「サプライチェーン イノベーション大賞 2021」の受賞に関するお知らせ

PRESS RELEASE

2021年7月12日




「サプライチェーン イノベーション大賞」を受賞
オープンな製・配・販の連携体制による無駄削減の取り組みが評価されました




株式会社スギ薬局(愛知県大府市 代表取締役社長・杉浦 克典)と、ライオン株式会社(東京都
墨田区 代表取締役社長・掬川 正純)
、株式会社PALTAC(大阪府大阪市 代表取締役社長・糟谷
誠一)の3社は、
「オープンな製・配・販の連携で在庫適正化と返品削減」の取り組みが評価され、
「サプライチェーン イノベーション大賞2021」の「大賞」を受賞しました。表彰式は、2021年
7月9日(金)に開催された「製・配・販 連携協議会※ 総会/フォーラム」にて行われました。




「サプライチェーン イノベーション大賞」は、製・配・販連携協議会がサプライチェーン全体の
最適化に向け、製・配・販各層の協力の下で優れた取り組みを行い、業界を牽引した事業者に対しそ
の功績を表彰するものです。

※製・配・販連携協議会:メーカー(製)
、中間流通・卸(配)
、小売(販)の協働により、サプライチェ
ーン全体の無駄を無くすとともに、新たな価値を創造する仕組みを構築することで、産業競争力を高
め、豊かな国民生活に貢献することを目的に 2011 年 5 月に設立された協議会


【受賞概要】
今回の取り組みは、課題となっている「過剰在庫」や「返品」に対して、スギ薬局とライオン、
PALTACの3社が企業の枠を超えて「現場主義」「スピーディー」
「オープン」な連携体制を通
じ、在庫の適正化による返品の削減を実現したものです。
具体的には、「新製品や商品の改廃情報」や「販売促進施策計画」「店舗別配荷数量」などの情報

を早期に共有化し、発売から終売までの店頭オペレーション施策をソリューションモデルとして体系
的に開発して実行する事で、売上拡大を図りながら在庫適正化・返品削減を実現しました。
今後、他の卸、メーカーを加えたスギ薬局内プロジェクトを発足させ、参加企業を拡大し、開発し
たソリューションモデルをオープンにしてまいります。そして、さらなる製・配・販一体となっての
サプライチェーン全体の無駄の削減、新たな価値創出といった成果拡大に取り組んでいきます。
図.商品のライフサイクルに合わせた取り組みの全体像




【今後の展望】
流通の中間に位置するPALTACは、中間流通ならではの機能を強化するとともに、今回の
取り組みのような、小売業様・メーカー様をはじめサプライチェーン全体の連携・協働を深化さ
せていきます。流通の過程で存在するムリ・ムダ・ムラなどの課題を顕在化させ、それぞれの課
題解決に向けて各企業様と共に取り組み、新たな価値提供に挑戦していきます。これらの取り組
みを通じて、お取引先の繁栄と人々の豊かで快適な生活の実現とサステナブルな社会の実現を目
指していきます。


◆表彰式について
2021年7月9日(金)、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から「サプライチェーンイノベ
ーション大賞2021」の表彰式はオンラインにて開催されました。


【関連情報】
・経済産業省
https://www.meti.go.jp/press/2021/07/20210709005/20210709005.html


・PALTAC ホームページ
http://www.paltac.co.jp/
以 上


本件に関するお問い合わせは下記までお願いいたします。
経営企画室・嶋田(TEL 06-4793-1090)

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