マレーシアにおける連結子会社の事業開始に関するお知らせ

2023 年9月1日
各 位
会 社 名:ア コ ム 株 式 会 社
代表者名:代表 取 締役 社 長 木下 政孝
(コード番号:8572 東証スタンダード)
問合せ先:広 報 ・ I R 室 長 岡本 貴史
電話番号:0 3 - 6 8 6 5 - 6 4 7 4


マレーシアにおける連結子会社の事業開始に関するお知らせ

当社は、マレーシアに設立した連結子会社「ACOM(M) SDN.BHD.(以下、ACM)」が、2023 年9月1日
(金)に個人向け融資事業を開始いたしましたので、お知らせいたします。





1.会社概要
(1) 名称 ACOM(M) SDN.BHD.
(2) 本社所在地 D-07-06 & D-07-07, MENARA SUEZCAP 1, KL GATEWAY, No.2, JALAN
KERINCHI, GERBANG KERINCHI LESTARI, 59200 KUALA LUMPUR,
MALAYSIA
(3) 代表者 大澤 正人(アコムより派遣)
(4) 設立日 2021 年7月 23 日(金)
(5) 資本金 32 百万マレーシアリンギ(約 10 億円)
(6) 株主構成 当社 100%
(7) 事業内容 個人向け融資事業
(8) 事業展開エリア マレーシア首都圏
(9) 事業開始日 2023 年9月1日(金)


2.市場環境
〇マレーシアにおいては、事業展開を想定している首都圏はもとより、全国的に生活水準が
高く、安定した経済成長と人口増加が見込まれ、今後も旺盛な消費性資金の需要が期待で
きます。




アコム株式会社
3.進出背景
〇当社は、常にお客さまを起点として、「新しい便利を提供するアコム」、そして、より多
くの国々のマーケットでも利用される「世界のアコム」を目指しております。
〇アコムのノウハウや海外子会社の運営で培ったこれまでの経験を活かし、マレーシアにお
いても、健全な消費者信用市場の発展に貢献できるものと考えております。


〇マレーシアは、既存進出国であるタイ王国やフィリピン共和国への進出当時の状況とは異
なり、「一定程度成熟した経済状況」「上限金利を含む各種制約条件」の中でのチャレンジと
なります。マレーシアへの進出を通じて、今後の更なる海外展開に繋げていきたいと考え
ております。


4.事業運営方針
〇マレーシアの貸金業においては、1店舗ごとに1事業ライセンスが必要となる制約がありま
す。そのため、当面の間は、クアラルンプールの本社1拠点で事業を運営する予定です。
〇2020 年 11 月に貸金業のオンライン契約を可能とする事業者認可制度が開始されており、現
在 ACM として認可申請中です。認可が得られ次第、オンライン完結のサービスを提供してい
く予定で準備を進めております。


5.業績に与える影響
本件による当期の業績への影響は軽微であります。


以 上


【ご参考】



▼ 開業式典(9月1日)の様子




(左から ACM Pang Chia Tyng 秘書役、大澤 MD、 ▲本社外観
当社 木下社長、ACM 楠本取締役)




アコム株式会社
アコム木下社長のコメント
世界には、欲しいものや、やりたいことがあるにも関わらず、手元に資金が無く、また金融サー
ビスにアクセスできないがため手に入れることが叶わない方がたくさんいらっしゃいます。このよ
うなお客さまの「今欲しい」「今したい」にスピード感をもって応えるとともに、その国々の経済発
展にも貢献していきたいと考えています。
マレーシアの平均年齢は 28.5 歳と、日本の 48 歳に比べて非常に若く、消費意欲の高さに魅力を
感じています。そして、実際にマレーシアを訪れ、若いだけではなく非常に活気に満ちた国だと感
じました。
この国の、活気あふれる人々の「今欲しい」
「今したい」という多くのニーズに、ローン事業を通
して応えていきたいと考えています。


ACM 大澤 Managing Director のコメント
2017 年から、本格的にマレーシア市場の調査を開始し、非常に魅力的な進出国であると認識して
いました。途中、新型コロナウイルス感染症の影響により計画が中断したこともありましたが、よ
うやく本日、開業の日を迎えられたことを嬉しく思います。
これからは、私たちアコムマレーシアのミッションである「マレーシアの豊かな暮らしの実現
と、マレーシア経済・金融ビジネスの発展に貢献する」に基づき、事業を推進していきます。




アコム株式会社

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