株主様アンケート調査結果に関するお知らせ

平成 28 年6月 20 日

各 位

会 社 名 三 谷 産 業 株 式 会 社
代表取締役社長 饗 庭 達 也
コード番号 8285(東証・名証第一部)
本社所在地 石川県金沢市玉川町1番5号
問い合わせ先
責任者役職名 常務取締役 財務担当
氏 名 西 野 誠 治
T E L 076( 233 )2151



株主様アンケート調査結果に関するお知らせ



昨年 12 月から本年1月にかけて実施いたしました当社初となる株主様アンケート調査において、当初想定
を大きく上回る多数のご回答を賜り、深く感謝申し上げます。ここに調査結果をご報告いたします。
当社グループでは首都圏・北陸・ベトナムを中心に6つの事業を展開しているため、株主・投資家の皆様か
ら実体が分かりづらいとの声をいただくこともあり、株主の皆様に当社グループの事業や取り組みに関する理
解をより一層深めていただくととともに、建設的な対話の機会を設けたいとの趣旨から、当社取締役会にて実
施を決定したものです。
自由記述欄での株主の皆様からの温かいメッセージや建設的なご提言に、役員一同思いがけず勇気づけられ
るとともに、当社グループの発展に尽力する想いをより強く抱きました。
当社の株主様数は、本年3月末現在では 8,641 名(前年同期比 2,009 名増)となっており、新たに当社株主
になられた方も多くいらっしゃるかと思います。そのような方も含めて、一人でも多くの株主様に当社を末永
く応援していただけるよう、役員・社員一丸となって取り組んでまいります。




アンケート調査概要

調査対象 全株主様 6,087 名 (平成 27 年9月末現在)
調査方法 第 91 期第2四半期株主向け報告書に同封(平成 27 年 12 月1日発送)
調査期間 平成 27 年 12 月1日~平成 28 年1月8日
集計対象ハガキ 2,040 通
返送率 33.5%
当選プレゼント ニッコー㈱製ビアタンブラー ペアセット(18,000 円相当)



次ページ以降には、第 91 期定時株主総会でのアンケート調査結果報告等についても記載しています。





<アンケート調査結果報告>
このアンケートは、当社が複数の事業領域を展開し
ているため、株主や投資家の皆さまから、当社の実体
がわかりづらいというお声をいただくことが多かった
ことから、今後のIR活動に取り組むうえで、株主の
皆さまからもお声を頂戴したく実施したものです。今
回のアンケートを実施したことで、株主の皆さまから
の温かいお気持ちや励ましのメッセージに、役員・従
業員一同、大変勇気づけられましたこと、まずは感謝
申し上げたいと思います。




このたびは、当時 6,000 名超の株主の皆さまの中か
ら、2,040 名の方がアンケート調査にご協力をいただ
き、私どもの想定以上のご回答数を頂戴しました。
特に 33.5%という返送率は非常に高い水準であり、
一般的な株主さまアンケートでは、返送率は 10%程
度と聞いておりましたので、大変驚き、また株主の皆
さまが私どもを見ていてくださっているということに
大変勇気づけられました。
そのため、当初は 30 個を予定しておりました抽選
のプレゼントを、50 個に増やしました。


通常、株主の皆さまの年齢構成は分からないもので
すが、今回のアンケート結果により全体像を窺い知る
ことができました。一般的には、50 代以下の株主さ
まが約 40%のところ、当社は約 60%と他社と比較し
ましても年齢の若い株主さまが多いことが分かりまし
た。今後の永続的な成長のためには、若い世代の皆さ
まが長期保有を表明してくださっていることは大変嬉
しいことだと考えております。





また、当社の株式を購入したきっかけ、あるいは継
続保有の理由については、ご覧のような結果となりま
した。当社の株主優待制度が皆さまに好意的に受け入
れていただいていることが分かりました。当社の事業
の成長性や将来性に対して投資をしていただいている
ということも、経営陣一同大変嬉しく思っております。




当社グループ事業の認知度については、長きにわた
り行っております上から三番目の化学品販売事業のほ
か、ジェネリック医薬品、ベトナム事業、空調設備の
新築・リニューアル、サプリメント原料製造、自動車
部品の製造事業など、当社が成長戦略として注力して
いる事業の認知度が高いことが分かりました。
また、これは右下に総回答者数に占める割合と記載
がございますが、複数選択の設問でございました。結
果としては、複数の異なるセグメントの事業を知って
いるとご回答くださった方がほとんどで、以前は当社
のことを「情報システム」の会社と見る向きも非常に大きかったと聞いておりますが、今では多岐にわた
った事業展開を行う「総合商社」としてご認識いただけていることも分かりました。
一方で、成長事業であると私どもが考えているにもかかわらず、まだまだ認知度の低い事業も、グレー
で塗られた部分を中心に多いことが分かりました。今後の情報発信やIR活動の参考にさせていただきた
く思います。


こちらは、同様に、事業そのものではなく、事業環
境の整備や社会貢献を含めた当社グループの取り組み
についても認知度を設問といたしました。先ほどの設
問と合わせたご回答の傾向からは、三谷産業について、
営利活動以外のことも含めて多面的にご認識いただけ
ている方が非常に多くいることが分かりました。
一方で、こちらもやはり、もっと多くの方に知って
いただきたいと考えている事柄があることもまた事実
でありますので、いただいたお声を今後のIRやPR
に活かしてまいりたいと考えております。
自由記述欄からは、「これだけ良いことを沢山やっているのだから、もっと広報活動に力を入れてはど
うか」というお声を沢山頂戴いたしました。今後は、多様な側面それぞれの、さらなる認知度向上のため
にも、全国的なPRについても検討を深めていきたいと思います。



こちらは当社株式の今後の保有方針のグラフです。
大半の方が、長期保有または中期保有、というご回答
をくださっております。この傾向も他社平均には見ら
れないものでした。




こちらは今後の保有方針を世代別に表したグラフで
す。世代によって異なる傾向が見える場合には、将来
の株価変動傾向に大きな波が来ることも予測されそう
でしたが、60 代以上の方々、40~50 代の現役層の
方々および 30 代以下の若い世代の方々のいずれの世
代においても、長期保有または中期保有という方針を
お持ちであるということを示しています。
60 代以上の長期保有の株主の皆さまが、これまで
の長いお付き合いに重ねて、これからも長期的に株主
でいてくださるということでもあり、先ほど割合が高
めであると申し上げた若い世代の株主さまにおかれましては、当社のことを長期的に見てくださっている
ということでもあります。
私どもといたしましても、長期に渡って末永く、株主の皆さまとお付き合いさせていただきたく考えて
おりますので、このご回答傾向は大変嬉しく思っております。


また、アンケートの最後には自由記述欄をご用意し
ておりました。今回ご返送いただいた 2,040 名の方か
ら、なんと 1,006 件もの、当社の今後の成長・発展に
向けたメッセージをいただきました。
特に、当社への期待や激励を込めたメッセージが多
く、「北陸」、「ベトナム」、「多事業展開」、「知
名度向上」、「社会貢献」といったキーワードをお使
いになりながら、当社の今後の発展を強くご期待いた
だき、激励、応援をいただく非常に温かいメッセージ
を大変多く頂きました。
三谷産業での株主さまアンケートは多くの側面でユニークな結果だったと聞いておりますが、なかでも
この自由記述欄における激励や応援の多さは、一般的な回答傾向と比べても圧倒的に多く、実施に際して
ご協力をいただいた三菱UFJ信託銀行様からは、「読んでいてここまで温かい気持ちを感じるアンケー
ト結果は滅多にありません」とのご感想を頂戴いたしました。報告を受けた取締役会全員で、自由記述の
一件一件、ひとつひとつをすべて大切に読ませていただきました。


皆さまの温かいご支援のお気持ちに、三谷産業の役員・従業員一同、あらためて感謝申し上げます。誠
にありがとうございました。今後ともよりいっそう、当社の事業や事業以外の取り組みを通じて存在価値
を発揮し、社会に貢献し、また株主の皆さまと少しでも多くの価値を、少しでも長く、分かち合うことの
できる会社であり続けることができますよう邁進してまいります。
株主の皆さまにおかれましては、何卒、変わらぬお引き立てを頂戴したく、よろしくお願い申し上げま
す。


(ご参考)
<地域> <世代>

北海道 1.6% 80代以上 4.0%
東北 3.0% 70代 10.2%
関東 34.4% 60代 25.2%
中部 32.2%
50代 20.2%
近畿 20.0%
中国 3.3%
40代 21.8%
四国 1.9% 30代 14.6%
九州・沖縄 3.6% 20代以下 4.0%


<保有株式数> <保有期間>

5,000株以上 4.2% 10年以上 10.7%
5~10年未満 4.7%
3,000~5,000株未満 3.1%
3~5年未満 3.3%
1,000~3,000株未満 14.1%
2~3年未満 5.2%
500~1,000株未満 3.4%
1~2年未満 30.2%
100~500株未満 66.8% 半年~1年未満 38.7%
100株未満 8.4% 半年未満 7.2%

<株式購入・取得のきっかけ> <株式購入・継続保有の理由>

株主優待情報誌 33.5% 株主優待制度 57.1%
会社四季報 31.2% 成長性・将来性 43.4%
情報誌・新聞 23.2% 配当期待 20.8%
金融情報サイト 12.7% 値上がり益期待 18.3%
東証への上場 7.8% 財務体質・健全性 12.7%
当社ホームページ 6.7% 多岐にわたる事業展開 12.4%
NISA口座の活用 4.7% ※上位7位まで表示 株価の割安感 12.2% ※上位7位まで表示
※総回答者数に占める割合 ※総回答者数に占める割合





<今後の保有方針> <今後の当社のIR活動に期待すること>


長期保有(5年以上) 67.6% 株主向け報告書の充実 28.3%
マスメディアへの露出 23.9%
中期保有(2~4年程度) 23.7%
個人投資家向け情報誌活用 23.7%
短期保有(1年程度) 2.5% 当社ホームページの充実 21.5%
当社施設見学会 17.6%
買い増し 4.4%
各地での会社説明会開催 13.4%
売却予定(売却済み) 1.8% 株主総会の充実 11.5%
※総回答者数に占める割合


<当社グループの事業について知っていること>


ジェネリック医薬品原薬製造 44.0%
ベトナム事業 39.2%
化学品の販売 36.9%
空調設備の新築・リニューアル 19.6%
健康食品・サプリメント原料製造 17.8%
自動車向けプラスチック製品製造 17.3%
石油製品の販売 16.5%
住宅設備の新築・リノベーション 16.4%
LPガス供給 11.6%
オリジナルキッチン・収納製造 11.2%
富士通子会社との合弁会社設立 11.0%
インターネットデータセンター 10.8%
「POWEREGG」 5.2%
海外工場初の健康食品GMP認定 4.3%
オフショアでのシステム開発 3.1%
※総回答者数に占める割合





<当社グループの取り組みについて知っていること>



単元株式数100株への変更 34.4%
ベトナム進出21年 22.3%
創業87年 16.9%
三谷情報フェアの開催 13.9%
個人投資家向け会社説明会開催 12.2%
継続的な被災地支援活動 10.9%
東証IRフェスタへの出展 10.2%
名証IRエキスポへの出展 8.6%
金沢本社でのウォーターミスト設置 7.9%
東京ショールーム 7.5%
絹絵修復プロジェクト 7.2%
社屋の屋上緑化 7.2%
三谷空調セミナーの開催 5.1%
ラ・フォル・ジュルネ音楽祭協賛 4.6%
社外取締役3名体制 3.5%
遊歩道の市民への開放 3.2%
免震・自家発電完備の事務所 3.2%
タマ化学工業㈱の関連会社化 3.2%
第三者割当増資 3.1%
アンビシャスヒルお客様大感謝祭 2.8%
年間30回を超える防災訓練の実施 1.6%
デイライト30・3運動 1.3%

※総回答者数に占める割合




以上





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