大和エナジー・インフラの組成した北海道メガソーラー私募ファンドに北海道電力と北洋銀行が投融資を実施

2020 年 4 月 30 日
各 位
会社名 株式会社大和証券グループ本社
代表者名 執行役社長 中田 誠司
(コード番号 8601 東証・名証(第 1 部))




本日、大和エナジー・インフラ株式会社、北海道電力株式会社、株式会社北洋銀行よりプ
レスリリース「大和エナジー・インフラの組成した北海道メガソーラー私募ファンドに北海
道電力と北洋銀行が投融資を実施」を発表いたしましたので、ご報告申し上げます。




以 上
× ×
2020 年 4 月 30 日
各 位


大和エナジー・インフラ株式会社
北 海 道 電 力 株 式 会 社
株 式 会 社 北 洋 銀 行




大和エナジー・インフラの組成した北海道メガソーラー私募ファンドに
北海道電力と北洋銀行が投融資を実施


このたび、大和証券グループの大和エナジー・インフラ株式会社(以下、
「大和エナジー」

が組成した、北海道岩見沢市および釧路市で運転中の太陽光発電所を投資対象とする「北海
道メガソーラー私募ファンド」
(以下、
「本ファンド」(本年 3 月 30 日付で運用を開始)に

対し、北海道電力株式会社(以下、
「北海道電力」
)は、主要な出資者として、また、株式会
社北洋銀行(以下、
「北洋銀行」)は、主要なレンダー※として参画することになりましたの
で、その概要についてお知らせします。


本ファンドは、
「エネルギー及びファイナンスの地産地消」をコンセプトに、大和エナジ
ーが北海道内の事業会社には主に発電所の運営面でのサポートを、北海道内の金融機関に
は主にファイナンス面でのサポートを広く呼びかけていたところ、今般、北海道に根ざす企
業である北海道電力および北洋銀行と協議が整ったものです。全国各地に太陽光発電所を
有する分散型ポートフォリオのファンドは多数存在しますが、本ファンドは、特定の地域に
限定したポートフォリオであることが特徴です。


北海道電力は、地域の電力会社として当該コンセプトに賛同し、本ファンドへの出資を行
うとともに、地域の再エネ電源として安定的に稼働させていくことを企図しております。


北洋銀行は、地域の金融機関として当該コンセプトに賛同し、グリーンローンを通じて資
金提供を行うことで、地域資産を地域金融で支えていくことを企図しております。





大和証券グループ、北海道電力、北洋銀行は、当該コンセプトに基づくファンドの組成が、
国連が掲げる持続可能な開発目標(SDGs)における「目標 7:エネルギーをみんなに そし
てクリーンに」「目標 11:住み続けられるまちづくりを」「目標 12:つくる責任つかう責
、 、
任」「目標 13:気候変動に具体的な対策を」の各目標の達成に資するものであり、今後も

北海道内において同様の取り組みを展開していきたいと考えております。


※ 融資を行う金融機関のことをいい、本ファンドでは、グリーンローン(環境認証付、日本格付研究所 A 格付与)に

よる調達を行うこととしております。



【添付資料】ファンドの概要等について


以 上



本件に関するお問い合わせ先
大和エナジー・インフラ株式会社 経営企画部 TEL:03-5555-6100
北海道電力株式会社 広報部広報企画グループ TEL:011-251-4076
株式会社北洋銀行 経営企画部広報室 TEL:011-261-1317





添付資料


ファンドの概要等について


■ファンドの概要
名称 北海道メガソーラー私募ファンド
ファンド会社名 合同会社北海道再エネ推進プラットフォーム
投資対象 下表のとおり
ファンド資産規模 約 50 億円
アセットマネージャー 大和リアル・エステート・アセット・マネジメント株式会社
ファンド出資者 北海道電力株式会社、大和エナジー・インフラ株式会社他
グリーンボンド及びグリ 株式会社北洋銀行他
ーンローン資金提供者


■投資対象
発電所名 岩見沢太陽光発電所 釧路益浦太陽光発電所 釧路望洋太陽光発電所

所在地 北海道岩見沢市上幌向町 北海道釧路市益浦 北海道釧路市桜ヶ岡

パネル容量 約 9MW 約 2MW 約 1MW

売電開始時期 2016 年 2 月 2014 年 11 月 2014 年 11 月





■本ファンドの調達スキーム図

合同会社(SPC)




グリーンローン※ 融資又は購入
北洋銀行を含む、
及び
複数のレンダー及び
グリーンボンド※ 元利払等
岩見沢市 ボンド投資家
を通じた調達
及び釧路市の
太陽光発電所
(運転中)

出資
匿名組合 北海道電力、
出資 大和エナジーを含む
による調達 配当等 複数の投資家



※ ㈱日本格付研究所による評価(2020年3月27日)
信用格付評価: A
グリーンボンド/ローン評価: Green1



■関連各社の概要
大和エナジー・インフラ株式会社
本社:東京都千代田区、代表取締役社長:松田守正(まつだ もりまさ)


北海道電力株式会社
本社:北海道札幌市、取締役社長:藤井裕(ふじい ゆたか)


株式会社北洋銀行
本社:北海道札幌市、取締役頭取:安田光春(やすだ みつはる)


■大和証券グループの取り組み
大和証券グループは、リテール、グローバル・マーケッツ、グローバル・インベスト
メンツ・バンキング、アセット・マネジメント、投資のコア事業を中心に構成されるア
ジアを代表する総合証券グループです。2018 年度からスタートした中期経営計画
「“Passion for the Best”2020」において、ハイブリッド型総合証券グループとしての
「新たな価値」の提供を目指し、社会課題の解決に資する事業の構築につとめておりま
す。大和エナジーは、エネルギー・インフラ分野の資産に対する投資を専門的に行う自
己投資部門の中核会社であり、これらの資産を裏付けとした金融商品を開発し、販売す
ることにより、SDGs の達成に貢献することを目指しております。



■ほくでんグループの取り組み
ほくでんグループは、総合エネルギー企業として、ESG をこれまで以上に重視し、今後
も北海道の経済やお客さまの暮らしを支え、事業の持続的な成長と持続可能な社会の実
現を目指します。北海道の皆さまと共に新たな価値を創り上げる「共創」の考え方に基
づき、低炭素化や地域経済の発展へ貢献していきます。


■北洋銀行の取り組み
北洋銀行グループは、銀行業務を中心にリース業務やクレジットカード業務などの金
融サービスに係る事業を行っており、地域経済の活性化に貢献すべく多様な金融商品・
サービスを提供しております。2018 年 12 月には「北洋銀行SDGs宣言」を表明し、北
海道における持続可能な社会の実現に向け取り組んでいます。


■SDGs17 の目標 ※本件は以下 4 つの目標に資するものです。
【目標 7】
:エネルギーをみんなに そしてクリーンに
太陽光発電への投資を通じた再生可能エネルギーの導入により、
クリーンなエネルギー供給を推進します。
【目標 11】
:住み続けられるまちづくりを
地域の電源を、地域による運営・出資により支え、地域の電力供
給の一端を担うことで、持続可能なまちづくりに寄与します。
【目標 12】
:つくる責任つかう責任
再エネ電源をただ建設するのではなく、地域の環境や社会への影
響も考えたうえで責任をもって運営し、長期的な視野の下で活用す
ることで、持続可能な社会に貢献します。
【目標 13】
:気候変動に具体的な対策を
化石燃料を用いない電源への投資を通じて、二酸化炭素の発生を
抑制し、地球温暖化防止に寄与します。


以 上





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