サーキュラーエコノミーに向けた事業スキーム構築に係る基本合意のお知らせ
2022 年 11 月7日
各 位
会社名 み ず ほ リ ー ス 株 式 会 社
代表者名 代表取締役社長 津 原 周 作
(コード:8425 東証プライム市場)
問合せ先 コ ー ポ レー ト コミ
武 知 子
ュ ニ ケ ーシ ョ ン部
電話番号 03-5253-6540
サーキュラーエコノミーに向けた事業スキーム構築に係る基本合意のお知らせ
みずほリース株式会社(以下、当社)とTREホールディングス株式会社(以下、TREホールデ
ィングス)は、
「高度循環型社会」「脱炭素社会」の実現に向け、サーキュラーエコノミーに向けた
・
事業スキーム構築に係る基本合意を行いました。また、その第一弾として当社グループが所有する物
件の処理に関してTREホールディングスの子会社であるリバー株式会社と包括的な協定を締結しま
したので、下記のとおりお知らせいたします。
記
1. 概要
世界的な人口増加に伴う資源の枯渇や地球温暖化・生物多様性の喪失等の環境問題により、リニア
エコノミー(直線型社会)からサーキュラーエコノミー(循環型社会)への移行が強く求められてい
ます。
このような環境下において、当社は、環境・社会課題への取り組みの重要性がますます高まるな
か、更なる持続可能な社会の実現と成長を目指していくため、「循環型経済の牽引」「脱炭素社会実現
への貢献」を含む優先的に取り組むべき6つの重要課題(マテリアリティ)を特定し、メーカー等と
連携しながらサブスクリプション型サービスを提供するなど、ビジネスによる社会課題の解決を推進
してまいりました。
また、TREホールディングスは、地球規模での深刻な環境破壊や気候変動の影響に対して、
「高
度循環型社会」ならびに「脱炭素社会」の実現への貢献を目指しており、
「総合環境企業」としてサ
ーキュラーエコノミーの実現に向けた取り組みを加速させるため、動静脈産業間連携等による新たな
ビジネスモデルの構築を推進しております。
今般、さまざまなメーカーや販売会社と連携し、リースやレンタル、サブスクリプションサービス
等のソリューションを提供している当社と、鉄・非鉄スクラップ、使用済自動車や廃家電等の資源リ
サイクル、及び、建設系廃棄物を主とする廃棄物処理と再資源化事業や再生可能エネルギー事業等を
行うTREホールディングスは、両社の目指す姿が合致するとの共通認識から、事業パートナーとし
ての基本合意および協定締結に至りました。
2. 今後の展望
「高度循環型社会」「脱炭素社会」の実現へ向け、両社が協働して素材・製品メーカー等とも連携
・
し、サーキュラーエコノミー・プラットフォームの構築や、資源循環、温室効果ガス(GHG)排出
量の可視化・削減に取り組んでまいります。
また、取り組みの一環として、GHG排出量を算出・報告する際の国際的な基準である「GHGプ
ロトコル」におけるSCOPE3のデータの収集を行い、製品のライフサイクルにおけるGHG排出
量を正確に把握することによって脱炭素社会の実現に貢献すると共に、みずほリースを通じた動脈産
業側の企業と静脈産業側の企業の連携による資源循環の仕組みづくりを推進いたします。
今後、当社が有する顧客基盤や情報ネットワーク、知見、各種ソリューションノウハウと、TRE
ホールディングスが有する収集運搬を含む機動力、中間処理施設における高度な選別・再資源化技術
やエネルギー化ノウハウを掛け合わせることで、
「高度循環型社会」「脱炭素社会」の実現へ貢献し
・
てまいります。
3. 今後の見通し
本件が 2023 年 3 月期の当期連結業績予想に与える影響はございません。
以上
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