐合同会社は基本協定書を甲斐市と締結の上、相互に
連携しながら本発電所の開発を進めてまいります。


木質バイオマス発電は、二酸化炭素の削減に貢献するカーボンニュートラルな発電方法であることに
加えて、これまで山林に放置されてきた林地残材に、燃料としての新たな価値を付加することによって
適切な森林保全に資するものです。本発電所の発電出力は 6,950kW で年間 8 万トン程度の未利用材及び
一般材等の利用を計画しており、林業を活性化すると共に新たな産業・ 雇用を生み出し地域経済の活性
化にも貢献する事業です。


当社は本発電所向けに事業会社として設立された DS グリーン発電甲斐合同会社に資金拠出し、木質バ
イオマス発電所の開発及びコンサルティングサービスを提供するグリーン・サーマル株式会社(代表取
締役社長:滝澤誠、本社:東京都港区)による監修のもと、開発を進めます。


大和証券グループは、2018 年に SDGs 推進委員会を設置し、経営戦略の根底に SDGs の観点を取り入れ
ると共に、持続可能な社会の実現に資する商品・サービスの提供に努めてまいりました。本年 5 月には、
経営ビジョン“2030Vision”を策定・公表し、
「貯蓄から SDGs へ」をコアコンセプトに、資金循環の仕
組みづくりを通じた SDGs の実現を目指しています。
本件はそうした取組みの一環であり、今後も当社グループは、サステナブルで豊かな社会の創造に向
けて貢献してまいります。





1. 本発電所の概要
名称 甲斐双葉発電所
所在地 山梨県甲斐市岩森 2714 番 1 他
発電所用地面積 約 2.1 ha
発電事業会社 DS グリーン発電甲斐合同会社
発電出力 6,950 kW
想定年間発電量 約 4,800 万 kWh
※一般家庭 約 1.3 万世帯分の年間使用電力に相当
※1 世帯あたり 3,650 kWh で算出
造成工事着工 2021 年 10 月を予定(甲斐市施工)
運開予定日 2024 年 2 月までに運転開始予定




2. SDGs 17 の目標 ※本件は以下 4 つの目標に資するものです。
【目標 7 】 : エネルギーをみんなに そしてクリーンに
バイオマス発電への投資を通じた再生可能エネルギーの導入を推進します。
【目標 11】 : 住み続けられるまちづくりを
地域分散型電源として、将来的なスマートシティ構想の実現に寄与します。
【目標 13】 : 気候変動に具体的な対策を
非化石電源への投資を通じて CO2 の発生を抑制し、地球温暖化防止に寄与します。
【目標 15】 : 陸の豊かさも守ろう
バイオマス発電所での未利用材の利用は、森林の維持に寄与します。




以 上

(ご参考)大和証券グループの SDGs に関する取組み:
https://www.daiwa-grp.jp/sdgs/?cid=ad_eir_sdgspress

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