「緑の募金」への寄付に関するお知らせ

PRESS RELEASE
2022 年 12 月 19 日




『緑の募金』への寄付に関するお知らせ
~流通過程で発生するダンボール破材再資源化のエコシステム構築~


株式会社PALTAC(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長 糟谷誠一 以下、PALTAC)は、本日開催
の取締役会において、株式会社宮崎様(本社:愛知県清須市、代表取締役社長 梅田慎吾 以下、宮崎様)
と協調し、『緑の募金』に寄付を行うことを決議いたしましたのでお知らせします。


当社は、化粧品・日用品、一般用医薬品を取り扱う中間流通事業者であり、売上高は年間 1 兆円を超
え、出荷個数では年間約 35 億個、国民一人当たり 30 個の商品の流通を担っています。当社物流セン
ターではメーカー様から仕入れた商品を、小売業様毎もしくは店舗様毎に仕分けする流通加工を行って
います。当社の全国 16 か所の RDC(当社事業の基幹となる大型物流センター)では従来から、メーカ
ー様から仕入れた商品の梱包に使用されていたダンボール破材を効率的にリサイクルする仕組みを物
流センター機能の一部として組み込み、ダンボール破材の100%リサイクルを実現し、年間のリサイクル
量は約 25,000tになっています。




*ダンボール破材が発生する箇所からコンベアで自動集積され破材圧縮機へ自動投入。
*約1t のキューブ状に圧縮加工。直接製紙工場に持ち込める形状となっているため、再生事業者
様の事業所を経由せず直接製紙会社へ搬送することも可能。(リサイクルコスト・CO2削減)


同時にサプライチェーンを俯瞰した場合、小売業様においてもダンボール破材が発生しています。この
状況を考え、当社が物流を受託している小売業様との協力により、納品トラックの帰り便を活用し、店舗
で発生するダンボール破材を回収・当社物流センターに集約し、物流センターで発生するダンボール破
材とあわせてリサイクルするルートを確立しています。納品トラックの有効活用により大きな追加コスト
をかけることなく、ダンボール破材のパッカー車での回収が不要となり、CO2 の削減にもつながってい
ます。
【「緑の募金」への寄付の考え方】
昨今のゲリラ豪雨やそれに伴う地滑りや土石流などの土砂災害により、生活必需品を安定的にお届け
し『人々の豊かで快適な生活に貢献する』という、私どもの目指すべき姿にも影響が出ていると考えて
います。これらを少しでも軽減するために、「土壌保全・土砂災害防止」や「地球環境保全」、「CO2 の吸
収」など様々な機能を有する「森林」を守り育てていく事が大切であると考え、森林保全活動を支援して
いる「緑の募金」に寄付を行うことを決定しました。
また、このような考え方に共感いただいた、当社のダンボール破材の回収を担っていただいている
宮崎様と協調し「緑の募金」への寄付を行ってまいります。このような輪が広がり『人々の豊かで快適な
生活』に貢献できるよう引き続き取り組んでまいります。


【寄付の内容】
PALTAC 及び宮崎様それぞれ毎月 50 万円(年間 600 万円)、両社合計で年間 1,200 万円を目途
に寄付を実施してまいります。なお、両社ともダンボール破材のリサイクルにより得た収入を原資として
寄付を計画しております。


【本取り組みに関連する SDGs】
ダンボール破材のリサイクルの取り組みの中で、空きトラックの活用やパッカー車の削減などによる
CO2 削減や「緑の募金」による森林保全活動を通じて SDGsの目標達成に貢献してまいります。


【宮崎様について】
商 号: 株式会社宮崎 (1969 年 8 月設立)
資 本 金: 2,000 万円
事業内容: 再生資源処理・加工卸・廃棄物処理・紙製品の販売及びそれに関連する業務他
関連会社・協力会社を含め、全国をカバーする回収ネットワークを構築し、
古紙回収量では全国 No.1 の実績を有する企業。


本件に関するお問い合わせは下記までお願いいたします。
経 営 企 画 本 部 嶋 田 (TEL 06-4793-1090)

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