使用済自動車を活用した展開済みエアバッグリサイクルの取り組みのお知らせ

2023 年 10 月 20 日
各 位
会 社 名 中央自動車工業株式会社
代表者名 代表取締役社長 坂田 信一郎
(コード番号 8117 東証スタンダード市場)
問合せ 常務取締役総務本部長 住吉 哲也
(TEL 06-6443-5192)


使用済自動車を活用した展開済みエアバッグリサイクルの取り組みのお知らせ
(ABT、東京海上日動火災保険およびリファインバースグループの3社による協業開始)


当社100%子会社である株式会社ABT(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:藤本 忠、以下
「ABT」)は、展開済みエアバッグのマテリアルリサイクル事業化に向け、東京海上日動火災保険
株式会社(本社:東京都千代田区、取締役社長:広瀬 伸一、以下「東京海上日動」)およびリファイ
ンバースグループ※1(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:越智 晶、以下「リファインバー
ス」)と共同で、使用済自動車から展開済みエアバッグを回収し、リサイクルナイロン樹脂として再
利用するためのスキームについて実証実験を開始することをお知らせいたします。
ABTは東京海上日動から委託を受ける形で、全国各地の解体業者とともに使用済自動車のリユー
ス・リサイクルを含めた適正処理を行っています。
東京海上日動は自動車保険業を運営する中で、自動車事故等による保険金の支払いに伴い、多数の
使用済自動車を取得しています。
リファインバースはエアバッグ基布からシリコーンコーティングを除去し高純度なナイロン樹脂と
してリサイクルする技術を独自開発しリサイクルナイロン樹脂REAMIDE事業を展開しています。
ABT、東京海上日動およびリファインバースは、ABTおよび東京海上日動が持つ使用済自動車
処理のネットワークを活用し、展開済みエアバッグを回収するスキーム構築を目指します。
まずは、2023年11月から東海地区において、2,500台/月程度の使用済自動車から展開済みエアバッ
グを回収する実証実験を開始いたします。実証実験を踏まえて、オペレーション・素材の品質・コス
ト等の検証を行い、2024年度にも全国ネットワークでの取り組みに拡大していくことを目指します。
自動車保険のネットワークを活用して使用済自動車から展開済みエアバッグを回収・リサイクルナイ
ロン樹脂として再利用する試みは国内初の取り組みとなります。

リユース(中古車両)





リユース(中古部品)


れ 事故による 価値判断
全損車 +
回収 処分方法判断 使用済 金属回収・ASR(自動車破砕残さ)
自動車


取 エアバッグ マテリアル リサイクル

組 回収 リサイクル ナイロン樹脂


担 東京海上日動 ABT リファインバースグループ



※1:リファインバースグループは、株式会社リファインバースグループとそのグループ会社を指します。
以上

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